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サイバーエージェント、フィーチャーフラグマネジメント・A/Bテストプラットフォーム「Bucketeer」のOSSを公開

サイバーエージェント

株式会社サイバーエージェント(本社:東京都渋谷区、代表取締役:藤田晋、東証プライム市場:証券コード4751)は、フィーチャーフラグマネジメント・A/Bテストプラットフォーム「Bucketeer」を、9月28日(水)よりオープンソースソフトウェア(以下OSS)として公開いたしました。

「Bucketeer」はサイバーエージェントが提供するフィーチャーフラグマネジメント・A/Bテストプラットフォームです。フィーチャーフラグは、コードを書き換えることなく動的にシステムの振る舞いを変更できる開発手法で、信頼性を保ちながら開発サイクルのスピード感を求められる現在のソフトウェア開発において、その重要性は日に日に高まっています。

当社では、フィーチャーフラグを活用することでリリースを伴わない機敏な挙動変更を可能にし、さらにA/Bテストでデータドリブンな効果検証を定着させるため、2019年4月より新しい未来のテレビ「ABEMA」において「Bucketeer」を導入しています。現在は複数のメディアサービスへの導入も進み、ソフトウェア開発において優れた成果が現れたことから、OSSとして公開する判断に至りました。

■「Bucketeer」の特徴

1. フィーチャーフラグ管理と強力な限定リリース機能
フィーチャーフラグを統合的に管理でき、シンプルな管理画面でフラグの値を制御することが可能です。またユーザー属性やデバイス、その他様々なセグメントによって限定的なリリースを行うダークローンチ機能や、段階的ロールアウトといった高度な機能を備えています。

2. A/Bテストを活用したデータドリブンな意思決定
実際のユーザーで施策の効果を実験しながら改善していくための、基本的なA/Bテスト機能を備えています。開発者の感覚ではなく、よりデータドリブンな意思決定が可能です。

3. トランクベース開発による開発速度の向上
フィーチャーフラグ機能を活用すると、機能実装や修正を細かい単位で行うことが可能です。ブランチを短い時間でマージしていくトランクベース開発を実現することで、ソースコードのコンフリクトやレビューのコスト削減を通じてシンプルな開発プロセスに寄与します。

4. 様々な言語に対応
多様な言語・ランタイムに対応しています。GoやJava、クライアントサイドJavaScriptやNode.js、iOSやAndroid、さらには近年クロスプラットフォーム開発で注目度が増しているFlutterにも対応しています。

サイバーエージェントは、これまでもオープンソースコミュニティへの貢献や業界発展を目的にいくつかのオープンソースを公開してきました。「Bucketeer」においてもOSSとして公開することで、本番環境におけるフィーチャーフラグやA/Bテストを活用した先進的なリリースプロセスの普及および文化の啓発に繋がることを望んでいます。