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技術

AI Lab 接客対話エージェントチームから共著論文を含む3件が「RO-MAN2021」に採択されました

AI Tech Studio

AI Lab 接客対話エージェントチーム研究員 馬場岩本、神戸高専教員(インターン時:筑波大学博士課程)の髙田 崚介さんらによる、産学連携先(大阪大学、立命館大学)との共著論文を含む3件が「RO-MAN2021」に採択されました。

「RO-MAN」は人間とロボットのインタラクティブなコミュニケーションに関する国際会議で、ロボット技術の研究、心理学、認知科学、人工知能、ヒューマンファクター、倫理、政策、インタラクションベースのロボットデザインなどを専門とした、人間とロボットのインタラクションにおける権威ある国際学会の一つです。

今回採択されたのは下記3件の論文です。

▼大阪大学との共同研究による論文

テーマ Exploring Possibilities of Social Robot’s Interactive Services in a Case of a Hotel Room
著者 Junya Nakanishi, Tomohisa Hazama(Osaka University), Jun Baba, Sichao Song(CyberAgent), Yuichiro Yoshikawa, and Hiroshi Ishiguro(Osaka University)
研究背景 様々な接客対話サービスに従事する対話ロボットの研究開発が広がっている。ホテルの客室はその1つで、人間的な見た目や振る舞いを使ったおもてなし対話サービスの可能性が検討されている。一方で、ホテルの客室における対話サービスは比較的未開拓であり、従来のホテルサービスに囚われない、新たな対話サービスを展開できる可能性がある。
研究概要 ホテルの客室における対話ロボットの新たな対話サービスの可能性を探るため、いわゆる Wizard of Oz 法(人間がロボットのふりをしてロボットを遠隔操作し、ユーザと対話する)を用いて、ホテルスタッフ、心理カウンセラー、劇団員が行うそれぞれの特徴を活かした対話サービス(おもてなし対話、カウンセリング対話、フレンドリー対話)を評価した。
最新の自律型ケースの評価とこの遠隔操作ケースの評価を比較した結果、温かさ、有能さ、会話の楽しさなどの点で、より高い評価を得られるロボットシステムを構築できることがわかった。
また、ホテルの客室の新たな対話サービスの新しい形として、ホテル滞在マネジメントサービスや、宿泊客の話を引き出して理解する聞き役としての会話パートナーサービスなどが示唆された。
今後 本研究結果を基にしたおもてなし対話サービスの技術向上を行う。
ホテル滞在マネジメントサービスや聞き役としての会話パートナーサービスの具体的な実装を検討する。


大阪大学・立命館大学との共同研究による論文

テーマ Behavioral Changes in Passersby by Expanding Embodiment of a Calling Robot
著者 Joichiro Amada, Yuki Okafuji, Takahiro Wada(Ritsumeikan University), Jun Baba(CyberAgent), Junya Nakanishi and Yuichiro Yoshikawa(Osaka University)
研究背景 人型ロボットは会話をしたり感情を表現したりする新たな広告媒体として期待され、どのような対話戦略が有効か様々な研究が行われている。特に公共の場においては、接客ロボットが目的に合った行動を通行人に促すことが重要とされている。
研究概要 ロボットの身体性を拡張することが目的に合った行動を通行人に促すかの検証を目的とし実店舗にて実験を行った。実験では、通行人が入店時に立ち止まって消毒することを目的の行動とし、様々な身体性を持ったロボットがどれだけ目的の行動を促すことができるかを比較した。
結果、身体性が大きくなるにつれて、立ち止まって消毒する通行人の割合が増えることを確認し、身体性を拡張することで通行人に行動を促しやすくなることを明らかにした。
今後 身体性の拡張が通行人の行動に与える影響が明らかになることによって、ポスターやサイネージよりも効果的な広告媒体としてロボットが活躍することが期待される。

 

▼インターン生との共同研究による論文

テーマ POP Cart: Product Recommendation System by an Agent on a Shopping Cart
著者 Ryosuke Takada(Kobe City College of Technology), Kenya Hoshimure(Osaka University), Takuya Iwamoto and Jun Baba(CyberAgent)
研究背景 レジ決済を簡略化するために、タブレットデバイスとレジ機能の一部がが搭載されたスマートカートが普及しつつある。従来では、カートに入れた商品に関連する商品や、お客さんの周囲の商品を画像を提示し推薦するスマートカートはあるが、その商品推薦にエージェント性を付与したものが無かった。
研究概要 スマートカートのタブレットデバイス上に表示された、かわいらしい声付きのエージェントを使って、買い物中、お客さんに話しかけたり、カートの位置情報を基に周辺の商品の推薦を行った。
その結果、推薦商品の売り上げがどの程度向上するのか、実際のスーパーと共同した実験により評価した。
今後 お客さんのコンテキストやより詳細な行動に基づいた対話や、エージェント自体の外観や性格を変化させた際の商品推薦の効果を検証する。将来的には、全てのスマートカートにエージェントを搭載して、買い物をもっと楽しくしたいと考えている。

 

RO-MAN2021はオンライン開催となり、日本からでも参加が可能となりました。
ご参加いただく皆様、ぜひご覧ください。

<関連リンク>
RO-MAN2021
https://ro-man2021.org/
サイバーエージェント AI Lab 公式HP
https://cyberagent.ai/ailab/
AI Lab 接客対話エージェントチーム
https://cyberagent.ai/ailab/research/hci