「CG Grand Prix “3D Cross” powerd by CyberAgent」
受賞作品発表
BEST CROSS賞
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丹野 肇さん
応募部門
キャラクターモデリング部門BEST CROSS賞は 視聴者投票で最も投票数を獲得した作品に送られる賞です。おめでとうございます!
キャラクターモデリング部門
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GrandPrix
丹野 肇さん作品説明
このクリーチャーは、東洋の長い龍のイメージを基に、鰓や色味などで生物感の強い要素を取り入れ、神性と実在感の同居を目指しました。 お題のドラゴンはオーソドックスなシルエットを生かし、スケール感演出のため取り入れました。ディテールへのこだわりと巨大さが伝わるよう、顔にフォーカスした構図にし、絵作りを意識して制作しました。特別審査員(岡田 恵太さん)コメント
全体の絵作り、真ん中のメインのドラゴンと、とても魅力的な要素が多い作成です。今回の提供したドラゴンはポリゴン数的に少なかったのですが、いい感じに絵に落とし込めていてとてもいいと感じました。 -
Semi-GrandPrix
松田 空さん作品説明
タイトル「Memories」
動物園で生まれ育ったチンパンジーが大人になって暫くした頃偶然子供の頃遊んでいたドラゴンのおもちゃを見つけ、幼少期の様々な思い出が蘇り懐かしんでいる様子を表現しました。
瞳の映り込み等細かい部分にも拘り、寄りのカットにも耐えられるよう丁寧に作り込んでいます。特別審査員(岡田 恵太さん)コメント
全体的な絵作り、コントラストがとてもいいと思いました。個人的にはサルの狂気のような物が感じられて、色々ストーリーを見た人に連想させる事の出来る素晴らしい作品だと思います。
背景モデリング部門
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GrandPrix
森田 志郎さん作品説明
テーマは「静寂に迫る脅威」で、辺境の地にたどり着いたとある調査員が遭遇した場面を表現しました。
ドラゴンは王道のモンスターなのでイメージが引っ張られてしまい、設定や構図に悩みましたが、あえて頭に浮かべる印象の逆の要素である『静』を意識した世界観を目指して制作しました。
構図については、ドラゴンの迫力を強調するために少し見上げるアングルを用い、逃げ場のない窮屈な岩場でドラゴンが迫っている状況という緊迫感が際立つようにしました。
ドラゴンやテントなど重要な要素は中央寄りに配置して、中央に視線が行く過程で、補足的な要素を配置して視線誘導を兼ねつつ、ストーリーとしてもどういった経緯があるのかを想像しやすい余地を付加することを目指しました。
ライティングについては、重要なテントにまず目が行くように暖色の光で強調し、周りはドラゴンの状態を表す静の心理色である青の淡い月明かりにしました。緊張と緩和のコントラストが強調できたと思います。
最後にこのようなチャレンジの場を用意していただき誠にありがとうございました。
■使用ツール
Maya/Photoshop/SubstancePainter/Megascans/UnrealEngine4
※スキャンデータ使用について
・岩壁、地面一部、雑草にMegascansのデータを引用しております。特別審査員(鈴木 卓矢さん)コメント
ストーリーを伝えるという点ですごく良くできています。 背景を使いドラゴンのストーリーを想像できる要素がまとまっています。 画面中心に全ての要素があるため、配置や距離感を変えると、絵を眺める時間を長くして、想像力を掻き立てることができると思います。 -
Semi-GrandPrix
佐藤 駿平さん作品説明
荒廃した世界をコンセプトに制作しました。何が起こった世界なのか感じられるような背景を目指しました。特別審査員(鈴木 卓矢さん)コメント
全体的にとても良くできている作品ですが、ストーリーを伝えるための情報共有ができるよう、構図のバランスを変えるとまとまりが出てきます。そうすることでストーリーラインが出来上がり、今よりももっとワクワクするような絵になると思います。
キャラクターモーション部門
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GrandPrix
小笠原 健人さん作品説明
シームレスにゲームに移行するカットシーンを想定して、エフェクト一人、背景一人の方と共同で制作しました。
自分が担当した部分は
・モーション
・エフェクトスキル発生部分以外のカメラワーク
・カット割り 構成
です。
演出は3人で話し合いながら制作しました。
設定 「人里近くのコロシアムに住みついているドラゴンを追い払う為、プレイヤーはコロシアムへ向かう。」
--引用アセット--
・AZRI RIG
・スカイボックス用HDRIテクスチャ
音源
・Monster SFX(Unity Asset Store)
・フリー音楽素材 H/MIX GALLERY
・効果音辞典特別審査員(若杉 遼さん)コメント
ドラゴン、カメラワーク、人間の動き、全ての部分にアニメーションの意図と、ストーリーを伝える気配りがある点、最高でした!よく”動きを作る”という事にとらわれてしまいがちになるのですが、全体としての画作りまでしっかり考えられていました。 -
Semi-GrandPrix
小川原 彪雅さん作品説明
緊張状態で歩いて進んでいるとき、ドラドンが岩の後ろから突如現れ、恐怖するシーンを制作しました。 人型以外のモーションは初めてだったので、うまくできるか不安でしたが意外とうまくできてホッとしました。 コンテストのおかげでまた一歩、プロへの道を進めたことに感謝しております。 ありがとうございます。 今回の制作で得た知識、経験を活かし、これからもクオリティの高い作品を作っていきたいと思います。 使用したアセット https://thestoff.gumroad.com/l/aBcqX
https://polyhaven.com/a/kiara_1_dawn特別審査員(若杉 遼さん)コメント
重さの表現はCGアニメーションにおいて重要ですが、ドラゴンの重さの表現がとても良く出来ていたと思います。カメラの位置が変わると重さも違って見えますが、その調整も良く出来ています。最後の迫力あるレイアウトのとり方も素晴らしかったです!
エフェクト部門
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GrandPrix
本山 昂暉さん作品説明
「ドラゴンとプレイヤーの対峙シーン」
シームレスにインゲームに遷移するような想定で作成
ー担当箇所ー ※背景モデルリング部門、キャラクターモーション部門、エフェクト部門の3名での合作
・エフェクト作成
・カメラワーク(エフェクトスキル発生部分)
・ポストプロセス
ー引用アセットー
・AZRI Rig
・Monster SFX Unity Asset Store
・スカイボックス用HDRIテクスチャ
・その他SFX素材
https://soundeffect-lab.info/sound/battle/
https://sounddictionary.info/
http://www.hmix.net/特別審査員(秋山 高廣さん)コメント
合作ではありますがそれを差し引いても頭一つ抜けているといった印象です。竜のホバリングの煙の時点から「オッ!」と期待感を持たせてくれます。咆哮時のエフェクト、竜巻共に非常にクオリティが高く素晴らしいと思います。 -
Semi-GrandPrix
井上 景太郎さん作品説明
自分なりのカッコイイを目指しました。見た方に少しでも「おぉ」と思っていただければ幸いです。特別審査員(秋山 高廣さん)コメント
おそらく今回の応募作品の中では、ほぼ唯一のトゥーン・アニメ系のエフェクトではないかと思います。特に全体を通してタイミングやエフェクト要素のスケーリング、強弱の付け方が気持ちよく、最後の一撃も大技感が出ていてよかったです。