このページの本文へ移動

Menu

メニュー

  • 企業 
  • ニュース 
  • サービス 
  • 技術・デザイン 
  • 採用 
  • 投資家情報 
  • サステナビリティ 
  • CyberAgent Way 

 

サービスニュース

サイバーエージェント、Azure OpenAI Service GPT-4o PTUの国内先行利用を開始

―PTUによる高速なレスポンスと安定した稼働に対応―

広告

株式会社サイバーエージェント(本社:東京都渋谷区、代表取締役:藤田晋、東証プライム市場:証券コード4751)は、日本マイクロソフト株式会社(以下 マイクロソフト)との連携により、Azure OpenAI Service GPT-4o※1 PTUの国内先行利用を開始したことをお知らせいたします。
本連携により、安定したレイテンシー(遅延時間)と高いスループット(データ処理能力)を実現するAzure OpenAI ServiceのPTU※2に対応が可能となり、開発速度や検証速度等の向上が期待できます。

※2  PTU(プロビジョニング スループット ユニット):事前に一定量のデータ処理能力を確保しておきレスポンス速度や安定した稼働を保証するモデル処理容量の単位
■背景
生成AI技術は日々急速に進化し、あらゆる産業・ビジネスにおいても活用が広がっている一方で、実際の活用場面においては、基盤モデルの安定性やデータ処理能力に加えてセキュリティ面への配慮が求められています。

当社においてはAIを活用した「極予測シリーズ」※3などの提供を通して、広告主企業のみなさまの広告効果最大化を支援してまいりました。
また、日本語LLMの開発にも取り組んでおり、2023年5月にはCyberAgentLM・2023年11月にはそのバージョン2を一般公開しています。さらに2024年6月には独自の日本語VLMの開発・一般公開をするなど、国内における自然言語処理技術および視覚言語モデルの発展に向けた研究開発にも注力しています。



■概要
このような背景のもと、このたびマイクロソフトの提供するAzure OpenAI Service GPT-4oの日本における先行利用を開始いたしました。
高速なレスポンスと安定した稼働により安定した開発および開発速度などの向上が期待できるとともに、より一層データの安全性に配慮した開発が可能となります。

本連携により「極予測シリーズ」
※3をはじめとした効果予測および生成フローにおける効率化やさらなる精度向上を実現し、当社は今後も広告主企業のみなさまの広告効果最大化に尽力するとともに、当社および当社グループの提供する他サービスへの活用も視野に入れた研究・開発に努めてまいります。




※1 GPT-4o
Open AI社の開発する2024年6月時点で最新の最も能力の高い Azure OpenAI モデルであり、テキストと画像の両方を入力として受け入れることができるマルチモーダル バージョンを備えています。

※3 「極予測AI」「極予測TD」「極予測LP」をはじめとした、AIによる効果の高いインターネット広告クリエイティブの効果予測および生成AIを活用した広告素材の自動生成などのクリエイティブ制作支援サービス