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サイバーエージェントDX、生成AIを活用した POSデータ分析ツール「AI POS(エーアイポス)」を提供開始

DX

株式会社サイバーエージェントDX(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:宮田 岳、以下 サイバーエージェントDX)は、小売業界向けに生成AIを活用したPOSデータ分析ツール「AI POS(エーアイポス)」の提供を開始いたしました。
当社は、2021年11月にサイバーエージェントのグループ子会社として設立されました。デジタルシフトに課題を抱える企業を支援し、収益拡大を目指したDX推進に特化しています。広告事業の立ち上げや、データ基盤の構築、アプリの開発・運用に至るまで、包括的なサービスを提供し、企業の成長をサポートしています。  

この度、新たに提供する「AI POS」は、株式会社サイバーエージェントのAI技術の研究開発組織「AI Lab」※1と連携して開発されました。このツールは、小売業界が抱える複雑なPOSデータを生成AI技術で自動的にレポート化し、誰でも簡単にデータ分析を行えるようにします。これにより、迅速かつ精度の高いビジネス意思決定を支援します。 

本ツールの主な特徴は、ユーザーが週次や月次の売上、昨年比などのデータを手動で確認することなく、必要なタイミングで自動的にレポートが提供される点です。レポートは、メールやSlack、Teamsなどのプラットフォームで受け取ることが可能です。また、LLM(大規模言語モデル)を活用したチャット機能により、質問を入力するだけで、迅速に適切なデータを取得し、分析結果を提供します。 
たとえば、「先月の売上が増加した理由は?」といった質問に対して、関連データをもとに具体的な要因を提示します。また、店舗の店長には担当店舗の売上傾向、商品担当者には各商品の詳細なデータが自動的に表示されるといったように、ユーザーの役割や関心に基づいて個別に最適な分析結果を提供します。 
さらに、「AI POS」ではリテールメディアの効果測定機能も今後追加予定です。これにより、広告キャンペーンの効果を売上データと連携して分析し、投資対効果(ROI)を明確に可視化できるようになります。 
今後もサイバーエージェントDXでは、 POSデータ分析ツール「AI POS」によって小売業界の経営を後押しできるよう、積極的な機能追加及び開発を行ってまいります。

※1 
AI Labについて 
https://research.cyberagent.ai/ 
サイバーエージェントの研究開発組織「AI Lab」は、デジタルマーケティング全般に関わる、幅広いAI技術の研究・社会実装を積極的に進めております。 
近年では、リテールへの応用研究を行うチームも立ち上げ、実店舗や小売店が運営するWebサイト等における行動計測・分析の基盤技術、AI活用による予測技術開発などに取り組んでおり、小売企業をはじめとする様々なマーケティング施策やリテールメディアへの応用を推進しております。

■POSデータ分析ツール「AI POS(エーアイポス)」について