第2回「CG Grand Prix “3D Cross” powered by CyberAgent」
受賞作品発表
BEST CROSS賞
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長尾 崇寛さん
応募部門
背景モデリング部門BEST CROSS賞は 視聴者投票で最も投票数を獲得した作品に送られる賞です。おめでとうございます!
特別審査員長賞
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白 樺林さん
応募部門
キャラクターモデリング部門全ノミネート作品を対象に、株式会社サイバーエージェント ゲーム事業部 3DCGクリエイティブ責任者の庄司 拓弥より、最も印象に残った1作品に贈られる賞です。
作品説明
ドラゴンのメタリックなウロコを出すために背景は黒ベタにし、ドラゴンの顔に焦点を当てました。
キャラクターモデリング部門
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GrandPrix
伊與部 祐己さん作品説明
お題である竜人はかなり厳つくカッコいいデザインなため、激しく殴り合うようなアクションを取り入れた構図にしようと考えましたが、敢えて面白さを追求した構図にしてみました。特別審査員(岡田 恵太さん)コメント
作品として見やすい絵作り、構図、ストーリー性も理解しやすく、とても素敵な作品だと思いました。 個人的にはかなり予想外の方向性でいい意味で面白かったです。 ドラゴンのデザインも狂暴すぎず、可愛すぎずといった、ちょうどいいデザインで素晴らしいと思いました。 -
Semi-GrandPrix
伊藤 誠野さん作品説明
巨大な龍と、龍人が対峙する一幕を表現しました。巨大感が伝わるよう画面全体に龍を配置し龍人との対比を行いました。特別審査員(岡田 恵太さん)コメント
造形に拘りを持って制作されていると感じました。 荒々しいテイストで壮大な龍の雰囲気をうまく表現出来ていると思います。 龍の顔など非常にかっこいいと思いました。 少し白トビが強すぎる印象なのでその辺りの調整をされるとさらによくなると思います。 -
Nominee
松田 空さん作品説明
竜人を従えたオークを制作しました。映画のワンシーンの様なかっこよさをコンセプトに、一目でストーリーを感じられるような絵作りを意識しています。キャラクター以外のモデルに関しても世界観に合わせて拘って造形しています。 -
Nominee
和久田 瑞希さん作品説明
「強い女性」というのをテーマに、強靭な竜人とそれに立ち向かう女性の対比を意識して作成しました。また、迫力のある絵にするため構図や光の入れ方を工夫しました。 -
Nominee
栗崎 健翔さん作品説明
西遊記の孫悟空が天竺に到着後、竜人と暗闇で対峙しているワンシーンを製作しました。武器や鎧もストーリー性や役割をしっかりと考え、実際に戦えることを想定したデザインを意識しました。
背景モデリング部門
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GrandPrix
長尾 崇寛さん作品説明
竜人が災いとして語り継がれていたことを思わせる表現に力を入れました。地下の冷たい空気感を表現するため、色彩や光が地下に差し込んでいる感じを表現することに最も試行錯誤しました。特別審査員(鈴木 卓矢さん)コメント
ぱっと見で分かるストーリーがとてもいいと思います。 見せたいストーリーがとてもシンプルですが、竜人の強さみたいなものが背景によってさらに際立っているように思えます。 恐ろしい存在の竜人が石化して祭られている、というコンセプトが背景から読み取れるのでそこから先のストーリーを想像するのはワクワクしますね。 -
Semi-GrandPrix
矢野 凌太朗さん作品説明
お題のモデルに見劣りしないようモデリングやテクスチャ作成など丁寧に作業しました。また一枚絵としてのバランスやストーリー性を意識しています。特別審査員(鈴木 卓矢さん)コメント
背景のモデリングですがとても丁寧に作られていて素晴らしいと思います。 構図もシンプルでわかりやすくて良いですが、例えば正面に斜に構えて重心は右、顔は右を向いて今から建物に向かおうとしている、という様子を見せると、手前の情報量を理解する時間が増え、ストーリーを想像させることができると思います。 -
Nominee
藤原 太一さん作品説明
映画のワンシーンのような絵作りを目指して制作しました。 画面全体を緑で構成し、画面下を水面にすることで不気味ながらも美しい印象を与えられるようにしています。
キャラクターモーション部門
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GrandPrix
小川原 彪雅さん作品説明
竜人に敗れた人間を助けに行くドラゴン。人間とドラゴンの関係性とは…。巨大な竜人の動き、全体のバランス、移動の重心変化を不自然に見えないよう意識して制作しました。特別審査員(若杉 遼さん)コメント
カメラワークやカット割りなど、動きの表現と合わせ、映像作品としてのクオリティを上げる工夫が大いにあって良かったです。 重さの表現はアニメーションの基本でありながら、とても難しく、重心やバランス、体の仕組みなどをしっかりと理解している必要がありますが、しっかりと考えられておりリアルな表現になっていたと思います。 -
Semi-GrandPrix
住谷 駿さん作品説明
次回ボス戦決着"をテーマに,主人公と竜人の前半戦を制作しました。制作におけるリファレンスは自分で実際の動きを撮影して作成し、モーションに説得力を持たせることを重視しました。竜人はシルエットで差別化を図りました。特別審査員(若杉 遼さん)コメント
アニメーションのクオリティも全体的にとても高く、見やすい動かし方や重さの表現も出来ていたと思います。 それに加えて個人的にこの作品はレイアウトの作り方がとても素晴らしいと思いました。 大きさの対比をしっかりと見せたり、迫力のある画作りもあり見ごたえがありました! -
Nominee
中村 宙貴さん作品説明
竜人を“三人称のアクションゲームに登場する己の肉体のみで敵を蹴散らすパワー型のボス”という設定とし、三種類のモーションを制作しました。 -
Nominee
竹久 桑児さん作品説明
敵対する二人が出会うシーンを制作しました。
龍人と主人公の身長差が大きいため、大きさを比較したカットを多くしました。 -
Nominee
肥後 優毅さん作品説明
龍人は、筋肉質であったり、腰の辺りに服のようなものを着ている為、知性があり戦闘好きな性格であると判断し、力任せに薙ぎ払うというよりは、動き回って蹴散らすイメージだと印象付けました。
エフェクト部門
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GrandPrix
本山 昂暉さん作品説明
竜人のスキルエフェクトを作成しました。動きのある中でカメラが変わり竜人が一つの技を放つ想定で、10秒程のカットにしました。特別審査員(秋山 高廣さん)コメント
大賞にふさわしい、細かい部分まで作りこまれた作品だと感じました。 演出などに比重を置いた作品が多いなか、エフェクト自体のクオリティの高さで抜きんでていたため、選出致しました。 演出自体はシンプルですが、稲妻、オーラ、粒子の各要素がうまくかみ合っており、 闘気を開放する際の空気のゆらぎや、龍神の周りの細かなオーラなど非常に丁寧に作られていました。 -
Semi-GrandPrix
井上 弦さん作品説明
どんなモンスター相手にも手を抜かない竜人のエフェクトです。エフェクトだけでなく、カメラワークや環境の設定など映像表現にもこだわりました。特別審査員(秋山 高廣さん)コメント
まず背景の作りこみに目を奪われました。 エフェクトはシーンに合わせたリアルな雰囲気で背景にマッチしていました。 落下する隕石、火柱など派手な要素で迫力を出している反面、若干作成途中にみえてしまうような部分があるのが惜しかったです。 背景を作りこんでいるので、隕石が地面に近づく際に地面が光の影響を受けたりするとエフェクトとシーンの一体感が出てさらにクオリティが上がるかと思います。 -
Nominee
佐々木 啓人さん作品説明
竜人を見て雷属性だ!と思ったので雷属性の必殺スキル演出を作りました。ダメージ表記が出るような最後の部分の勢いを大事に制作しました。 -
Nominee
菊地 歩夢さん作品説明
遥か昔に封印された怪物が目覚めるシーンを作りました。雰囲気作りと シーンやモーション毎の静と動を意識し、特に、竜人の動きは元データより遅くすることで龍人に重さと威圧感を与えました。 -
Nominee
與那覇 京甫さん作品説明
ドラゴンと竜人の熱い戦いを描きました。