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佐賀県伊万里市No.1キッズプログラマーが決定 「IMARI Kids プログラミングコンテスト」結果発表
民間と連携してプログラミング教育のステップを築くモデルケースに

「IMARI Kids プログラミングコンテスト」は、伊万里市が初めて開催した市内在住の小中学生を対象とするプログラミングコンテストです。
伊万里市は、CA Tech Kidsと株式会社Cygamesとともに、必修化以前より小学生へのプログラミング教育に取り組んでおり、2019年には市内全ての小学6年生を対象に、プログラミングワークショップ「”Cygames presents” Tech Kids CAMP in IMARI」を実施し、子どもたちにプログラミングの楽しさや可能性を伝えてまいりました。2020年には、もっとプログラミングに取り組みたいという子どもたちに機会を提供すべく、プログラミング学習の無償支援を行う「”Cygames presents” IMARI Kids プログラミング特待生」制度を開始いたしました。特待生は、半年間の支援期間において、PCなどの機器類のレンタル、プログラミングのeラーニングシステム、毎月1回程度、CA Tech Kidsの講師による対面のサポートを受け、本格的なプログラミング学習に継続的に取り組みました。
そうした取り組みを経て、子どもたちが学習成果を発揮する場として、同コンテストの開催に至りました。44件の応募総数の中から、厳正なる審査の結果、計5名の表彰者が決定いたしました。結果は以下の通りです。
「IMARI Kids プログラミングコンテスト」表彰結果
2位 濱瀨 夏子さん(小学5年生) 作品名「ドロシー宅急便」
3位 岩本 惺良さん(小学6年生) 作品名「お茶を点ててみよう♪」
特別賞 坂田 瑛斗さん(小学6年生) 作品名「棒人間の棒険」
藤田 悠貴さん(小学5年生) 作品名「火をかわして倒せ!!!」
※受賞作品の詳細はこちらのページよりご覧いただけます。https://techkidsschool.jp/grandprix/regions/imari/

1位受賞者の作品

作品概要:スペースキーを連打して2人の敵よりも先に宝箱到達を目指すゲーム
受賞コメント:「この作品の工夫したところは、敵の速さをランダムにして、ゲームごとに敵の速さが変わるようにしたところです。プログラミングを通して感じたことは、一つでもブロックが抜けていたらプログラムが思った通り動かないので、注意力が大切だということです。プログラミングで学んだことをいかしていきたいと思います」
開催にあたって、伊万里市 深浦弘信市長よりコメント

5人の受賞者の作品を見せていただきましたが、それぞれに工夫がされていて、大変すばらしいと感じました。豊かな発想力から生み出されたゲームは、それぞれが個性的で、その中に詰め込まれた工夫を見ることができました。皆さんは作品を製作する中で、プログラミング的思考力、最後までやり遂げる粘り強さや、発想力が身についたことと思います。皆さんには今後ますますプログラミングに興味を持ち、伊万里市の先頭に立ち、ここで身についた力を将来幅広い分野で活用し、よりよい社会をつくっていただくことを願っています」
「Tech Kids Grand Prix 2020」の地方連携について
「Tech Kids Grand Prix」は、『21世紀を創るのは、君たちだ。』 をスローガンに掲げ、これに賛同する全21の企業や団体とともに、これからの時代を担っていくすべての小学生に向けて実施する国内最大のプログラミングコンテストです。2018年より開催しており、プログラミング必修化元年にあたる本年度は、長崎県島原市をはじめ全国12地域の自治体等と連携し、地元の小学生を対象とした地域プログラミングコンテストを同時開催しています。9月30日に締め切った応募総数は、昨年度の1.5倍を超える2,189件におよび、その約4割が首都圏・京阪神を除くエリアからの応募となり、全国各地の小学生が挑戦してくれました(応募総数の詳しいデータはこちら)。
引き続き2021年度も「Tech Kids Grand Prix」と連携する地域コンテストの無償支援を行うことを決定し、現在、連携する自治体を募集しております。