- 出演者:青木 みのり、小寺 陽向
- 動画の長さ:8:41
- カテゴリ:会社紹介/事業紹介
AI要約
※以下はAIによる動画の要約になります。詳細内容は動画をご確認ください。【事業部紹介】広告の裏側を支えるアドテク事業とは!?の要約
本動画は、サイバーエージェントのAI事業本部アドテクディビジョンに所属する青木へのインタビューを通じて、「アドテク」の定義、サイバーエージェントがアドテク事業を行う意義、具体的な業務内容、そしてアドテクに携わるやりがいについて解説しています。
1. アドテク(Ad Technology)の定義と市場の動向
1-1. アドテクとは何か
- アドテクは「AD(広告)テクノロジー(技術)」の略称です。
- 人では実現不可能なレベルの広告配信を実現する技術であり、簡単に言えば、普段スマホやSNSで見かける広告の裏側の仕組み全体を指します。
- 裏側では、広告の掲載がコンマ何秒の間でオークション形式で自動的に決定されています。
- アドテクの広告は、ユーザーが何に興味を示したかという行動データをもとに、最適な広告を掲載しています(例:靴が欲しいと思ったら靴の広告が出てくること)。
- この「誰に、どんな広告を、いつ出すのか」を決める仕組み全体をアドテクと呼んでいます。
1-2. 市場のトレンド
- 近年、テレビと連動したコネクテッドTV(CTV)や、屋外広告(OOH)、リテールメディアなどが急成長中です。サイバーエージェントでもこれらを新規の注力事業として取り組んでいます。
- 直近の生成AIの登場によって、このトレンドはさらに変化していくと見られています。
2. サイバーエージェントがアドテク事業を行う意義
サイバーエージェントは、広告、ゲーム、メディアの3つの柱で構成されており、アドテク事業は、広告事業の中核にある代理店事業を支える「武器」を作るとともに、国内のアドテク業界全体の進化にも寄与しています。
- アドテク事業は、AI事業本部の前身組織として立ち上がったものです。
- 広告効果の事前予測や、バナー・テキスト広告の自動生成を行う「極シリーズ」など、サイバーエージェント独自の強みとなるプロダクト開発を行っています。
3. アドテクディビジョンでの具体的な業務内容
青木の業務は、広告主様やメディア様との連携、社内のチームとの協業など、多岐にわたります。
具体的な業務(大きく4つ)
- 広告主様と、具体的な期間や配信内容についてすり合わせます。
- 広告配信先のメディア様に対し、「この期間にこのようなクリエイティブが流れる」といった連携を行います。
- 広告主様やメディア様からの課題や要望を受け、改善のためにエンジニアと協議したり、デザイナーと一緒にクリエイティブを作ったりします。
- 広告配信中は、広告効果を出すために、オペレーションチームの仕組みづくり(運用)を行います。サイバーエージェントの運用力が評価されている裏側には、オペレーションチームの貢献があります。
社内外問わず、あらゆる領域の多くの方と一緒に仕事をするのが特徴です。
4. アドテクを選んだ理由とやりがい
4-1. アドテクを選んだ理由
- 元々、他社のインターンシップ経験から「事業作り」に興味を持っていました。
- アドテクの領域は、短いスパンでPDCAを回せるため、自身の「実力」が伸ばせる環境だと考えました。
- 市場ナンバーワンの成果を出すにはビジネス基礎力を身につける必要があり、若手から飛び込むには良い環境だと判断しました。
- 実際、1年目に社内プロダクトの機能要望を提案し反映された際に、大きなやりがいを感じました。
4-2. 仕事のやりがいと身につくスキル
- 広告業界の基礎知識とスキルが身につく場所です。エンジニアと会話しながら事業を作る経験自体が貴重であり、やりがいとなっています。
- 文系でも活躍できるかという質問が多いが、全く問題なく、文系出身の社員も多く在籍しています。
- アドテクディビジョン出身のメンバーが、モビリティ業界、金融業界、エレベーター業界など、多様な企業と協業で新しい広告事業の立ち上げを行うなど、活躍人材を輩出している組織でもあります。
- 時代に合わせてユーザーとの接点が変化する歴史の浅い業界である点に、今AIというトレンドを加えてさらにプロダクトを進化させようとしているところが、面白さだと感じています。
5. 就活生へのメッセージ
広告というと目に見える表現やクリエイティブを思い浮かべがちですが、実際にはその裏側で動いている「仕組みの設計そのもの」に価値があります。何かを作ることや新しい視点を持つことに少しでもワクワクする方は、ぜひサイバーエージェントのアドテク事業に興味を持ってほしいというメッセージが送られました。