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登壇

「Ruby Kaigi 2022」に小野直人が登壇いたします

2022年9月8日(木)~10日(土)に開催されるプログラミング言語Rubyの国際的なイベント「Ruby Kaigi 2022」に、サイバーエージェントから小野直人が登壇いたします。

■Ruby Kaigi 2022について

日本で開発されたRubyをテーマにした最大のイベントがRubyKaigiです。Ruby on Railsの普及により世界中に利用者がいることから、近年は世界各国から参加者を集めています。Rubyに関する最新情報やノウハウが展開され、エンジニア同士の交流を図れる場ともなっています。

参加希望の方は、こちらからお申し込みくださいませ。

■登壇について

・日時
2022年9月8日(木)14:50~15:20

・セッションタイトル
Tools for Providing rich user experience in debugger
デバッガーにおいてリッチなユーザー体験を提供するツールの紹介

・セッション概要
ruby/debug is one of the very active projects, and many users use it. Also, there are some hidden valuable features to enhance your development experience. This talk dives into Chrome integration and History Viewer within them.

Chrome integration: Debugging with Chrome DevTools is the one of popular ways, especially in JavaScript. The advantages of Chrome DevTools are easy setup and a rich user experience. You don't have to install any tools except for Chrome.

History Viewer: What do you do when you want to step back to the specified line? History Viewer can help you in the situation. History Viewer, which extends stepping back, is the feature in VSCode extension for ruby/debug. You can go back to the location without thinking about how many times "step back" commands are needed.

In this talk, I will introduce how to use them and how they work, such as how to communicate between ruby/debug and Chrome DevTools.

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debug.gem (ruby/debug) は沢山のユーザーが利用している人気のある Gem ですが、まだまだ知られていない隠し機能が潜んでいます。今回はそれらの機能のうち、Chrome を使ったデバッグと History Viewer についてお話しします。

Chrome によるデバッグ:Chrome DevTools を用いたデバッグは非常に人気で特に JavaScript ユーザーにとって親しみのあるものになっています。Chrome をインストールするだけで使用でき、リッチなユーザー体験を提供することができます。

History Viewer: History Viewer はステップバックを拡張する VSCode extension です。これを使えばユーザーは特定の行でプログラムを停止するために、ステップバックを何回入力するべきか考える必要はありません。行番号を選択するだけで任意の場所に行くことができます。

これらの使い方はもちろん、ruby/debug と Chrome DevTools 間の通信方法といった、どのように実装されているのかについてもお話ししたいと思います。

・発表者
株式会社サイバーエージェント Developer Productivity室 
バックエンドエンジニア
小野直人

2022年4月に株式会社サイバーエージェントにバックエンドエンジニアとして新卒入社。現在はDeveloper Productivity室にてフィーチャーフラグ・A/Bテストプラットフォームの開発を行う。Google Summer of Code 2021採択。