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技術

武内慎らが「ネットワーク科学研究会 2022」にてポスター賞を受賞

~人の物理的行動とオンライン上の行動のバースト性について発表~

2022年8月23日から25日にかけて同志社大学(今出川キャンパス)で開催された「ネットワーク科学研究会 2022」において、技術本部 Data Science Centerに所属する武内慎および筑波大学の佐野幸恵氏が発表をした共著ポスター「人の物理的行動とオンライン上の行動のバースト性」が、ポスター賞を受賞しました。


■ネットワーク科学研究会について
ネットワーク科学研究会は「ネットワーク」を研究キーワードにもつ学生・若手研究者を中心に構成され、分野横断的な情報共有の場を提供することを目的としています。「ネットワーク科学研究会 2022」では、全体講演、ポスター講演および現地での議論が行われました。


■ポスター賞について
学生を対象とし、参加者の投票により選出される賞です。


■発表概要
本研究では、人の行動のイベント時系列に一般的にみられる時間的なゆらぎ(バースト性)の統計則を分析し、その行動シチュエーション毎の違いを評価しました。ある行動が起きてから次の行動が起きるまでに、どのくらいの待ち時間がかかりそうか?という問いに対し、この待ち時間の分布はべき則に代表されるロングテールな分布になることが知られています。今回、この待ち時間の分布が、人の行動シチュエーション毎に異なることを、数分以下程度の時間スケールにおける人の物理的な行動と、オンライン上の行動の両方で確認しました。この結果は、人の行動パターンへの理解を深め、コンテンツ推薦などの問題へ応用できる可能性があります。


■受賞者プロフィール
武内慎
2011年 名古屋大学大学院理学研究科院修士課程修了(理学)。通信キャリアでのエンジニア職を経て、2015年に株式会社サイバーエージェントに入社。広告におけるDMPコンサルティングに従事した後、現在は音楽ストリーミングサービスAWA等のメディアサービスのデータ分析を担当。筑波大学大学院にて博士課程に在籍。

■公式サイト
ネットワーク科学研究会 2022
https://www.network-science-seminar.com/activities/2022


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