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継続的デリバリーシステム「PipeCD」がCNCFのSandboxプロジェクトに採択

~継続的デリバリーシステムを専門としたプロダクトでは国内初の採択~

サイバーエージェント

株式会社サイバーエージェント(本社:東京都渋谷区、代表取締役:藤田晋、東証プライム市場:証券コード4751)が開発する、継続的デリバリーシステム「PipeCD」が、Cloud Native Computing Foundation(以下、CNCF) のSandboxプロジェクトに採択されたことをお知らせいたします。

CNCFとは、テクノロジー業界におけるクラウドネイティブ技術の推進を行う Linux Foundation 傘下の非営利団体で、関連する技術領域に関するプロジェクトを中立的な立場で支援する「CNCFプロジェクト」の運営や、KubeCon + CloudNativeConなどのテックカンファレンスの運営、Certified Kubernetes Administrator (CKA)などの試験認定を行っています。


Sandboxプロジェクトについて
CNCFでは、クラウドネイティブ技術に関連する、優れたプロジェクトをより発展させることを目的に、成熟度のレベル順にSandbox、Incubating、Graduatedとしてカテゴライズし、プロジェクトが成長するための環境を提供しています。Sandboxプロジェクトの選定は成熟度・将来性・信頼性などをもとに判断され、全世界で96プロジェクトが選定されています。国内発のプロジェクトが採択されることは希少であり、継続的デリバリーシステムを専門としたプロダクトでは国内初の採択となります。


PipeCDについて
この度、CNCFのSandboxプロジェクトに採択された「PipeCD」は、KubernetesやGoogle Cloud Run、Amazon ECS、 AWS Lambdaといったさまざまなプラットフォームににおいて、統一的なGitOpsスタイルでのプログレッシブ・デリバリーを実現するプロダクトです。サイバーエージェントグループにおける、開発生産性を向上させるための専門組織「Developer Productivity室」が開発・運用を行い、社内では2,700以上のアプリケーション・サービスに利用されています。また2020年10月よりオープンソースソフトウェア(以下OSS)として公開して以降は、多くのコントリビューターが開発に携わることでスター数も伸び、より一層の成長を遂げてきました。

この度のSandboxプロジェクト採択を受け、「PipeCD」の開発がさらに活発化することを目指し、その一環として「PipeCD」に関連するミーティングの議事録公開など、よりオープンな環境作りを推進していきます。より多くのコントリビューターとともに「PipeCD」をさらに優れたプロジェクトに発展させることで、クラウドネイティブの普及に貢献することを目指してまいります。