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プレスリリース

サイバーエージェント次世代生活研究所、「Z世代のSNS利用率」を発表!   Z世代が最も利用しているSNSは「Instagram」75.6%に  Z世代の認知率が5割超えのSNSは「BeReal」57.1%、「Discord」56.6%、「SnapChat」56.6%

~“Z世代”と“その上の世代”のジェネレーションギャップが最も大きいSNSは「BeReal」(認知率の差45.3ポイント)~

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株式会社サイバーエージェント(本社:東京都渋谷区、代表取締役:藤田晋、東証プライム市場:証券コード4751)はインターネット広告事業の「サイバーエージェント次世代生活研究所」において、「2023年Z世代SNS利用率調査」を実施し、Z世代が利用しているSNSおよび各世代のSNS利用率、認知率を発表いたします。
また、Z世代とその上の世代の間に存在するジェネレーションギャップを明らかにするとともに、Z世代のほかの各世代別、性別、居住地域などによる違いも明らかにしました。

<調査項目>

【1】世代別SNS利用率(Z世代・その上の世代)

【2】世代別SNS認知率(Z世代・その上の世代)

【3】主要SNS3つの、年代別 利用率(Z世代・26歳~29歳・30代・40代・50代)

【4】主要SNS3つの、性年代別 利用率
(男女)×(高校生・大学生・社会人25歳以下・26歳~29歳・30代・40代・50代)

【5】主要SNS3つの、居住地域別 利用率
(Z世代・その上の世代)×
(1都3県:東京・埼玉・神奈川・千葉 / 2府2県:大阪・京都・兵庫・奈良 / その他都道府県)

【6】主要SNS3つの、Z世代世帯年収別(400万円未満・400-600万円・600万円以上)


※主要SNS3つ:「Instagram」「X(旧Twitter)」「TikTok」
 

<調査結果概要>

■世代別SNS利用率(Z世代・その上の世代)

Z世代(15-25歳)のSNS利用率1位は、「Instagram(Z世代75.6%・26歳以上51.3%)」、2位は「X(旧Twitter・Z世代71.7%・26歳以上52.3%)」でした。

2022年(調査期間:2022年9月29日~10月1日)に当社が実施した調査では、Z世代のSNS利用率 1位は「Twitter(現X・66.0%)」、2位が「Instagram(64.7%)」であり、この1年間でZ世代の間で最も使われるSNSが「X(旧Twitter)」を抜き、「Instagram」になったことが明らかになりました。

3位は「TikTok(Z世代51.9%・26歳以上20.4%)」に。2022年の調査では、Z世代の利用率は29.2%だったため、この1年で「TikTok」ユーザーが大幅に増えたことが分かります。

また、Z世代のSNS利用率上位2位の「Instagram」「X」は、その上の世代においても認知率は9割を超えているものの(次図「年代別SNS・アプリ認知率」参照)実際の利用者は約半数で、Z世代と利用率に大きく差があることが分ります。
また、今回の調査項目の中で唯一、上の世代の利用率がZ世代を上回ったSNSは「Facebook(Z世代8.9%・26歳以上22.8%)」のみとなりました。
 

■世代別SNS認知率(Z世代・その上の世代)

SNSの認知率について、Z世代の利用率上位3つの「Instagram(Z世代96.8%・26歳以上94.3%)」、「X(Z世代96.3%・26歳以上94.5%)」、「TikTok(Z世代95.1%・26歳以上92.3%)」は世代を問わず、9割以上が認知しています。

「Facebook(Z世代88.5%・26歳以上92.2%)」は今回の調査項目の中で唯一、その上の世代の認知率がZ世代を上回り、前項のSNS利用率においても、その上の世代がZ世代を上回りました。

「Facebook」以外のSNSは全てZ世代がその上の世代よりも認知率が高く、特に今年Z世代の間で大きな話題となったリアルな日常を投稿するSNS「BeReal(Z世代57.1%・26歳以上11.8%)」においては、Z世代とその上の世代との認知率の差が45.3ポイントとなり、最も大きくなりました。

「BeReal」に次いで認知率の差が大きいのは、今年2023年7月6日にMeta社がサービスを開始したテキスト型SNS「Threads(Z世代66.3%・26歳以上32.7%・差33.6ポイント)」、ボイス・ビデオ・テキストコミュニケーションアプリ「Discord(Z世代56.6%・26歳以上24.1%・差32.5ポイント)」、位置情報共有アプリ「whoo(Z世代39.7%・26歳以上9.4%・差30.3ポイント)」、画像・動画投稿アプリ「SnapChat(Z世代56.6%・26歳以上30.2%・差26.4ポイント)」と続く一方で、この4つのSNSのZ世代の認知率はすべて5割を超えています。
 

■主要SNSの年代別利用率

Z世代(15-25歳)の利用率TOP3のSNSは、「Instagram」「X」「TikTok」ですが、これらすべてのSNSは年齢が上がれば上がるほど、年代別の利用率が低いことが分かります。

特に「Instagram」は年代が上がる毎に約10ポイントずつ利用率が下がっており、その傾向が顕著にうかがえます。
また、「TikTok」は、Z世代の利用率が51.9%に対し、26-29歳が29.4%と近い世代でも利用率の差が大きくみられ、特に「TikTok」は、よりZ世代中心のSNSであることが分かります。

「X」は、26-29歳においては利用率が71.6%であり、Z世代(71.7%)とほぼ同等の数値となりました。一方、その上の30-39歳になると利用率は54.1%と大幅に低くなっていることから、Z世代から20代を中心としたSNSと言えます。
 

■主要SNSの性年代別利用率

主要SNSの利用率を性年代別で見ると、ほぼ全ての年代において男性よりも女性の利用率が高く、女性を中心にSNSが利用されていることが分かります。
※例外は「X」の50代(男性42.2%・女性30.1%)、TikTokの40代(男性19.9%・女性13.1%)、50代(男性16.0%・女性12.1%)のみです。

特に「Instagram」は他のSNSに比べて男女差が大きく、Z世代ではどの属性でも女性が20ポイント以上男性を上回ります。(高校生:男性66.0%・女性88.8%、大学生:男性64.6%・女性90.8%、25歳以下社会人:男性57.8%・女性85.9%)
また、Z世代より上の26-29歳、30-39歳においては、女性が30ポイント以上も男性を上回っています。(26-29歳:男性48.5%・女性85.4%、30-39歳:男性39.8%・女性72.3%)「Instagram」は30代までの女性が7割以上利用しており、とくに男女差の大きい「女性中心のSNS」と言えます。

また、「X」は大学生以上の男性が最も利用しているSNSであることが分かりました。
男子高校生の利用率は「Instagram」が「X」をやや上回って(「Instagram」66.0%・「X」62.6%)いますが、「X」の利用率は男子大学生(71.4%)、25歳以下社会人男性(64.6%)、26-29歳男性(65.5%)において他主要SNSより高く、6割を超えています。
そして、30-39歳(男性55.3%・女性52.9%)、40-49歳(男性47.6%・女性47.1%)、50-59歳(男性42.2%・女性30.1%)においては、他のSNSより男性の利用率が高い上、同年代の女性の利用率を上回っています。

「TikTok」は女子高校生に最も多く利用されています(69.9%)。また、それぞれの利用率は、高校生(男子51.5%・女子69.9%)、大学生(男子41.7%・女子53.9%)、25歳以下社会人(男性34.5%・女性59.7%)となっており、若ければ若いほど利用率が高く、高校生・大学生・25歳以下社会人の女性がメインの利用層だと言えます。
 

■主要SNSの世代・居住地別SNS利用率

Z世代の主要SNSを居住地別(1都3県:東京・埼玉・神奈川・千葉 / 2府2県:大阪・京都・兵庫・奈良 / その他都道府県)で比較しました。

Z世代においては、「Instagram」はどの居住地域でも大きな差が出ず、全域において75%以上利用されています(1都3県75.2%・2府2県77.5%・その他75.3%)。

「X」は、その他都道府県の利用者がやや少ない傾向(1都3県74.9%・2府2県73.0%・その他69.4%)となり、都市部型のSNSと言えるかもしれません。

「TikTok」は1都3県が他に比べ利用率が低い(1都3県46.4%・2府2県55.4%・その他53.9%)ことから、地方部型のSNSと言えるかもしれません。

一方、上の世代においては、「Instagram」はやや1都3県が低い結果(1都3県48.8%・2府2県55.1%・その他51.7%)となりやや地方型、「X」は2府2県がやや少ない傾向(2都3県54.5%・2府2県49.1%・その他51.9%)、「TikTok」は大きな地域差が出ませんでした(1都3県20.6%・2府2県18.4%・その他21.0%)。

同じ居住地のZ世代とその上の世代を比較すると、2府2県とその他都道府県の「TikTok」利用率に30ポイント以上の差が出ており、Z世代はその上の世代よりも地方部において「TikTok」利用率が高いことが分かります。
 

■世帯年収別SNS利用率

Z世代の主要SNS「Instagram」「X」「TikTok」の利用率を世帯年収別に比較すると、「Instagram」「X」において大きな差は見られない一方で、「TikTok(400万円未満33.8%・400~600万円未満25.5%・600万円以上28.5%)」においては、本調査内で最も世帯年収が低い区分である「400万円未満」の利用率が、400万円以上に対して高いことが分かります。これは「TikTok」が他のSNSに比べ、より若いユーザーに利用されていることが原因と予想されます。
調査概要
回答者:全国男女15歳~59歳 2,884サンプル(年代・学年・性別毎に均等割付)
    Z世代(16~25歳)の高校生・大学生・社会人 1,256サンプル
           26~59歳 1,648サンプル

調査期間:2023年11月13日(月)~11月14日(火)
調査手法:インターネットリサーチ



■「サイバーエージェント次世代生活研究所」とは
Z世代を中心に消費者研究やZ世代向けマーケティングを行うなど、次世代生活について研究し、広告主企業における次世代のマーケティング施策立案の支援を行う研究組織です。2019年11月に本研究所を設立以降、広告主企業向けに、次世代生活に関する調査や若者たちへの調査・インサイト開発・プロモーション施策立案・商品開発などを行っており、次世代生活に関わる様々な知見を蓄積し、社内外に幅広く還元していくことを目的としています。

■本リリース内容に関するお問い合わせ・取材について
株式会社サイバーエージェント インターネット広告事業本部 広報担当
mail: honbu_pub@cyberagent.co.jp