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サービスニュース

開発AIエージェント導入に年間約4億円を投資決定

AI活用をより加速し、開発生産性のさらなる向上へ

技術

株式会社サイバーエージェント(本社:東京都渋谷区、代表取締役:藤田晋、東証プライム市場:証券コード4751)は、社内における開発生産性のさらなる向上を目指し、開発AIエージェントの導入に年間約4億円を投資することについて決定いたしました。

これに伴い、開発業務に携わるエンジニア約1,200名を対象に、1人あたり月額200米ドルの開発AIエージェント導入費用をサポートいたします。社員が業務に応じて開発AIエージェントを選択・導入することができるほか、業務以外の場面でも開発AIエージェントを気軽に試せるようにすることで、エンジニアにおけるAIスキル向上を図ります

■背景
近年、生成AI技術は急速に進化し、あらゆる産業・ビジネスにおいて活用が拡大しています。サイバーエージェントにおいても進化を続けるAI技術を、ビジネスのあらゆる側面に活用するため、積極的な技術投資を行ってきました。2016年のAI研究組織「AI Lab」の設立をはじめ、2023年には国内初の「NVIDIA DGX H100」導入により、大規模なAI開発に対応する開発環境を大幅強化、独自の日本語LLM(大規模言語モデル)やVLM(大規模資格言語モデル)の継続的な開発・一般公開を推進してまいりました。これにより、広告効果の改善や業務生産性の向上を実現しています。

開発組織においては2023年4月よりGitHub Copilotの全社導入を開始し、以降もCursor、Cline、Windsurf、Devinなど様々なAI開発支援ツールを部門単位で導入してきた結果、約1年半でエンジニアの開発業務における工数の約4割をAIが補完する成果が出ています。

今後、当社がさらなる事業成長を遂げるためには、個人のAIスキルをより向上させることが不可欠で、エンジニアが個人単位で開発AIエージェントを試せる環境を整備する必要があると判断し、1人あたり月額200米ドルの開発AIエージェント導入費用をサポートすることを決定いたしました。


■開発AIエージェント導入費用のサポートについて

対象となるAIツール
プログラミング支援AI、コードレビューAI、ドキュメント生成AI など、開発業務に特化した生成AIツールが対象
※対象ツールは社内の生成AI活用ガイドラインおよび各事業部のルールに準拠して選定

サポート内容
・一人あたり月額 200米ドル までの費用を負担
 予算増額については事業部ごとに判断
・効果的な活用方法に関するトレーニングやワークショップの開催
・先行導入事例の共有とナレッジベースの提供

 
当社では今後も生成AI活用に関する取り組みをより加速させ、開発生産性のさらなる向上に努めることで、新たな価値創出を目指してまいります。