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プレスリリース

【スキルシェアリングサービス市場調査】副業解禁や働き方改革を背景にビジネス系サービスが牽引、2018年は350億円と予測

2024年には多様なスキルシェアが進み2018年比約3倍の1,037億円に

メディア

スキルシェアリングサービス「REQU(リキュー)」を運営する株式会社サイバーエージェント(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:藤田晋、東証一部上場:証券コード4751)は、株式会社デジタルインファクト(本社:東京都文京区、代表取締役社長:野下智之)と共同で、国内スキルシェアリングサービスの市場調査を行いました。

本調査では、インターネットを介して、個人が自らの知識や技能などを売買することができるサービスをスキルシェアリングサービスと定義し、その売買取引総額を推計、市場規模予測を算出しております。調査結果は以下のとおりです。

■スキルシェアリングサービスを取り巻く環境
厚生労働省が2018年1月に「副業・兼業の促進に関するガイドライン」を作成、同年6月には「働き方改革関連法案」が可決・公布されるなど、近年、時間や場所に縛られない、多様で柔軟な働き方が広がりつつあります。同時に、個人がインターネットを介してモノや場所、スキルなどを共有するシェアリングエコノミーが生活者の間で浸透する中、手軽に始められる副業として、個人がもつ技能や特技を売買するスキルシェアリングサービスの拡大が予測されています。

国内でサービス提供されているスキルシェアリングサービスは、基本的な衣食住環境を備えるために必要な家事や育児、ペットケアなどを代行する「タスク系」、企業向けに提供される「ビジネス系」、日常生活や社会生活をより豊かにするための知識や技能として提供される「ライフスタイル系」の大きく3つに分類されます。いち早くサービスが立ち上がったビジネス系サービスが市場における大きなシェアを占める一方、2010年代半ばころより、家事や育児などのタスク系サービス提供事業者が数多く参入しました。また同時期にライフスタイル系サービスを提供する事業者も参入、市場の多様化が進むと同時に急速な需要拡大が進んでいます。

■スキルシェアリングサービス市場規模予測

・2018年のスキルシェアリングサービス市場規模は、前年比150%の350億円と推測、
 ビジネス系サービスが大半を占める結果に
・2024年には、タスク系、ライフスタイル系サービスが大きく伸び2018年比約3倍の
 1,037億円に達すると予想
2018年は、各社の副業解禁やフリーランスの増加を背景に、企業の柔軟でスピード感のある業務支援需要やコストダウン需要などのもと、ビジネス系サービスが大半を占める結果となりました。
タスク系サービスは、従来型のサービスよりも手ごろな価格水準と柔軟なサービス提供により、新しい需要を獲得しており、また新しい雇用環境の創出に繋がることから、地域活性化支援策としても注目を集め、自治体との連携による広がりを見せています。ライフスタイル系サービスは、これまで世の中で提供されてこなかった、個人の特技やセンスを生かした独創的なスキルや特定の領域で著名な個人、あるいは元プロスポーツ選手などが高度で付加価値性の高いサービスを提供するなどの取り組みが広がりつつあります。
 

※1 本調査におけるスキルシェアリングサービスの定義は下記の通りです。
・インターネットを介して、個人が自らの知識や技能などを売買することができるサービス。売り手と買い手との決済までを完結することができるもののみを対象とする。
※2 本調査はスキルシェアリングサービス業界関連事業者へのヒアリング調査ならびに公開情報、調査主体およびデジタルインファクトが保有するデータ等を参考に実施しています。また、スキルシェアサービス上の取引流通総額の総計を対象に市場規模を算出しております。
※3本調査におけるスキルシェアリングサービスの分類は下記の通りです。
・ビジネス系:企業向けに提供されるスキル。クラウドソーシングと呼ばれている、企業の事務作業や、ライティング、デザイン、ビジネスアイデア、
クリエイティブワークなど。
・タスク系:基本的な衣食住環境を備えるために必要な家事や育児、ペットケアなど、個人またはその家族の日常生活において発生しうる業務の代行。
・ライフスタイル系:日常生活や社会生活をより豊かにするための知識や技能として提供されるスキル。学習、語学、音楽、運動、旅行、料理、写真、その他各種特技のシェア。


■ 調査概要
調査主体:株式会社サイバーエージェント
調査時期:2018年10月から2018年12月
調査方法:スキルシェアリングサービスを提供する事業者、業界有識者へのヒアリング、調査主体ならびに調査機関が保有するデータ、公開情報の収集
※協力企業(一部掲載、五十音順):株式会社アスラボ、株式会社うるる、株式会社エニタイムズ、株式会社クラウドケア、株式会社タスカジ、株式会社RASCAL's(ラスカルズ)、株式会社リクルートキャリア
調査対象:スキルシェアリングサービス 
調査機関:株式会社デジタルインファクト
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【サイバーエージェントが運営するスキルシェアリングサービス】
サイバーエージェントでは、「Ameba」でブログを開設する多くの芸能人やインフルエンサーを中心とした方々が特別な知識や特技といったスキルを商品化し、販売するライフスタイル系スキルシェアリングサービス「REQU(リキュー)」を運営しています。