- 出演者:吉田 将太、田内 貴大
- 動画の長さ:20:07
- カテゴリ:会社紹介/事業紹介
AI要約
※以下はAIによる動画の要約になります。詳細内容は動画をご確認ください。ABEMAマーケターの職種紹介
この動画は、2021年入社のABEMAマーケター、吉田の業務に焦点を当てています。吉田は宣伝本部に所属し、入社当初はSNS全体のマーケティングを取り仕切っていましたが、現在はSNS以外の出稿広告や、開発と連携したAI機能開発なども担当しています。彼のミッションは、ABEMA全体、特にアニメやスポーツ、オリジナル番組などの各コンテンツのマーケティング戦略を立案・実行することです。
ABEMAマーケターの1日の仕事の流れ
吉田の業務は、社内・社外との連携が半々を占めており、常に最新の情報をキャッチアップし、スピーディに施策を実行する体制が求められています。
- 9:00 出社と予算確認
まずは予算管理の確認を行います。1週間を通して、広告出稿などにどれくらいの予算を使い、どれほどのPV(ページビュー)を獲得するかといった全体設計を確認し、チームメンバーや広告代理店側に指示を出します。この予算調整は週に1回の定例がありますが、吉田自身は毎日数字をチェックしています。
- 10:00 戦略コンテンツの宣伝会議(アニメ)
アニメやスポーツなど注力コンテンツに関して、ABEMAの内部データを使って詳細な分析を行います。例えば、「若い女の子は見ているが、男の子が見ていない」といったデータから、不足している層に向けての出稿や企画を検討するための戦略会議です。これは週に2回程度行われます。
- 11:00 経営会議
宣伝本部のボードメンバーとして、宣伝本部自体の人事や中長期的なマーケティング戦略について議論します。特に、ABEMAの10年目黒字化に向け、どのコンテンツがどれくらいの収益性を持つべきか、具体的な戦略を積み上げる場となります。また、スポーツが得意なマーケターなど、メンバーの特性とコンテンツのマッチングについても話し合います。
- 12:00 X(旧Twitter)社とのアポイントメント
主要なプロモーションプラットフォームであるX社と、広告出稿だけでなくアライアンス的な取り組みも含めた連携について話し合います。ABEMA側から売り出したいコンテンツの相談や、X側の新機能情報を早期にキャッチアップします。
- 14:00 編成会議
番組の制作側とプロモーション側が集まり、どのコンテンツがいつ配信されるか(番組表の作成イメージ)を確認し、その編成に基づいてプロモーションプランを検討します。キャスティング状況なども把握し、プロモーション戦略に反映させます。
- 15:00 Google社とのアポイントメント
Googleとも、広告出稿に加え、今後のコンテンツ戦略や、例えば海外で導入済みの新機能を日本でのABEMAのプロモーションに合わせて導入してもらうといった、機能提供の交渉も行います。
- 16:00 戦略コンテンツの宣伝会議(スポーツ)
スポーツの制作側、宣伝本部のスポーツ担当メンバーと連携し、MLBの大谷翔平選手に関する話題など、記録がすぐに出そうなタイミングを予測し、戦術的な投稿や施策のアイディア出しを行います。スピード感を持った対応が求められます。
- 17:00 戦略コンテンツの宣伝会議(ドラマ)
ドラマのプロモーション戦略を詰めます。放送後の第2回、第3回に向けて、どのキャストが出るか、どういうコメントをいつ出すかといった、ソーシャル、リリース、広告出稿(OOH含む)のクリエイティブに関する詳細なすり合わせを行います。チームメンバーの平田などが、制作会社と連携を取りながらこれらの計画を策定しています。
- 18:00 撮影現場への移動・立ち会い
自身が担当する番組のスタジオやロケ現場に移動し、演者やマネージャーに挨拶したり、撮影を立ち会ったりします。現場で番組の雰囲気を肌で感じ、その帰り道にプロモーションのプランを考えるなど、実務に活かします。
- 19:00 作業タイム
ミーティングというよりは、作業時間として確保しています。マネージャーとして各メンバーの状況確認や相談対応、および経営層への報告資料の作成などを行います。
仕事のやりがいと身につくスキル
やりがい自分が考えたコピーや企画が世の中のトレンドになる瞬間に大きなやりがいを感じています。1年目にはクイズ企画がTwitterのトレンドに入り、2年目にはFIFAワールドカップのソーシャルマーケティングリーダーとして、解説の本田圭佑のコメントから着想を得た絵文字施策をTwitter本国と連携して実現し、トレンド2位を獲得した経験は、彼のキャリアにおける大きな成功体験です。
マーケティングの川上から川下まで一貫して携わる能力です。番組(プロダクト)の面白さが担保されるかという分析から、アイデアを形にするための社内外との交渉、予算管理、そしてプロモーション戦略策定に至るまで、面白いと思うことを形にするための全ての一連のスキルが身につきます。
「マーケティングにはまだ正解がない」という認識のもと、「自分ができることをみんなができるようにする」ためのやり方やフレームワークを残すことです。
ビジョン・パーパスとの繋がり
自身のチームや会社、そして日本のマーケティング全体の水準を引き上げ、21世紀を代表するマーケティングを確立し、次世代にその思考のフレームを繋げることをビジョンとして掲げています。