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極予測TD、大規模言語モデルの活用で生成可能なテキスト数が160%へと増加

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株式会社サイバーエージェント(本社:東京都渋谷区、代表取締役:藤田晋、東証プライム市場:証券コード4751)は、AIで効果の出せる広告テキストを予測・自動生成する「極予測TD(キワミヨソクティーディー)」において、大規模言語モデル(LLM)を活用した自動生成手法を追加したことをお知らせいたします。大規模言語モデルの活用により、既存の手法と比べ生成可能なテキスト数が160%へと増加いたしました。


■背景
昨今、検索連動型広告をはじめとする運用型広告では、広告効果最大化を目的とした継続的な運用が重要とされており、当社では広告効果向上に向け、AIを活用し広告テキストの自動生成および効果の事前予測を行う「極予測TD」を2020年5月より提供しております。

2022年9月には「広告の有効性」 に特化した自動生成機能を追加し、その結果、広告の有効性が「非常に高い」となるの割合が40倍に増加し、そのうち約8割の広告グループにおいて品質スコアが向上する事例が出るなど、広告効果向上に貢献してまいりました。


■広告テキストを生成する「大規模言語モデル(LLM) 」について
このように広告クリエイティブ制作推進におけるAI活用が進むなか、直近では大規模なテキストデータを事前に学習し、テキストの生成・対話・文書の要約等を実現する「大規模言語モデル(LLM)」の活用が世界的に注目されています。

当社では2023年1月に80基の「NVIDIA DGX H100」を国内初導入し、大規模言語モデル開発に必要な計算リソースの大幅増強を行うなど、当社独自開発のテキスト自動生成AIの研究開発に力を入れております。


■概要
こうした背景を受け、このたび極予測TDでは当社独自の日本語および広告に特化した大規模言語モデルを活用し、これまでよりも大量にテキスト生成を行うことが可能となりました。

実際に2月の生成結果では、既存の手法と比較し約8割の広告グループで生成数の増加が確認できるとともに、生成可能なテキスト数が全体で約160%へと向上いたしました。

なお、本自動生成手法は現在「極予測TD」を導入中の全ての広告アカウントにおいて利用可能です。今後も大規模言語モデルを活用することで、さらなる広告効果の向上を目指してまいります。


■今後
当社は今後も高い技術力をいかし、広告クリエイティブ・テキストにおける表現の多様性や予測精度の更なる向上を図る研究開発を進め、新しい広告クリエイティブの価値提供を目指すとともに、広告主企業のみなさまの広告効果最大化に尽力してまいります。