学際的情報科学センターで学際的な研究開発に従事する高野雅典(株式会社サイバーエージェント)、横谷謙次准教授(徳島大学), 中条雅貴助教(東京大学)、鳥海不二夫教授(東京大学)のポスター発表「オンラインコミュニティにおけるソーシャルサポートの長距離伝搬:べき減衰の実証と数理モデルによる説明」が、「第5回計算社会科学会大会」にて大会優秀賞を受賞しました。
学際的情報科学センターでは、社外の研究機関と協働しながら、情報科学とその隣接領域の学術的な知見に基づき、主に当社のメディア事業における研究開発に取り組んでいます。
計算社会科学会は、日本での計算社会科学の普及・発展を目指し、経済学や社会科学、情報学など様々な分野の研究者により立ち上げられた学会です。計算社会科学について活発に情報共有・議論を行う場の提供を目的としています。大会優秀賞は全ての発表の中から、特に優秀な発表に授与されます。
学際的情報科学センターでは、社外の研究機関と協働しながら、情報科学とその隣接領域の学術的な知見に基づき、主に当社のメディア事業における研究開発に取り組んでいます。
計算社会科学会は、日本での計算社会科学の普及・発展を目指し、経済学や社会科学、情報学など様々な分野の研究者により立ち上げられた学会です。計算社会科学について活発に情報共有・議論を行う場の提供を目的としています。大会優秀賞は全ての発表の中から、特に優秀な発表に授与されます。
概要
この論文では
- アンケート(心理尺度) と 行動ログを使った機械学習で全ユーザの「オンラインソーシャルサポートの認知(心理尺度)」を推定
- 推定したオンラインソーシャルサポート認知を用いて、ソーシャルネットワーク上のオンラインソーシャルサポート認知のパターンを分析
- そのパターンを数理モデルで説明
しました。
その結果、
- あるノードのオンラインソーシャルサポート認知の高さの影響はネットワーク上の距離に対してべき的に減衰すること
- そのべき減衰はネットワークの構造によって生じるノードの影響力のばらつきによって発生する(ハブは端のノードよりも影響力が大きいなど)
ことがわかりました。
この成果はソーシャルサポートの伝搬について理論的な貢献をするとともに、コミュニティにおける効果的なソーシャルサポート増進施策に洞察を与えます。
- アンケート(心理尺度) と 行動ログを使った機械学習で全ユーザの「オンラインソーシャルサポートの認知(心理尺度)」を推定
- 推定したオンラインソーシャルサポート認知を用いて、ソーシャルネットワーク上のオンラインソーシャルサポート認知のパターンを分析
- そのパターンを数理モデルで説明
しました。
その結果、
- あるノードのオンラインソーシャルサポート認知の高さの影響はネットワーク上の距離に対してべき的に減衰すること
- そのべき減衰はネットワークの構造によって生じるノードの影響力のばらつきによって発生する(ハブは端のノードよりも影響力が大きいなど)
ことがわかりました。
この成果はソーシャルサポートの伝搬について理論的な貢献をするとともに、コミュニティにおける効果的なソーシャルサポート増進施策に洞察を与えます。
論文
- タイトル: オンラインコミュニティにおけるソーシャルサポートの長距離伝搬:べき減衰の実証と数理モデルによる説明
- 著者: 高野雅典(株式会社サイバーエージェント)、横谷謙次(徳島大学), 中条雅貴(東京大学)、鳥海不二夫(東京大学)
- 計算社会科学会 大会賞サイト: https://css-japan.com/%E5%A4%A7%E4%BC%9A%E8%B3%9E/
- 著者: 高野雅典(株式会社サイバーエージェント)、横谷謙次(徳島大学), 中条雅貴(東京大学)、鳥海不二夫(東京大学)
- 計算社会科学会 大会賞サイト: https://css-japan.com/%E5%A4%A7%E4%BC%9A%E8%B3%9E/
受賞者プロフィール
高野雅典:2009年 名古屋大学大学院情報科学研究科博士課程修了。博士 (情報科学)。専門は計算社会科学・複雑系科学。システムインテグレータを経て、当社入社。スマートフォンゲームの開発・運用に携わった後、現在は当社プロダクトのデータ分析と計算社会科学研究に従事。人工知能学会理事、計算社会科学会理事。
学際的情報科学センターは今後も、より安心して利用いただけるサービス運営につながるよう、外部の研究機関と協働し、情報科学とその隣接領域における学術的な知見に基づいた研究開発に努めてまいります。