このページの本文へ移動

Menu

メニュー

  • 企業 
  • ニュース 
  • サービス 
  • 技術・デザイン 
  • 採用 
  • 投資家情報 
  • サステナビリティ 
  • CyberAgent Way 

 

登壇

日本音響学会にて招待講演を含む2件の発表をします

日本音響学会第150回(2023年秋季)研究発表会にて、AI Labから2件の研究発表を行います。
賛助会員ポスター展示にてAI Labの組織紹介、音声情報処理の研究開発事例の紹介をいたしますので、ご興味のある方はぜひお越しください。

■日本音響学会第150回(2023年秋季)研究発表会
期日:2023年9月26日(火)、27日(水)、28日(木)
会場: 名古屋工業大学

【サイバーエージェントからの発表】
 日時 :9月27日(水)9:30~10:00
タイトル: 聴覚におけるフィルタ分析と音声了解度予測への応用(招待講演)
 著者 :山本 克彦
発表要旨:音声コミュニケーションを円滑に行うにあたり、音声の明瞭性を表す音声了解度は重要な指標である。本講演では、はじめに、聴覚での音声知覚において必要とされている周波数領域のフィルタ(聴覚フィルタ)と時間領域のフィルタ(変調フィルタ)について解説する。次に、これらのフィルタバンクに基づく音声了解度の予測指標を紹介する。最後に、深層学習ベースの手法や予測コンペに代表される最新の研究動向について解説する。

 日時 :9月28日(木)10:00~12:00
タイトル:音声強調におけるドメイン適応のためのNoise2Noise 学習(ポスター発表)
 著者 :李 莉,関 翔悟
発表要旨:近年、ノイジーとクリーン音声のペアを学習に用いる教師あり音声強調手法が数多く提案され、その優れた性能は様々なデータセットにおいて検証された。しかし、教師ありモデルは、学習データと異なる音響特性を持つ実環境でテストする際に性能が低下する傾向があった。実環境における高性能な音声強調モデルを構築するために、本研究では、Remixed2RemixedというRemixITのフレームワークにNoise2Noise学習を適応させた手法を提案し、その有効性を確認する。


また、会期中に賛助会員ポスター展示を行いますので、ご興味のある方はぜひお越しください。
日時:9月28日(木)10:00~12:00
内容:音声情報処理に関するAI Labの取り組みや、採用情報など紹介する予定です。


■発表者の略歴
AI Lab 山本 克彦

2019年に和歌山大学システム工学研究科博士後期課程を修了。同年、トヨタ自動車株式会社に入社し、車載音響機能の設計・開発・評価を担当。2023年よりサイバーエージェントに入社。現在は、ヒトの聴覚特性に基づく音声情報処理の研究に従事。

AI Lab 李 莉
2021年筑波大学大学院システム情報工学研究科博士後期課程修了。名古屋大学研究員、NTTコミュニケーション科学基礎研究所客員研究員を経て、2023年サイバーエージェント入社。AI Labにて音声強調・音源分離などの音声情報処理の研究に従事。