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プレスリリース

クリエイティブ生成AIプラットフォーム「AI SCREAM」にGPT-5を実装 AIクリエイティブBPO事業として外部企業への展開も推進

ー日本語入力で高精度な英語プロンプト生成、クリエイティブ制作をさらに加速ー

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株式会社サイバーエージェント(本社:東京都渋谷区、代表取締役:藤田晋、東証プライム市場:証券コード4751)は、クリエイティブ生成AIプラットフォーム「AI SCREAM(アイスクリーム)」に、OpenAI社の最新AIモデル「GPT-5」を実装したことをお知らせいたします。
「AI SCREAM」は、商用利用可能な複数の画像生成AIモデルを搭載し、静止画・動画・音声など多様なクリエイティブ素材の生成から編集までを、直感的なUIでシームレスに完結できるシステムで、2024年より当社の広告事業を中心に社内で活用が進んでいます。

今回の「GPT-5」実装により、日本語入力による高精度な英語プロンプト生成が可能となりました。これにより、社内のさまざまな職種におけるクリエイティブ制作の生産性向上とアイデアの迅速な具現化に貢献します。

■背景

従来、クリエイティブ制作における素材探しは手間と時間を要し、人が本来注力すべき創造的な業務に十分な時間を割けないという課題がありました。著作権を侵害せず安全に利用できる画像生成AIへのニーズが高まるなか、当社は2024年2月に「画像生成AIガイドライン」を策定し、安全なツール利用を推進しています。
一方で、セルフホスト型※1やAPI型※2で提供される画像生成AIは、画面構築などの専門知識や英語でのプロンプト入力が必要であり、多くのユーザーにとって活用が容易ではありませんでした。


※1 クラウドサービスのように提供元のサーバーを利用するのではなく、利用者自身がサーバーを用意し、システムを設置・管理する方式
※2 クラウド上で提供されるAIモデルに、インターネット経由でリクエストを送信し、結果を受け取る方式

■社内向けクリエイティブ生成AIプラットフォーム「AI SCREAM」概要

このような背景から、当社ではクリエイティブ制作の現場における課題解決と多様な職種での生成AI活用を促進すべく社内向けに「AI SCREAM」を開発いたしました。
2024年11月の社内正式提供開始以来、わずか半年で4万点以上の生成素材が広告事業を中心とした実際のクリエイティブ制作現場で活用されるなど、社員の生産性を大幅に向上させています。
ユーザーの利用状況や要望の分析、最新AIモデルの動向を迅速にキャッチアップし、2週間に1度のペースで新たなモデルを追加するなど、「画像生成AIガイドライン」に準拠した著作権対策のもと、ユーザーにとって“本当に使える”生成AIプラットフォームとして活用されています。


<GPT-5実装による新機能>
そしてこのたび、「AI SCREAM」にOpenAI社の最新モデル「GPT-5」を実装しました。これにより生成したい素材の説明を簡単な日本語で入力するだけで、最適な英語プロンプト(指示文)をリアルタイムに生成することが可能となります。ユーザーは専門知識がなくても、これまで以上に高品質かつ多様なクリエイティブ素材を効率的に生成できるようになります。


<BPO事業として外部企業へも展開>
また、当社がこれまで培ってきた「AI SCREAM」の開発力や豊富な社内活用実績を活かし、企業のクリエイティブ制作に関する業務改革を支援する「AIクリエイティブBPO事業」として外部企業への展開も見据えています。

■今後の展望

今後も「AI SCREAM」は、新たなモデルの追加やUI・UXの利便性向上など、社内クリエイティブ制作業務のさらなる効率化・高度化を推進いたします。
当社はこれらの取り組みを通して、AIと人が協働する持続可能な制作体制を構築し、データドリブンかつ戦略的なマーケティング支援を実現することで、企業の競争力向上に貢献してまいります。