- 出演者:岩田 智靖
- 動画の長さ:6:15
- カテゴリ:インタビュー
AI要約
※以下はAIによる動画の要約になります。詳細内容は動画をご確認ください。ストラテジックプランナーの職種紹介
岩田は、広告事業本部のマーケティング事業部内のWHO WHAT局に所属するストラテジックプランナーです。この仕事は、クライアントのコミュニケーションにおける一番大元となる戦略の策定を専門的に行うことを担っています。
ストラテジックプランナーの役割と戦略策定
ストラテジックプランナーの役割は、クライアントが持つ目的や目標数値を達成するために、どういう課題を解決しなければならないのか(課題の決定)を特定し、その課題を解決するためのアイデアやソリューションを考えることです。具体的な意思決定として、以下の要素を定めます。
- ターゲットの決定
- ブランドとしての価値の決定
- それをどのように伝えていくか(伝え方)の決定
案件のパターンとしては、競合代理店とのコンペに対する提案と、ブランドやクライアントから受託した案件に対する戦略立案とコミュニケーションのご提案の2つがあります。
仕事の流れと特徴
ストラテジックプランナーの仕事は、基本的に案件単位での動き方となり、ルーティン業務がないことが特徴です。クライアントからの依頼をチームで解釈し、ベストなプランを立てるために動きます。
- プロセス
様々な仮説を立て、それを検証するための調査(インタビューや定量的なアンケート)を行います。その後、調査から見えてきた発見や示唆を元に、実際に戦略を作成し、クリエイターや営業のチームと協力して最終的なアウトプット(提案)にまとめます。
- 1ヶ月の動き
1週間を仮説立てに使い、その後の1~2週間で仮説検証のための調査を行います。残りの1.5週~2週間で発見や示唆に基づき戦略を作り、最終アウトプットを作成します。
仕事の面白みと求められるスキル
この仕事は、コンサルタントや事業側のマーケターの仕事と類似していますが、その違いこそが面白みであると岩田は述べています。
- 関わる領域
クライアントの事業の一番根幹となる部分(事業として世の中にどう価値を与えるか)から、広告コミュニケーション(生活者が見るもの)に至るまで、上流から下流まですべてに携わることができます。
- 求められる思考
ロジカルな論理的思考と、アイデアや具体的に飛躍していくようなものを考える両方の頭を使って、思考力を鍛え上げることができます。
- 世の中に与えるインパクト
関わるクライアントの数や業種が非常に幅広いため、クライアントの成長を支える戦略を書くことを通じて、そのサービスやブランドが世の中に届いていくことで、**日本という国の世の中的な大きさ(世界から見た時の大きさ)を大きくしていく**ことに繋がるインパクトがあります。
- 身につくスキル
戦略的に考えること、クリエイティブを考えることが身につきます。具体的な知識としては、マーケティングや、人に物を伝えるためのコミュニケーションの知識、スキルとしては調査の実施やインタビューをするスキルが身につきます。
- 意識していること
ストラテジックプランナーは「戦略」という言葉が示す通り、戦場の中で一番意思決定の責任者になるポジションです。そのため、どんなに辛い時でも、どんなに難しい問題に対しても、思考から逃げないことを徹底しています。彼らが思考を放棄するとチーム全体が崩壊する役割を担っているため、常に考え続けることが重要です。
- ビジョン・パーパスとの繋がり
日本の企業様は数多くのよいブランドやプロダクト・サービスがあり、世の中(世界全体)へ届けるため、フォローアップ・サポートできるように努めています。これは、サイバーエージェントのパーパスである「新しい力とインターネットで日本の閉塞感を打破する」を実現していくことにも直結しています。