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サービスニュース

店舗サイネージ配信プラットフォーム「ミライネージ」、デジタルサイネージの広告運用最適化機能の提供を開始 ー販促効果の高い運用の実現により、小売の広告事業を支援ー

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株式会社サイバーエージェント(本社:東京都渋谷区、代表取締役:藤田晋、東証一部上場:証券コード4751)のAI事業本部 DX本部は、2020年2月に業務提携を行った※1AWL株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:北出 宗治、以下AWL)と共に、AIカメラを用いた広告運用最適化機能を開発し、店舗サイネージ配信プラットフォーム「ミライネージ」の機能として提供を開始いたします。

サイバーエージェントではこれまで、インターネット広告における店舗集客や販売促進などデジタルマーケティングの知見を活かしたサービス開発・提供により、デジタルサイネージや自社アプリを活用した「店舗のメディア化」による小売企業のDXおよび広告事業を支援してまいりました。

販売促進や商品認知に繋がる「店舗メディア」の確立には、デジタル広告と同様に効果指標の設定および、そのデータ分析・運用が重要です。このような背景のもと、この度新たに開発した広告最適化機能では、滞在率を高める最適なタイミングでの広告配信や、AIカメラを用いた来店客の棚前での行動変容分析による広告効果の可視化によって、最適な運用が可能となります。

■広告最適化機能の特徴

①広告効果計測および分析機能
AIカメラを用いて、デジタルサイネージ前の通過数、滞在数、視聴数の計測や、性別・年齢の属性分析が可能です。また、可視化されたデータに基づき、クリエイティブ別の効果や視聴率と売上の相関性の分析結果も併せて提供いたします。

②滞在率を向上させる立ち寄り配信
来店客をAIカメラが感知し、デジタルサイネージに接近したタイミングでの広告配信を実現します。クリエイティブのループ配信とは異なり、商品棚の前を通過するタイミングで冒頭から配信を開始するため、訴求内容を明確に伝えることが可能です。
さらに当社では、広告事業の知見を活かし、販売促進に特化したクリエイティブサポート体制を整えており、視聴率の向上が期待できる誘目性や視認性の高いクリエイティブ制作により、広告効果の最大化へ寄与します。

なお、先行してドラックストアにおいて行った配信では、「立ち寄り配信」の実施により滞在率が約10%向上する結果が見られました。

当社は今後も、小売業界におけるデジタル化を推進し、小売店舗における販促オペレーション業務の効率化や、「店舗のメディア化」による収益最大化および新しい顧客体験と実店舗の価値創造に貢献してまいります。


※1 AWLとの資本業務提携及びサッポロドラッグストアーとの広告開発契約のもと、リテール向けAIカメラソリューションを活用した店舗のデジタルトランスフォーメーション実証実験・共同商品開発を開始
https://www.cyberagent.co.jp/news/detail/id=24305



■「ミライネージ」とは
「ミライネージ」は、小売店舗に設置したデジタルサイネージのネットワーク化により、店舗に関わらずサイネージ単位でコンテンツの一括管理を可能にする小売業向け店舗サイネージ配信プラットフォームです。AIカメラを用いた視聴データの集計・分析から販促・宣伝の最適な配信運用が可能になり、店舗のメディア化を実現することで小売業界の広告事業を支援しています。
https://www.cyberagent.co.jp/news/detail/id=24848