- 出演者:門倉 拓哉、田内 貴大
- 動画の長さ:12:34
- カテゴリ:インタビュー
AI要約
※以下はAIによる動画の要約になります。詳細内容は動画をご確認ください。26卒採用責任者が語る就活の極意
本動画では、2022年新卒入社で社会人2年目にして26卒採用責任者を務める門倉が、自身の就職活動について、新卒採用人事の田内との対談形式で語っています。
就職活動を始めた時期と初期の取り組み
- 開始時期: 門倉は、キャリアについて考える機会が早く、大学2年生の頃から考え始め、2年生の段階で既にいくつかのインターンシップに参加しています。本格的に就職活動を始めたのは2年生の後半頃でした。
- コロナ禍での向き合い方: コロナ禍の時代であったため、会社をたくさん見るというよりも、1人で自分自身と向き合う時間が非常に多かったと述べています。会社が自分に合うかではなく、「自分ってどんな人だろう」というアプローチで自己分析を行っていました。
自己分析の2つの重要な軸
自己分析を行う中で、特に以下の2つの軸を持つことが重要だと語っています。
- エネルギーの源泉
自分の中のエネルギー(エゴ、欲望、自我)は何だろうかという根源的な部分を突き詰めました。
- 挑戦や成長している人はかっこいいと思えること。
- 自己肯定ができ、頑張っている自分にエネルギーが湧くこと。
- 周りから承認されることが、非常にエネルギーになること。
- 熱中できること(才能・興味)
自分が熱中できること(才能・好き・興味)は何だろうかという点を言語化しました。
- 誰かの感情や行動を変容するようなきっかけ(サプライズ)を与えたいということ。
- そのための仕組みや施策を考えるのが好きで熱中できること。
- ギブすることで、自分もポジティブになれること。ポジティブを提供したい。
この2つの軸を言語化し、それらを基に「どんなビジョンを作れるか」というステップで自分と向き合ったといいます。
就職活動の方向性とビジョン
- 業界の絞り方: 上記の軸では業界が絞れなかったため、当初は特定の業界には絞っていませんでした。むしろ、その2つの軸を合わせ持ったものとして、「どういう自分になりたいか」「どういうことを実現したいか」を考えました。
- ビジョン(最終的な形): 「頼りにされたい」「どっちかじゃなくてどっちもやってたい」「ロールモデルになりたい」といった漠然としたビジョンがあり、最終的には「人間ロールモデルになりたい」「日本一かっこいい働くパパになりたい」といった言葉を作っていました。
- 会社の選び方: そのビジョンを応援してくれるか、一緒にやろうと言ってくれるかが大事だと思い、そのビジョンに合致しそうな会社を広く見始めました。最終的には50社ほどエントリーし、20社程度のインターンシップに参加しました。
サイバーエージェントへの入社の決め手
数多くの企業を見た中で、サイバーエージェントへの入社を決定した決め手は、主に以下の点でした。
- ビジョンとの適合性: 自分が描きたい絵(ビジョン)を、この会社だったら実現できそうだと感じたこと、そして「見えない未来だけどベットしたい」と思えたことです。
- 事業の幅広さ: 事業の幅が広く、何でもやっているから可能性を絞らないという点です。
- 文化と人: 人の可能性を信じ、「それいいね」と応援してくれる会社であること。そして、自分のビジョンに周りもワクワクしてくれて、一緒に作っていけるという感覚が強くありました。
- 組織と文化への着目: 最後の決め手は人だった部分もありますが、特定の個人ではなく、その人の集合体である組織や文化、風土といった変わりにくいものに目を向けたことが重要でした。自分の変わらないものと組織の文化がフィットしていたため、サイバーエージェントが最も腑に落ちたと述べています。
就職活動中の皆様へのメッセージ
- 就活を就活で終わらせない: 就職活動を単なるゲームや受験のように攻略の対象として捉えてほしくないと考えています。攻略しようとすると、周りを気にしすぎたり、自分を偽ったり、作ったりしてしまう可能性があるためです。
- 徹底的な自己分析: 今は自分自身の目的や意義が問われる時代だからこそ、改めて自分と本気で向き合い、自分の中にあるものを徹底的に言語化することが、長期的にフィットし、シンクロしていく上で大切です。
- 最後は直感と覚悟: 徹底的に自分に向き合い、見えてきたものをベースに企業や組織、人に向け合った結果、「これだ」というものが見つけられたら、最後は直感で決断し、覚悟を決めてほしいと述べています。正解のない時代だからこそ、「自分で正解を作るんだ」という気持ちが重要だと結んでいます。