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サービスニュース

GovTech開発センター、 AIによる交通量解析サービス「センサスAI」にて「タブレットによるリアルタイム観測機能」を追加

~施工業者向けに設置工事の効率化と精度向上を両立した機能拡充へ~

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株式会社サイバーエージェント(本社:東京都渋谷区、代表取締役:藤田晋、東証プライム市場:証券コード4751)は、官公庁・自治体のDX推進支援を行う専門開発組織「GovTech(ガブテック)開発センター」が提供するAIによる交通量解析サービス「センサスAI」において「タブレットによるリアルタイム観測機能」を追加いたしました。


■背景 
昨今、自治体ではスマートシティの整備に向け都市の人流や交通量分析を迅速に行うことが求められています。こうした背景から、当社では2022年より高精度で汎用性の高いAIによる交通量解析サービス「センサスAI」の提供を通じ、 調査員の工数削減やリアルタイムな交通量計測の実現に貢献してまいりました。
 
一方、これまで「センサスAI」では、従来の国土交通省・地方整備局管理下の常設カメラで映像を撮影し交通量の計測を行っており、カメラの位置や角度・向きの重要性から設置位置の決定には撮影写真を用いた資料による確認作業が求められるなど、確認コストが大きいという課題がありました。
 


■概要
このような背景のもと、このたび「センサスAI」の解析モデルをタブレット上でも扱えるようアップデートを行うとともに、「タブレットによるリアルタイム観測機能」を追加いたしました。 
これにより AIによる交通量の観測が正しく行われるかどうかの確認作業をカメラ設置予定場所で完結することが可能となり、図1のカメラの設置工事における関係者間の確認作業の大幅な削減を実現いたします。
図1 カメラ設置工事が行われるまでのフロー
図1 カメラ設置工事が行われるまでのフロー
また「センサスAI」の解析モデルはタブレット上においても従来の精度での観測が確認されており、冠水や積雪測定のための専用マーカーの認識チェックも同様にリアルタイムで行うことが可能となります。
なお、センサスAIをご契約いただく団体様にはタブレットのレンタルも提供予定です。

本機能は常設カメラのチェックだけでなく、道路が新設される際に個別で行われる交通量調査への活用も見込んでいます。
URL:https://youtu.be/lTpWgVqF7ew
■今後の展望
当社は今後も、「センサスAI」の実証実験成果を活用し、他の自治体や国においても持続可能な交通インフラの整備の実現に貢献いたします。

また、当社が持つ、デジタルマーケティングの知見や運用力をはじめ、研究開発組織AI Lab、産学連携によるAI技術を活かすことで「誰一人取り残さない」行政のDXを支援してまいります。


■センサスAI サービスサイト
https://census-ai.jp/