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技術

AI LabのAntonio Tejero-de-Pablosと鈴木 智之が、広告動画解析コンペ「Tencent Advertisement Algorithm Competition」にて「Prize to the Best Overseas Team賞」を受賞

AI Tech Studio

AI Labに所属する研究員のAntonio Tejero-de-Pablosと鈴木 智之が、マルチメディア分野の国際会議 ACMMM 2021 においてTencentが主催する広告動画解析の国際コンペティション「Tencent Advertisement Algorithm Competition」で、参加した海外チームの中で最も成績の高い「Prize to the Best Overseas Team賞」を受賞しました。


■Tencent Advertisement Algorithm Competitionについて


Tencent Advertising Algorithm Competitionは、中国のテック企業Tencentが主催する世界的に有名なアルゴリズムを競う国際コンペティションで、2017年からの開催開始以来、約4,300人以上が参加しています。

2021年のTencent Advertising Algorithm Competitionは、マルチメディア分野で権威あるトップカンファレンス国際学会である「ACMMultimedia」とともに開催され、動画広告を中心に設定された2つのテーマ「multimodal ads video understanding (scene segmentation and tagging)」、「 multimodal ads video tagging」でコンペティションが行われました。CyberAgent AI Lab チームは2つのテーマのうち、「multimodal ads video understanding」のコンペティションに参加いたしました。

公式サイト:Tencent Advertising Algorithm Competition




■Prize to the Best Overseas Team賞について

サイバーエージェントAI Labでは、画像や映像・オーディオ・テキストなど、さまざまなモダリティを含むデータを自動的に分析し、見たことのないデータに対して予測をする「multimodal understanding」に関する研究開発を行っており、このたび、このような知見を生かしAI LabのAntonio Tejero-de-Pablosと鈴木 智之は、参加した海外チームの中で最も成績の高い「Prize to the Best Overseas Team賞」を受賞しました。


受賞した提案手法の論文はこちらです。ぜひご覧ください。
Video Ads Content Structuring by Combining Scene Confidence Prediction and Tagging



■受賞者プロフィール

Antonio Tejero-de-Pablos
2017年に奈良先端科学技術大学院大学情報科学研究科博士後期課程修了後、東京大学情報理工学系研究科および理化学研究所 革新知能統合研究センターで研究員。2021年からサイバーエージェントAI Lab入社。リサーチサイエンティストとして、コンピュータビジョン/機械学習に関する研究に従事。

鈴木 智之
2019年に慶應義塾大学理工学研究科を修了後、株式会社ディー・エヌ・エーにてオートモーティブ領域におけるコンピュータビジョン分野の研究開発に携わる。2020年にサイバーエージェントに中途入社し、同分野の中でも動画認識・教師なし特徴表現学習に関する研究に従事。