- 出演者:平山 拓己、田内 貴大
- 動画の長さ:15:57
- カテゴリ:カルチャー
AI要約
※以下はAIによる動画の要約になります。詳細内容は動画をご確認ください。ゲームマーケターの職種紹介
この動画では、2015年新卒入社の平山が務める、ゲーム事業部アプリボットにおけるゲームマーケターの仕事に密着しています。ゲームマーケターの役割は、社内で制作しているゲームタイトルの宣伝、広告運用、ブランディングといったマーケティング全般を担当することです。開発チームが長期間かけて作り上げたゲームを、最終的にユーザーに届けるという、大きな責任とやりがいを持つポジションです。
ゲームマーケターの1日の仕事の流れ
- 9:00 メールチェックとKPIチェック
出社後すぐに行うのは、関係各所からのメールチェックとKPI(重要業績評価指標)の確認です。仕事では、IPホルダー(版元)やイベント業者、外部の会社などとの連絡が多くなるため、朝一番でそれらに対応します。マーケティング施策の結果として返ってくる数字(KPI)を検証・確認することが、非常に重要なサイクルとなります。
- KPIの具体例:ゲームリリース後であれば、昨日(前日)のダウンロード数や広告の配信額を確認します。配信前であれば、事前登録の進捗、X(旧Twitter)のフォロワー数の増減などを、昨日起きた出来事と照らし合わせてチェックします。ゲームだけでなく、周辺のSNSの数字もチェックします。
- 10:00 SNSチェック
自らが実施した施策に対する口コミやユーザーの反応をSNSで確認します。画面をいくつかに分けて様々なハッシュタグで検索するなど、ほぼ全て見る勢いでチェックし、良い声も厳しい声も全て受け止めます。これは、皆が楽しんでもらえる情報を提供していくために、ユーザーの声を意識して受け止めるためです。
- 11:00 チームでのミーティング
複数の施策が同時に動いているため、大きなイベントの進捗や、企画内容が現在どのような形で考えられているかといった、進捗確認をチームメンバーと行います。
- 14:00 監修ミーティング@版元オフィス
IPタイトルを担当する場合、IP(知的財産)を持っている会社(版元)へおうかがいしてミーティングを行います。現在進んでいるもののチェックや、これからやろうとしている企画や施策に対するご意見や監修(チェック)をいただきます。この監修ミーティングは、週に1~2回あり、ゲームマーケターの仕事の中でも大きい仕事になります。
- 16:00 監修ミーティングで発生したタスクへのミーティング
会社に戻り、IPホルダーから得たフィードバックや課題を整理し、すぐにチームメンバーと共有します。クリエイティブ制作の許可が出た場合はすぐに制作に移るなど、時間をおかずにネクストアクションを決め、迅速に進行させることを大切にしています。
- 17:00 企画思考タイム
面白い企画を考えるための時間をある程度がっつり確保します。30分で間に合わせる企画は面白くなくなってしまうため、業務を切り離してリラックスした状態で考えます。少し先のタイミングでリリースされるゲームの新機能などに合わせて、マーケティングで盛り上げる企画を考えます。また、開発チームや新規ゲームのメンバーと一緒にテストプレイを行い、ゲームがどういう状態になるかを正しく理解した上で企画を練ります。
- 19:00 チームで作成している提案資料のチェック
ミーティングなどで使用する提案資料など、チームメンバーが作成した資料を確認し、一緒に直したりブラッシュアップを行います。次回のミーティングに向けて仕上げていく作業です。
- 20:00 会食(がある場合)
週に1~3回程度、会食があります。関わっているIPホルダーや、同じ業界のマーケター(外部の会社)と一緒に飲みに行き、トレンドの施策や利用したツールについて情報交換を行います。これは、仕事に繋がる情報収集の場として活用されています。
仕事のやりがい、身につくスキル、価値観
やりがい自分の仕掛けた施策の結果が世の中に大きな影響を与え、多くの人に届いたときにやりがいを感じます。また、長時間かけてゲームを作ってきた開発チームの努力が、マーケティングの力で報われる瞬間を見届けられることにも喜びを感じています。
仮説を設定し、ターゲットを決め、調査・検証するという、ゲーム業界だけでなくあらゆる分野で応用可能な本格的なマーケティングスキルです。
「一度、理想を考えてみる」ことです。大きな仕事には制約やしがらみがつきものですが、それらを一度取っ払い、ベストな理想を考えた上で、それを実現するために周囲を説得し、落とし所を探すことが、面白いアウトプットを生むために不可欠だと考えています。
ゲームという日本が世界で勝負できるコンテンツの海外展開に携わることで、結果的に「日本の閉塞感を打破する」ことに繋がると信じて業務に取り組んでいます。