
藤田 光明
AI事業本部
事業責任者
東京大学経済学研究科修士課程を修了後、新卒入社。AI事業本部Dynalystで、オンライン広告配信アルゴリズム開発やチームマネジメントに従事。社内研究組織との共著論文がThe Web Conference(通称WWW)などのトップ国際学会に採択。その後、小売DX領域にて、リテールメディア事業の立ち上げやドラッグストアアプリのグロースに携わる。現在は、事業責任者として経済学を用いた価格最適化事業を推進している。2023年、Forbes Japan 30 Under 30に選出。
1日の流れ


現在の仕事内容について教えてください
「価格エージェント」という事業の責任者をしています。価格エージェントとは、AIと経済学を組み合わせ、クーポンや値引きなどの販促施策を効率化し、企業の利益向上につなげるソリューションです。
仕事内容は幅広く、事業やプロダクトの戦略立案、PLの計画や管理、営業活動による案件創出、受注後のプロジェクト進行管理などです。また、事業に直結する技術的な課題を定義し、研究チームと協力して解決策を探る取り組みも行っています。
[参考記事]
AI×経濟学でクーポン原資の無駄を削減するソリューション「価格エージェント」提供開始
「AI × 経済学」で社会に貢献するために、データサイエンティストが創出し続ける新たな価値
事業責任者を目指した理由は?
事業責任者というポジションは、最初から明確に目指していたわけではありません。 データサイエンティストとしての実務やチームマネジメントを通じて、インターネット広告プロダクトのグロースやリテールメディア広告の立ち上げ、toCアプリのグロースを経験しました。その中で、自分の強みである経済学を軸に事業を立ち上げたいと考えるようになりました。
経済学のように抽象的で理解しにくいものを事業に落とし込むのであれば、それを最も理解している自分が推進するのが良いと考え、挑戦を続けた結果、現在の立場に繋がっています。
サイバーエージェントの好きなところは?
会社や事業の戦略に沿っていれば、自分のやりたいことに自由に挑戦できる点です。
これまで私は、アルゴリズムのプロダクト実装やチームマネジメント、営業活動、さらには事業責任者といった役割を担ってきましたが、どれもが当時の自分にとっては未知の領域でした。
経験がなくても信じて任せてもらえる環境があるからこそ、大きな成長につながりました。
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