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技術

AI LabおよびGovTech開発センターにて、証拠に基づく政策(EBPM)を促進するためのプラットフォーム、「EBPMデータベース」を公開

株式会社サイバーエージェントは、AI技術の研究開発組織「AI Lab」および官公庁・自治体のDX推進支援を行う専門開発組織「GovTech(ガブテック)開発センター」において、証拠に基づく政策(Evidence-Based Policy Making, EBPM)を促進するためのプラットフォーム、EBPMデータベースをリリースしました。

近年EBPMの重要性に対する認識が高まっており、政府においても経済財政諮問会議、統計改革推進会議などで議論が進められています。こうした中、今後、中央省庁だけでなく全国の自治体でも政策立案や予算査定の過程で、定量的な分析に基づく政策の取捨選択や財源の配分が行われていくことが予想されます。一方、急激な高齢化等によって行政需要が増大する中、行政ではEBPMを導入するためのデータ収集や分析にさける余力に乏しいという現実があります。
 
そのため、EBPMを実施する際にデータ収集や分析を自前で実施するのではなく、既存のエビデンスを簡単に要約したレビュー(記事)を集約することで、エビデンスを集める手間をはぶいて簡単にEBPMをはじめられるようなツールがあれば多忙を極める行政職員でもEBPMの実施が可能になるのではと考え、EBPMデータベースをリリースいたしました。

諸外国では、What Works for ○○といったエビデンスを集めた「エビデンスポータル」「エビデンスストア」が多数公開されていますが、日本特有の政策課題や文脈における有効なエビデンスを収集する意義は大きいかと考えます。
また、EBPMデータベースはオープンを原則としており、GitHubを通じて研究者、実務家のみなさまに自由に投稿やコメントをしていただくことが可能です。

今後、EBPMデータベースを行政のみなさまにご活用いただきフィードバックをいただきながら、エビデンスの質と量の拡大を目指していきます。同時に、本データベースをハブとして研究者と行政のインタラクションが生まれることを期待しています。


▼「EBPMデータベース」 サイトはこちら
https://cyberagentailab.github.io/EBPMDB/
レビュー投稿用のGitHubレポジトリ https://github.com/CyberAgentAILab/ebpmdb