技術
AI Lab、ハプティクス分野の国際学術雑誌「IEEE Transactions on Haptics」にて論文採択
―バーチャル環境における触覚フィードバックが社会的プレゼンスに与える影響を解明―
人工知能技術の研究開発組織「AI Lab」の太田貴士・江口 僚らによる論文が、ハプティクス(触覚技術)分野の権威ある国際学術雑誌「IEEE Transactions on Haptics (ToH)」※1に採択されたことをお知らせいたします。
◾️背景
近年、デジタル空間におけるコミュニケーションの進展に伴い、従来の音声や映像だけでなく、身体的なインタラクションを通じた情報の伝達手法に注目が集まっています。
なかでもバーチャルキャラクターとの非言語的なやり取りにおいて、いかにして「実在感(プレゼンス)」を構築するかは、ユーザー体験の質を左右する重要な技術課題となっています。
こうした背景から「AI Lab」では、人間とエージェントの高度な相互作用を実現すべく、身体性を伴うインタラクションデザインの研究に取り組んでいます。
近年、デジタル空間におけるコミュニケーションの進展に伴い、従来の音声や映像だけでなく、身体的なインタラクションを通じた情報の伝達手法に注目が集まっています。
なかでもバーチャルキャラクターとの非言語的なやり取りにおいて、いかにして「実在感(プレゼンス)」を構築するかは、ユーザー体験の質を左右する重要な技術課題となっています。
こうした背景から「AI Lab」では、人間とエージェントの高度な相互作用を実現すべく、身体性を伴うインタラクションデザインの研究に取り組んでいます。
論文の概要
このたび採択された論文「Vibrohaptic Design for Simulating High-Five Interactions at Virtual Talent Fan Meetings」では、バーチャルキャラクターとの非言語的コミュニケーションの一例として「ハイタッチ」を取り上げ、これを擬似的に再現するための最適な振動触覚フィードバックの手法を体系的に調査しました。
標準的な振動に加え、手が引かれるような感覚や運動感覚の錯覚を引き起こす特殊な振動刺激、および刺激を与える部位(手のひら、手首など)の組み合わせを比較検証した結果、特定の振動の種類以上に「触覚刺激が存在すること」そのものが、ユーザーの主観的な体験を向上させる上で極めて重要であることを解明しました。さらに、手のひらへの刺激が、キャラクターの存在感やユーザーの満足度を向上させるために最も効果的であることを特定しました。
◾️今後
「AI Lab」では、本知見をデジタル空間における新たなコミュニケーション設計に応用していくとともに、将来的には当社が提供する様々な対話システムやインターフェースへの活用を目指し、人とエージェントがより自然に共生できる社会の実現に向けた技術開発を推進してまいります。
※1 「IEEE Transactions on Haptics」は、IEEEが発行するハプティクス(触覚技術)分野において世界的に権威のある専門誌の一つです
標準的な振動に加え、手が引かれるような感覚や運動感覚の錯覚を引き起こす特殊な振動刺激、および刺激を与える部位(手のひら、手首など)の組み合わせを比較検証した結果、特定の振動の種類以上に「触覚刺激が存在すること」そのものが、ユーザーの主観的な体験を向上させる上で極めて重要であることを解明しました。さらに、手のひらへの刺激が、キャラクターの存在感やユーザーの満足度を向上させるために最も効果的であることを特定しました。
◾️今後
「AI Lab」では、本知見をデジタル空間における新たなコミュニケーション設計に応用していくとともに、将来的には当社が提供する様々な対話システムやインターフェースへの活用を目指し、人とエージェントがより自然に共生できる社会の実現に向けた技術開発を推進してまいります。
※1 「IEEE Transactions on Haptics」は、IEEEが発行するハプティクス(触覚技術)分野において世界的に権威のある専門誌の一つです