- 出演者:田内 貴大、中村 怜樹
- 動画の長さ:10:59
- カテゴリ:採用について
AI要約
※以下はAIによる動画の要約になります。詳細内容は動画をご確認ください。【面接対策】面接の極意を採用人事マネージャーに聞いてみた!ー「何を聞く!?」「判断基準は!?」ーの要約
本動画は、サイバーエージェントの新卒採用人事マネージャーである中村に、面接対策の極意、すなわち面接官が実際に見ているポイントや質問の意図を直接聞く形式で構成されています。
1. 面接で最も見ているポイント:人柄と価値観
サイバーエージェントの面接で最も重視されるのは、スキルや経験といった「ハード面」ではなく、学生の「人柄」や「価値観」といった「ソフト面」です。面接官は、その学生と「一緒に働きたいか」と思えるかを見ています。
成果や実績に関する考え方
- 学生は経験や実績、スキルをアピールしようと準備しがちですが、それだけではその人の全ては見えてきません。
- 数字上の「何位だったか」といった実績は気にしていません。それよりも、成果を出すために「どういう思いで、どのような工夫をしてきたのか」というプロセスや、本人が意思や意図を持って取り組んだことが重要です。
- どんな経験であっても、成果を出すまでのプロセスを言語化できていることが大切です。
価値観や人柄を知る質問例
- 面接官は、その人の人間性や価値観を知るため、以下のような質問をすることがあります。
- 「人生を一言で言うと」
- 「自分自身を一番表すエピソードは何か」
- 面接の限られた時間(例:30分間)で、応募者のことを最大限理解し知りたいと考えています。経験の点ではなく、人生を通しての価値観を「線」で見ようとしています。
2. 将来のビジョン、学歴、休学経験について
2-1. ビジョンに関する質問
- 「やりたいこと」や「成し遂げたいこと」など、将来のビジョンが明確にあるかどうかは、正直それほど見ていません。
- 大学と会社ではフィールドが全く違うため、はっきりとしたビジョンがないのは当たり前だと捉えています。
- 大切なのは、飾った言葉ではなく、自分自身の言葉で「しっかり考えればそれ(応募者の考え)でいい」ということです。
2-2. 学歴やバックグラウンド
- 学歴が選考に関係することはありません。面接官は学歴を見ずに面接をしています。
- 内定者には、留年、休学、院生など本当に色々なバックグラウンドを持つ人が多くいます。
- 自分で信念や意思を持って決断したことであれば、むしろ自信を持ってアピールして良い「オリジナルの経験」だと捉えられています。
3. 面接対策と企業分析の心構え
3-1. 学生時代にやっておくべきこと
- 「これ」という特定の経験は無いものの、「色々な経験をしてみる」ことが推奨されています。どんなに小さな経験も、後のキャリアの指針や仕事選びにつながってきます。
- 就活で大事なこと:「これがウケが良さそう」と考えるのではなく、自分自身がとことん頑張ってきたことや夢中になった「オリジナルの言葉」を準備することが大切です。
3-2. 自己分析のヒント
- 家族や友人に「ヒアリングをする」ことがお勧めです。自分の中では当たり前すぎて書かなかったことが、実は自分の「強み」になっていると判明するパターンが多々あります。
- また、性格診断ツールなどを使って自分を表すキーワードを見つけ、それを意識することも有効です。
3-3. 企業分析の進め方
- 企業分析がどれだけできているかによって合否を決めることは一切ありません。
- 社会人ではない学生が、会社の全てを理解できるとは面接官も思っていません。
- サイバーエージェントは複数回選考があり、様々な社員に出会える機会が特徴です。選考を受けながら、会社の理解を積んでほしいという意図が込められています。
4. 就活生へのメッセージ
面接官は「面接をしてやろう」という気持ちでは臨んでおらず、皆さんに会えることを楽しみにしています。
- 一言で言えば「気楽にどうぞ」というメッセージです。
- 就職活動は不安なことが多い挑戦ですが、「働く意味に正解はない」からこそ、まずは自分と徹底的に向き合ってみることが重要です。
- 自分と向き合うこと自体が、納得して就活を進め、終えるための「一番の近道」になります。