サイバーエージェントと専門学校HALが包括連携協定を締結

株式会社サイバーエージェント（本社：東京都渋谷区、代表取締役：藤田晋、東証プライム市場：証券コード4751）は、学校法人 日本教育財団（本社：大阪府大阪市北区、理事長：粕谷俊彦）が運営する、IT・デジタルコンテンツ分野の即戦力を育成する専門学校ＨＡＬ（東京・大阪・名古屋）と包括連携協定を締結したことをお知らせいたします。本協定は、産業構造の急速な変化やグローバル市場における競争の激化に対応すべく、企業と教育機関が連携して「実践力・即戦力」を備えたプロフェッショナル人材の育成をめざすものです。

■ 協定に基づく具体的な取り組み内容
以下のような、実践的・協働的な教育プログラムが実施されます。
 
長期実務インターンシップの提供
専門学校ＨＡＬの学生を対象に、有償の長期実務インターンシップを実施。実際の開発現場に参加することで、現場で求められるスキルやマインドを習得していただきます。

講師派遣
当社のエンジニアやクリエイターが授業・講義を担当。業界最新の技術トレンドや開発現場のリアルを学生に直接伝えることで、即戦力育成を加速させます。

産学連携プロジェクトの共同実施
企業課題をテーマに学生と企業担当者が共同で解決策を考えるPBL（課題解決型学習）を展開します。

学生作品への審査・フィードバック機会の提供
専門学校ＨＡＬの学生による卒業制作・課題作品に対し、当社のエンジニアやクリエイターが審査およびアドバイスを行います。

 
■コメント

HAL東京 校長　鶴保征城氏
本学卒業生のサイバーエージェント社での活躍が、今回の協定締結へとつながったことを大変光栄に存じます。これまでの教育の成果が、新たな連携の形に発展したことは、教育機関としての責務と成果の証です。今後も産業界との連携により、社会から評価され、信頼される教育の実現を目指します。

HAL大阪・HAL名古屋 校長　荒井洋行氏
生成AIの活用が進み、企業が求める人材像も大きく変化する中、サイバーエージェント社より本学卒業生のクリエイティビティに高い評価をいただいていることを、大変光栄に感じております。本学では、専門スキルの習得にとどまらず、創造性を育むための「創造性開発」を、開学当初よりカリキュラムとして組み込んでまいりました。一人ひとりのクリエイターに求められる創造性がこれまで以上に重視される今、本取り組みを通じて、次代を担う人材の育成と成長の機会を、今後さらに広げてまいります。

株式会社サイバーエージェント 専務執行役員 長瀬慶重
専門学校ＨＡＬの卒業生が、これまで数多く当社に就職し、様々なプロジェクトにおいて中核的な役割を担ってきた実績が、本協定締結の背景にあります。同校の卒業生は、卓越した技術力に加え、優れた人間力を兼ね備えており、弊社の成長を牽引する存在です。本取り組みを通じて、学生らが持つ才能を支援するとともに、さらなる連携強化も視野にプロジェクトを推進してまいります。