テクノロジーを活用し21世紀をリードしていく人材の育成は、IT産業の国際競争力を高め、未来の雇用を創出するといった社会的な意義に加え、インターネットビジネスを行う当社の持続的成長の可能性を高め、優れたエンジニア人材の不足という経営リスクを低減する取り組みです。
サイバーエージェントは2013年5月にライフイズテック社と合弁で、小学生向けプログラミング教育事業を行う(株)CA Tech Kids(読み:シーエーテックキッズ)を設立、現在までに述べ約30,000人以上の子どもたちにプログラミング学習の機会を提供。本格的なプログラミングを学べる「Tech Kids School(テックキッズスクール)」では、多数の小学生がオリジナルのiPhoneアプリケーションをApp Storeにリリースしているほか、各種プログラミングコンテストで入賞を果たす生徒を毎年輩出するなど、顕著な学習効果が表れています。
また2020年にはすべての小学校でプログラミング教育が必修となる一方、子どもにプログラミングを教えるための優れた教材や指導者の不足、都市部と地方における教育機会格差などのプログラミング教育の普及にむけた課題解決のため、オンラインプログラミング学習サービス「QUREO」を開発、2018年2月より提供を開始しました。そのオンライン教材を塾や習い事事業者へ提供する「QUREOプログラミング教室」を2019年4月より全国各地に展開開始。翌2020年1月には国内47都道府県にて1,000教室数を突破し、小学生向けのプログラミング教室として国内最大教室数となりました。2020年11月には、国内外を含めて2,000教室数に拡大し、全国各地に高い水準のプログラミング教育を提供しています。
サイバーエージェントおよびCA Tech Kidsは、プログラミングの知識や技術を身につけるのみならず、設計する力、表現する力、物事を前に進める力などを育み、「テクノロジーを武器として、自らのアイデアを実現し、社会の能動的に働きかけることのできる人材」の育成を目指しています。