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技術

「Frontiers in Psychology」 Forensic and Legal Psychology セクションにて共著論文が採択

「学際的情報科学センター」で学際的な研究開発に従事する高野雅典と、社会調査支援機構チキラボ 荻上チキ氏、東洋大学 高史明准教授、兵庫教育大学 永田夏来准教授との共著論文「Online harassment of Japanese celebrities and influencers」が「Frontiers in Psychology」 のForensic and Legal Psychology セクションにて採択されました。学際的情報科学センターでは、社外の研究機関と協働しながら、情報科学とその隣接領域の学術的な知見に基づき、主に当社のメディア事業における研究開発に取り組んでいます。

Frontiers in Psychologyは心理学を中心とした学際的研究に関する論文誌です。この度採択された論文「Online harassment of Japanese celebrities and influencers」は芸能人・インフルエンサーなど著名人がネットで受けるハラスメントについて、その実態と課題を明らかにし対策を提案するものです。

■論文の概要

芸能人やインフルエンサーを含む有名人は、インターネット上で嫌がらせ行為(ネットハラスメント)の対象になりやすく、またその社会的な悪影響も大きいことから、インターネットにおける重要な課題の一つです。しかし、著名人のネットハラスメント被害に関する調査・研究は限られており、その実態や課題には不明点が多くあります。

そこで本研究では芸能人・インフルエンサーを対象にネットハラスメント被害経験、精神的ダメージ、加害者への対応について調査いたしました。その結果、ネットハラスメントの様々な形態、またその課題が明らかになりました。これら調査結果を元にプラットフォームがどのようにネットハラスメント被害者を支援すべきか議論しています。
 

■論文

・Masanori Takano, Fumiaki Taka, Chiki Ogiue and Natsuki Nagata

・Online harassment of Japanese celebrities and influencers. Frontiers in Psychology. 15:1386146 (2024) doi: 10.3389/fpsyg.2024.1386146

https://www.frontiersin.org/journals/psychology/articles/10.3389/fpsyg.2024.1386146/abstract
学際的情報科学センターは今後も、より安心して利用いただけるサービス運営に繋がるよう、外部の研究機関と協働し、情報科学とその隣接領域における学術的な知見に基づいた研究開発に努めてまいります。


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