
長田 卓馬
株式会社WinTicket
Flutterエンジニア
エンジニアリングマネージャー
東京理科大学経営学部卒業後、2021年に新卒入社。入社後、株式会社WinTicketでFlutterエンジニアとしてキャリアを開始。学生時代には複数のスタートアップでiOS開発に携わり、入社後はテックリードやWeb開発も経験。2024年にはFlutter領域のNext Expertsに就任し、FlutterKaigiやFlutterNinjasなどで登壇。現在はモバイルチームのエンジニアリングマネージャーを務める。
1日の流れ


現在の業務について教えてください
株式会社WinTicketで、競輪・オートレースの投票サービス「WINTICKET」の開発・運用に携わっています。
新機能の開発や運用に加えて、所属部署では職種や年次を問わず、社長に直接アイディアを提案できる環境があります。エンジニアならではの視点で新機能や改善案、技術的な意見を出すことも多いです。
現在はエンジニアリングマネージャーとして採用や育成にも携わり、業務の幅が広がっています。未知な領域に学ぶことも多いですが、多角的な視点を得られることにやりがいを感じています。
さらに、Flutter領域のNext Expertsとしてカンファレンス登壇や、勉強会イベント「CA.flutter」の主催など、社外での発信活動にも取り組んでいます。
Flutterエンジニアを目指した理由は?
学生時代は主に iOS(Swift)開発に取り組んでいました。
新卒入社時に配属された WINTICKET では Flutterへのリプレースが進んでおり、当初は正直抵抗もありました。しかし、Flutterを通じて、iOS開発で疑問に感じていたAndroid開発の仕組みやWebの設計思想に触れ、他領域の知見を広げることができました。
学生時代はSwiftやRubyといった成熟した技術に携わってきましたが、Flutterという発展途上の技術では多くの課題や悩みに直面しました。今ではその経験が大きな成長につながり、自分の血肉になっていると感じています。
入社前後で自身の変わったことは?
学生時代は「エンジニアリングで事業に貢献する」という言葉の意味を理解できず、解釈の曖昧さに戸惑っていました。その答えを実感したのは、入社3年目に監視基盤の改善に取り組んだときです。
監視ツールをエンジニア以外の方にも活用してもらうには、組織の課題や現状を正確に把握し、それを的確に解決する必要がありました。この考え方は組織だけでなく、ユーザーに対しても同じです。ユーザーの課題を調査し、最も効果的に解決できるセンターピンを見つけ出し、改善することが求められます。
言葉にすると簡単ですが、その難しさを身をもって感じた経験でした。
- トップ
- Interview(長田 卓馬)