環境
サイバーエージェントは地球環境を保全し、持続可能な社会の実現に貢献するため、環境負荷の低減と事業活動の効率性の維持の両立に取り組んでいます。
-
サイバーエージェントは持続可能な社会の実現に貢献する企業として、気候変動を重要な経営課題のひとつとして認識し、環境負荷の低減と事業活動の効率性の向上に取り組んでまいります。
-
インターネット産業を主とする事業特性から、CO2排出量の算定を国内の主なオフィスからの排出、提供するインターネットサービスのためのデータセンターからの排出、従業員の通勤、出張等を対象範囲とし、2020年度より情報開示に取り組んでいます。
-
機密保持とリサイクル
サイバーエージェントグループの主なオフィスでの文書廃棄には、専用のリサイクルボックスなどを利用し、機密保持とリサイクルを両立しています。 2024年度は、「保護(まもる)くんZERO」((株)日本パープル)のサービスを利用し、機密文書を処理した際に発生したCO2を年間22.5t-CO2オフセットしました。
-
ペーパーレス化の促進
社内文書、請求書、FAX受信用紙等を電子化し、印刷による用紙の使用量を削減しています。また、従業員のコンディション変化発見ツール「Geppo(ゲッポウ)」の開発・提供や契約資料の電子化を進め、業務を効率化することで、従業員が自身の業務に集中できる環境をつくりだしています。
-
スタジオ照明のLED化
ABEMAの撮影に使用しているスタジオでは、スタジオ内照明にLEDを採用し、省電力化による環境負荷の低減を図っています。LEDは熱線や紫外線などの有害光線放出が少なく、出演者の方々の快適性向上にもつながっています。
-
環境配慮型リノベーション
サイバーエージェント子会社の株式会社リアルゲイトは、開発にかかる無駄な廃棄やCO2排出を削減した「環境配慮型ビル再生」を実施しており、築古ビルの躯体及び内外装・設備をできる限り活かすことで建築過程におけるCO2排出量を大幅に削減しつつ、状況に応じて空調・照明・衛生機器などは最新のものへ更新し、エネルギー効率の改善や節電、節水による省コストなオフィス運営が可能です。2024年7月にオープン予定の複合施設「AMBRE」では、100%再生可能エネルギーを使用し、電気の使用によるCO2排出量ゼロを実現します。また、内外装には、炭化コルク、リサイクルボード、エッグペイントなどのサステナブル建材を使用しています。屋上には、周囲を往来する生物の移動中の休憩場所としての役割を担えるようにミニビオトープを設置し、地域の生物多様性向上にも貢献します。
-
サイバーエージェント子会社の株式会社シロクが展開する自然派ライフスタイルブランド「N organic」は、使用済化粧品の空き瓶を砕いて製造した大理石(テラゾー)を直営店内の床やシンク等へリサイクル利用するなど、サステナブルビューティーの取組みを行っています。2020年7月、テラサイクル合同会社との協働により、使用済み化粧品容器を回収し新たな資源として再生する「エコプログラム」を開始しました。