AI Lab Creative Researchチームの論文がNeurIPS2022のワークショップ「Gaussian Processes, Spatiotemporal Modeling, and Decision-making Systems」に採択されました

AI Lab Creative Researchチームにおいて、名古屋工業大学の竹野思温氏が協働研究員として取り組んだ研究に関する論文が「NeurIPS2022」のワークショップ「Gaussian Processes, Spatiotemporal Modeling, and Decision-making Systems」に採択されました。


■Gaussian Processes, Spatiotemporal Modeling, and Decision-making Systems
「NeurIPS」は世界中の研究者によって毎年開催される国際会議で、「ICML」「KDD」などと並び、機械学習の分野で権威あるトップカンファレンスの一つです。このたび11月28日～12月9日にかけて行われる「NeurIPS2022」において開催される、主に非線形モデルを用いた意思決定をテーマとした「Gaussian Processes, Spatiotemporal Modeling, and Decision-making Systems」ワークショップに論文が採択されました。

今回採択された論文’’Preferential Bayesian Optimization with Hallucination Believer’’では、評価フィードバックが数値ではなく比較情報（選好情報）によって与えられる最適化問題に対する効率的な最適化手法を提案しています。例えば、広告画像の良し悪しを視覚的に人間が評価する場合、具体的な数値として評価を与えることは困難である一方で、2つの広告画像のどちらが良いかという判断は比較的容易な場合があります。提案法を用いることで、このような人間が評価に関わるような最適化問題をより効率的に少ない計算時間で解くことが可能になります。

こちらの論文は竹野思温氏（名古屋工業大学）、サイバーエージェントAI Lab Creative Researchチームの野村将寛、烏山昌幸准教授（名古屋工業大学）の3名による共著論文となります。

NeurIPS2022はオフライン（アメリカ/ニューオーリンズ）とオンラインのハイブリッド開催となり、日本からでも参加が可能となりました。
ご参加いただく皆様、ぜひご覧ください。


公式サイト（NeurIPS2022）
https://nips.cc/

公式サイト（Gaussian Processes, Spatiotemporal Modeling, and Decision-making Systems）
https://gp-seminar-series.github.io/neurips-2022/