インターネット産業を主とする事業特性から、CO2排出量の算定を国内の主なオフィスからの排出、提供するインターネットサービスのためのデータセンターからの排出、従業員の通勤、出張等※1を対象範囲とし、2020年度より情報開示に取り組んでいます。当社は2019年3月から分散していたオフィスを集約したことコロナ禍における在宅勤務の推奨により旅費交通費、出張費等が減少し、2019年度に比べて総排出量(ロケーション基準)が2020年度35%減、2021年度も前年比20%減となりました。また、2021年度の売上高当たりの排出原単位(t-CO2/百万円・ロケーション基準)は、0.0113と非常に低い数値となっています。今後も継続的な事業拡大、それに伴う従業員数の増加等を想定しつつ、事業効率の向上、働く環境の整備等により、売上高あたりの排出原単位(t-CO2/百万円)を削減できるよう努めていきます。
スコープ別 CO2 排出量 [t-CO2]
データ項目※2 | FY2019 | FY2020 | FY2021 |
---|---|---|---|
スコープ1 | 0 | 0 | 0 |
スコープ 2 (マーケット基準) |
6,023 | 6,155 | 8,480 |
スコープ 2 (ロケーション基準) |
5,739 | 5,856 | 8,033 |
スコープ3 | 19,755 | 11,403 | 7,141 |
排出量合計 (スコープ2マーケット基準+スコープ3) |
25,778 | 17,558 | 15,621 |
排出量合計 (スコープ2ロケーション基準+スコープ3) |
25,494 | 17,259 | 15,174 |
スコープ 3 カテゴリー別 CO2 排出量の割合(%)
カテゴリ | データ項目 | FY2019 | FY2020 | FY2021 |
---|---|---|---|---|
1 | オフィス用品の購入 | 17% | 18% | 31% |
3 | Scope1,2 に含まれない 燃料及びエネルギー関連活動 |
6% | 9% | 17% |
5 | 事業から出る廃棄物 | 1% | 0.3% | 1% |
6 | 従業員の出張 | 69% | 58% | 32% |
7 | 従業員の通勤 | 7% | 15% | 19% |
売上高当たりのCO2排出量原単位(t-CO2/百万円)※3
データ項目 | FY2019 | FY2020 | FY2021 |
---|---|---|---|
売上高当たりのCO2排出原単位 (マーケット基準) |
0.0188 | 0.0166 | 0.0120 |
売上高当たりのCO2排出原単位 (ロケーション基準) |
0.0183 | 0.0142 | 0.0113 |
連結売上高(百万円) | 453,611 | 478,566 | 666,460 |

- ※1 対象範囲:スコープ2およびスコープ3のカテゴリー1,3,5,6,7
- ※2 データ項目
スコープ1 当社オフィス、データセンターからのCO2の直接排出(ガス等燃料の燃焼)
スコープ2 当社オフィス、データセンターにおける他社から供給された電気、熱の使用による間接排出
スコープ3 1,2以外の間接排出(該当カテゴリのみ) - ※3 売上高当たりの排出原単位:(スコープ1+2排出量)/連結売上高(百万円)