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カルチャー

若手が活躍できる理由~YMCAの存在~

  • 出演者:浅岡 美礼、藁品 友月
  • 動画の長さ:10:47
  • カテゴリ:カルチャー

AI要約

※以下はAIによる動画の要約になります。詳細内容は動画をご確認ください。

若手社員活性化組織「YMCA」の全貌と役割

YMCAは「ヤングマンサイバーエージェント」の略であり、若手自らがサイバーエージェントを盛り上げる状態を目指す、若手社員活性化のための横断組織です。約7年前に発足しました。

設立目的と組織構成

YMCAには主に2つの目的があります。

  1. トップライン層の引き上げ

    20代の社員のトップライン層を引き上げるため、エース級の若手社員がより活躍できる機会を提供すること。

  2. カルチャーの継承と浸透

    サイバーエージェントのカルチャーを永続的に継承・浸透させること。特に、20代の先輩社員から後輩の若手社員に、組織の文化をしっかりと伝えていく役割を担っています。

組織構成については、入社してすぐの新卒1年目から20代の社員であれば、全員が自動的に所属します。運営メンバーは、各事業や部署から選抜されたり、自ら立候補したりして、組織の施策を推進しています。

若手の覚醒を目的とした主要な施策

YMCAでは、若手社員の成長と活性化を促すために、競争原理を取り入れた複数の施策を実施しています。

  • BREAK8

    若手の覚醒を目的としたプロジェクトです。1000名以上いる20代社員の中から、立候補や推薦によってまず18人を選抜します。この18人が1年間研修を通して切磋琢磨し、半年後にさらに8人に選抜されます。最終的にこの8名で藤田社長に直接プレゼンテーションを行うという、トップ層の育成プログラムです。

  • YMCAあした会議

    1年目から4年目までの若手社員が対象となる、チーム対抗戦の企画会議です。各チームが、お題に合わせた新規事業案や、会社の文化や風土を作るための課題解決の提案を、藤田社長を含む役員陣にプレゼンテーションします。役員陣から直接フィードバックをもらいながら、限られた時間で案をブラッシュアップし、得点を競い合います。

あした会議の特徴と成功事例

あした会議で決議された案は、案として終わらせることなく、YMCA運営メンバーや全社推進室と連携し、実行まで追いかけることがセットになっています。これにより、若手の提案が会社の改善や新しい文化形成に直結します。

  • ピカログ(成功事例)

    あした会議から生まれた施策の1つに「ピカログ」があります。これは、若手社員(1000名以上)の存在を役員陣に知ってもらう必要があるという課題から誕生しました。若手社員がMy IR(自分のビジョンや過去の経験を踏まえた重要なプレゼンテーション)を役員陣に行う機会であり、4年近く続く重要な施策となっています。

  • 役員との距離の近さ

    あした会議では、役員陣が会場に立ち会い、アドバイスをしながら回ってくれるため、若手社員が経営層と非常に近い距離で対話できる機会が提供されています。

YMCAの今後のビジョン

サイバーエージェントは今後も規模が大きくなっていきますが、YMCAはベンチャーマインドを忘れず、若手が一番盛り上げている会社であるというカルチャーを継続して浸透させていくことを目指します。将来的には、社外の方から見ても「サイバーエージェントの若手は非常に活性化している」と認識されるような組織を目指しています。

YMCAのような横軸の施策があることで、事業規模が大きくなっても、若手から会社全体を動かし、活性化できることがサイバーエージェントの大きな魅力です。