極予測TD、「トリガー運用機能」を導入　常に変動する検索連動型広告の生成から運用までをAIで自動最適化

■背景

検索連動型広告をはじめとする運用型広告では、広告効果最大化を目的とした継続的な運用が欠かせません。当社では2020年5月よりAIを活用し広告テキストの自動生成および効果の事前予測を行う「極予測TD」を提供し、広告主のみなさまの広告効果の最大化を支援してまいりました。
しかし、広告運用には、運用環境そのものの変動も常に伴います。広告効果、キーワードごとの競争状況、検索されるキーワードのトレンドなど、さまざまな要素がリアルタイムに変化するなかで、これらの変化を常にチェックし、最適なタイミングで広告を制作・配信することは、実運用において非常に困難です。そこで当社では、常に変動する運用環境に合わせて、効果を最大化するための自動生成・運用を目指しました。

■概要

このような背景のもと、このたび「極予測TD」において、広告効果に影響するさまざまな要素を自動的に検知し、最適な広告を自動生成する仕組みを開発いたしました。この「自動検知から即時生成、そして配信までの一連の機構」を「トリガー運用」と称し、本技術は現在特許申請中です。（2025年8月時点）
 

トリガー運用により、常に変動する検索連動型広告の運用環境に合わせ、広告効果を自動で最適な状態に保つことが可能になります。本フローはすでに当社の運用する100以上のアカウントに導入されており、「トリガー運用」導入前と比較して、品質スコア（QS）8以上の広告グループ（ADG）の割合が約14％増加する事例が出ています。※1またクリック率（CTR）を向上させながらクリック単価（CPC）のピーク時より13％削減の改善事例も確認されるなど、さまざまな指標での広告効果の改善が見られています。（2025年8月現在時点当社調べ）

※1　トリガー運用導入前におけるQS8以上の広告グループの割合（85%）を基準とした際の増加率

■今後

当社は今後も高い技術力をいかし、検索連動型広告の運用効率と効果を一層高める研究開発を進めるとともに、広告主企業のみなさまの広告効果最大化に尽力してまいります。