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お知らせ

“DIGITAL TWIN TOMOYUKI SUGIYAMA”が 2023 63rd ACC TOKYO CREATIVITY AWARDS クリエイティブイノベーション部門にてACCブロンズ・WIRED JAPAN賞を受賞

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株式会社サイバーエージェント(本社:東京都渋谷区、代表取締役:藤田晋、東証プライム市場:証券コード4751)は、一般社団法人 ACCが優れたクリエイティブを表彰する「2023 63rd ACC TOKYO CREATIVITY AWARDS」クリエイティブイノベーション部門において、デジタルハリウッド大学杉山知之学長のデジタルツインによるプロジェクト「DIGITAL TWIN TOMOYUKI SUGIYAMA」がACCブロンズおよびCI PARTNERS賞であるWIRED JAPAN賞を受賞したことをお知らせいたします。
当社はこれまで、3DCG技術・音声合成技術等の研究開発等を行い、著名人のデジタルツインをキャスティングするサービス「デジタルツインレーベル」を提供するなど、デジタルツインを活用した事業創出を行ってまいりました。
また2023年9月には国内最大級、広告効果最大化の追求に特化したクリエイティブ制作スタジオ「極(きわみ)AIお台場スタジオ」をオープンし、最先端の3Dスキャンシステム・モーションキャプチャシステムに加えて新たに4Dスキャンシステム・動画生成・音声合成用のデータ収録システムを用意するなど、これまで以上に高いクオリティ表現の実現に向けた研究および社会実装に取り組んでおります。



◾️ DIGITAL TWIN TOMOYUKI SUGIYAMA について
本プロジェクトでは、デジタルハリウッド大学杉山知之学長を撮影しデジタルツインを作成、さらに音声合成技術を活用し入学式に向けた祝辞動画を制作いたしました。現在、ALSにより発話が困難である杉山知之学長のデジタルツインを作成したことで、新入生へのメッセージを入学式で動き・喋る姿として伝えることを実現いたしました。また今後、授業や会議などでの活用も期待されています。当社は本プロジェクトにおいて、デジタルツイン制作の技術提供を行いました。
デジタルツインのもつ①革新性②有用性③未来を創れるポテンシャルの3点が評価され、今回の受賞に至りました。
■審査委員コメント
●ブロンズ賞
「DIGITAL TWING TOMOYUKI SUGIYAMA」受賞おめでとうございます。
こちらの作品はひとつのプロダクトというよりは、杉山学長のこれまでの生き様とも言いますか。 まさにご自身が夢見ていた未来を実装してきた、そのひとつの到達点として形になったものだと思っています。
テクノロジーの可能性・ デジタルの可能性というものを、後続である次の世代の方たちに伝えていく。そういった杉山学長の一つの集大成のプロダクトであると考えています。 
今後僕ら人類が前進するための一つの大きなきっかけとなり、ここからさらにそれを引き継いでいけるような、本当に意義のあるものだと考えています。おめでとうございます。
(松島 倫明 様/『WIRED』日本版 編集長)



●CI PARTNERS賞 WIRED JAPAN賞
いまや人間にそっくりなリアルなアバターがわたしたちの日常生活に溶け込んでいく近未来を想像することは難しくありません。今回受賞されたサイバーエージェントさんは、著名人のデジタルツインをキャスティングするサービス「デジタルツインレーベル」を立ち上げ、まさにそうした事業創出に世界でもいち早く取り組まれているプレイヤーです。独自に研究開発されている3DCG技術や音声合成技術などが高いレベルでそれを実現したことは、それだけでもACC TOKYO CREATIVITY AWARDSにふさわしいクリエイションであると言えるでしょう。ですが、今回の受賞作品にはそれ以上の意味があります。

それは、わたしたちはなぜいま、デジタルツインを纏(まと)うのかという根本的な問いに一つの答えを与えてくれます。杉山さんが学長を務めるデジタルハリウッドは1994年に誕生しています。これは手前味噌ながら、『WIRED』日本版と同い年であり、来年30周年を迎えます。そのビジョンは、全てがデジタルでつながった新しい世界をいち早く予見し、そのネクスト・ステージを「自分らしく生きる力」を手にすることでした。いまや誰もがデジタルによって世界と繋がり、杉山学長が言う「どうやら未来へのスタート地点あたりに辿り着いたようだ」という局面を迎えています。その世界で人類はいかなる生き様を見せ、どう生きていきたいのか、その問いへの答えが、「DIGITAL TWIN TOMOYUKI SUGIYAMA テクノロジーで重度障がいを超えていく。」ということがこの作品には示されています。同じ時代を見続けてきた者として、心からの共感と祝意を表します。おめでとうございます。(WIRED JAPAN様)




■サイバーエージェント制作プロジェクトチームのコメント
本プロジェクトはサイバーエージェントがインターネット広告領域において培ってきた技術と3DCG技術・動画生成・音声合成技術等の研究開発等を応用しています。
著名人のデジタルツインを制作することで、デジタルツインが本人にとって代わり(時には本人と同時に)社会活動を行う「未来の人の働き方」を体現すると同時に、「デジタルの身体を持つことによる活躍の拡張」を目指しています。

本プロジェクトを通して、人間の持つ動きや音声といった動的データをデジタル化し、広告・サービス・エンタメ領域に活用するというデジタルツインならではの真価を発揮することができたと感じています。
当社は今後も、新しい価値を生み出す「人間のデジタルツイン」の可能性を追求し、デジタル空間だからこそ作ることができる表現に挑戦するとともに、「極(きわみ)AIお台場スタジオ」を活用しさらなるクオリティ向上の実現に向け研究・開発を進めてまいります。



※ACC TOKYO CREATIVITY AWARDS について
「ACC TOKYO CREATIVITY AWARDS」は、テレビ、ラジオ CM の質的向上を目的に、1961年より開催する広告賞「ACC CM FESTIVAL」を前身とし、2017 年よりその枠を大きく拡げ、あらゆる領域におけるクリエイティブを対象としたアワードにリニューアルしました。名実ともに、日本最大級のアワードとして広く認知されており、ACC グランプリはクリエイティブにたずさわる人々の大きな目標となっています。

※クリエイティブイノベーション部門について
審査基準は「ビッグ・アイデア×テクノロジー」。未来を創り出す、世の中を動かす可能性のあるアイデアとテクノロジーとの掛け算で産み出された「プロダクト&サービス」と、「プロトタイプ」を表彰します。


プレゼン審査の映像視聴・公開期間:※アーカイブ配信は11月後半から12月26日までの予定。
クリエイティブイノベーション部門審査委員 一覧:https://www.acc-awards.com/juries2023/ci/



■スタッフクレジット
クリエイティブディレクター 中橋 敦
アートディレクター/プランナー 佐野 竜一
プランナー 村上 文隆
プロデューサー  若林 流星
CGディレクター 児玉 秀行
CGプロデューサー 木下 紘
AI・CGプロデューサー 芦田 直毅
ビジネスマネージャー 安黒 篤史
AI音声合成 吉本 暁文
AI音声合成 鈴木 知佳
AI音声合成 門倉 晴美
スキャニング スタジオ マネージャー James Swanson
スキャニング セクション マネージャー 中野 江美
スキャニング エキスパート Erium Vladlen
スキャニングオペレーター 長塚 優香
アニメ―ション・アーティスト Suissa Gary
アニメーション・アーティスト Ylagan Mark
アニメーション・アーティスト 栗田 泰成
CGアーティスト 柳島秀行
CGアーティスト 寺内むつみ
CGアーティスト 錦織 洋介
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