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AI Labが開発するブラックボックス最適化OSS「cmaes」をアップデート
— Preferred Networks社 Optuna開発チームとの連携により「CMA-ES with Margin」の内部データ量を99.9%以上削減―
本アップデートでは、株式会社Preferred Networks(以下、PFN)が開発するOSS「Optuna™(オプチュナ)」の開発チームとの連携により、連続変数と離散変数の同時最適化手法「CMA-ES with Margin」の内部データ表現を見直し、アルゴリズムの本質的な挙動を維持したままメモリ使用量の大幅削減を実現しています。
■アップデートの背景
Optunaにおいて最適化ログを保存する際、従来の実装では内部データ量が多く、ログファイルが肥大化する課題がありました。この課題に対して、PFNのOptuna開発チームとの連携のもと、論文との整合性を確認したうえで内部データ表現を見直し、メモリ効率の改善に取り組みました。
■アップデート概要
| 従来 | 本アップデート後 | |
| 内部データのメモリ使用量 | 9.16 MiB | 240 B(99.99% 以上の削減) |
| シリアライズ後のデータサイズ | 9.16 MiB | 4.43 KiB(99.9% 以上の削減) |
■cmaesの活用実績
- ●普及状況
週あたり約20万~30万回ダウンロードされており、cmaesに関する論文は2026年9月時点で84件引用されています。
- ●社内プロジェクト・研究への応用
サイバーエージェント社内のプロダクト開発における最適化や、研究プロジェクト「Diversified Residual Symbolic Regression」などで活用されています。
- ●社外・産業界での実績
ニューラルアーキテクチャサーチやモデルマージなど、国内外の大学・研究機関や企業での活用実績があります。
■今後
■Optunaについて
Pythonで書かれたハイパーパラメータ自動最適化フレームワークOptunaは、様々な機械学習ソフトウェアと一緒に使用することで、アルゴリズムの挙動制御やモデルの精度向上につながる最適なハイパーパラメータを発見するための試行錯誤を自動化することができます。PFNが2018年12月にオープンソースとして公開して以来、多くの外部コントリビュータが参加して活発に開発が進められています。
ウェブサイト: https://optuna.org
ドキュメント: https://optuna.readthedocs.io/en/stable/
チュートリアル: https://optuna.readthedocs.io/en/stable/tutorial/
GitHub: https://github.com/optuna/optuna