極予測LP、広告効果の高いランディングページに自動で収束する「自動検証機能」を実装

■背景

近年、検索連動型広告やディスプレイ広告をはじめとする運用型広告においては、広告効果最大化を目的とした継続的な運用が重要とされており、当社ではAIを活用しランディングページの効果の事前予測を行い、広告効果を最大化する「極予測LP」を2021年6月より提供しております。

「極予測LP」では、現在配信中で最も効果が出ている既存ランディングページに対し、何度も予測をかけながら新しいランディングページを制作することで、よりスピーディーな運用改善を実現しております。
また直近（2024年1月）の平均CVRの改善率は155％という実績が出るなど、広告効果の最大化に貢献してまいりました。

一方で、ランディングページのA/Bテストの実施においては、各テストごとに人手による開始設定や収束※1設定等を行う必要があり、スピーディーな検証を行うためには運用上のハードルがありました。これにより本来検証できるはずの機会損失が生まれるほか、効果の低いコンテンツの非表示対応が迅速に行えない等の課題がありました。

■概要

このような背景のもと、この度新たに「自動検証機能」を実装いたしました。これにより、高速かつ低リスク※2でA/Bテストを行う仕組みを実現いたします。

予め制作した複数のコンテンツを予約設定しておくと、1つずつA/Bテストが実行され、判定が完了する度に次のA/Bテストが自動で実行されます。これらを繰り返すことで最も効果の高いコンテンツへ自動で収束することが可能となります。
従来次の検証の開始設定に1営業日程度かかっていたところ、本機能を導入した結果自動で即時に行うことができるようになりました。

本機能により、ランディングページにおける継続的な運用改善のさらなる品質向上を図ります。

■今後

当社は今後も高い技術力を生かし、更なる予測精度の向上を図る研究開発を進め、AIを活用した高品質なクリエイティブの制作および新しいクリエイティブの価値提供を目指すとともに、広告主企業のみなさまの広告効果最大化に尽力してまいります。



※1　検証した複数の選択肢の中から、どの選択肢を採用し一本化するのか決定すること
※2　検証した結果テストパターンの広告効果が既存のパターンより低かった場合、その期間の広告効果が下がってしまうリスクを排除

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AI事業部の「極予測LP」開発責任者である玉津が、新機能の効果をわかりやすく解説した記事を公開しました。本リリースと合わせて、ぜひご覧ください。

https://www.cyberagent.co.jp/way/list/detail/id=29864