今こそ若手に伝えたいCAカルチャー。
「YMCA世代」と「機会」
若手人材育成のための全社横断プロジェクト「YMCA」が6期目に。YMCA設立者の一人である山田陸と、第6期理事に就任した井上みなみが「YMCA」の役割や20代社員が会社の未来を担う覚悟を持つ必要性などを話します。
サイバーエージェント社員のみならず、多くの若手社員の成長の気付きになれば幸いです。
自分事化が重要。多くの人を巻き込む効果
「YMCA」6期目の理事を務めることになり、「若手が"自主的に"盛り上げている」というYMCAのあるべき姿に本気で向き合う必要があると感じました。
YMCA設立以来、展開する事業や規模が変わっただけでなく、ここ最近ではコロナによるリモートワークもあって、若手をとりまく環境に大きな変化がありました。
顔をあわせ、一緒に仕事に向き合うことを前提とした当社のカルチャーづくりから一変し、工夫をしないと文化継承ができない今、「YMCA」が担う責任はさらに増すと思ったからです。
その意思表示も兼ねて、理事になって最初に動いたのがリブランディングです。ロゴやビジュアルを大きく変えました。
「YMCA」は、20代のトップラインを引き上げて抜擢のチャンスをつくること、当事者意識を持ってサイバーエージェントの未来を考えるきっかけをつくることを目的として6年前に立ち上げたプロジェクト。
なので、ターゲットとなる20代の社員の8割くらいが、入社してきた時にはすでに「YMCA」という横軸組織が当たり前にある状態です。
それが奏功し、現在は若手自らが手を挙げて会社の未来を自分たちが考えていくんだという熱量が、「YMCA」設立当初より高いと感じています。
その熱量があるからこそ、多くの人を巻き込めるし、多くの人が取り組みに参加することで影響範囲もさらに広がる。
それによって規模も大きくなって活性化するし、よりたくさんの人が自分事化できていくんじゃないかと思います。
自分事化する人の母数を増やすことで、ワンランク上の組織になりそうですね。
20代の社員全員がYMCA世代で、「YMCA」はある一定の活躍している人達のための組織ではなく、20代の社員全員のための組織ですもんね。
もっといろんな社員に入ってきてもらえたら嬉しいですよね。「YMCA」の運営メンバーでない社員から「こんなことやったらどうですか?」と来てくれたら嬉しいですし。
あくまでも「YMCA」はフックで、20代の社員全員で会社を盛り上げてほしいですね。
成長角度は自分次第で変えられる
「こういう事をやりたい」と周りに言い続けることで、挑戦できるチャンスの多い会社ですもんね。
周りから「こういうことやりたいって言ってたな」と声をかけてもらうこともあれば、自らチャンスを取りに行く機会も、新しくつくりに行ける機会もあります。
自分の成長角度を上げる環境を自分でつくりに行くってことですよね。
もちろん、自分が今持っているミッションに対して定量・定性ともに100%以上の成果を出している前提ではあるけど、チャンスが降ってきやすい会社だからこそ、その機会をいかに利用できるかは重要だと思います。
「上司の仕事を奪いにいく!」「自分から仕事をつくる!」というマインドの熱量を増やしたいですよね。
とはいえ、私自身も最初からそうできたわけではなく、別組織の先輩や上司に、なんどもアシストしてもらって、ようやくそういうことが出来るようになったというのも正直あります。
今後「コースター」という、先輩社員と若手社員をYMCA運営側でマッチングして引き合わせて接点を増やす、という上やナナメとの関係を強化するための施策を企画しています。(コロナ次第ですが、現在8月頃開始予定)
良いですね。
視座が高い人と話す、というのはとても大事。自分を超える機会に繋がるから。
そういう先輩や周りの方と話していると、自分自身に対しての焦りも生まれるし、自然と視座も上がってくるので、そういう機会を創出していけると良いですよね。
自己評価を正しく見極める
ここで大事なのは、チャンスが多いがゆえに自分ならもっとこうできると過信をしてしまっていないか。
自分が任せてもらっている仕事をやり切れている上で、新しいことにチャレンジしようとしているか。周りからも応援したいと思われる状態であるか。
そういった自分のバランスを見極めることだと思います。
まずは、定性定量の成果を100%以上出すスキルとスタンスを磨いて、自分がやるべきことをやっている状態か、自分の責任を果たしているか、ふとした時に考えるようにしています。
次に挑む権利があるかどうか。その権利を得るために頑張る姿勢がとても大切だと考えています。
サイバーエージェントは、意見が言いやすいし、聞いてもらいやすい環境なので、自己評価が高くなってしまう可能性もあります。「コースター」などの取り組みをきっかけに、自分と本気で向き合ってくれる先輩に、等身大の自分の壁打ち相手になってもらうことで、自分を正しく理解できるようになると良いですね。
自ら変わる環境をつくるの大切ですね。
関係性の質を上げて、愛を持ってレベルアップに付き合ってくれる先輩をたくさん見つけていきたいです。
遠慮してチャンスを逃さない
サイバーエージェントは、年齢に関わらず常にチャンスが転がっています。
それは会社が大きくなっても変わりません。
若手であろうがなかろうが、会社としてやっていくべきことを提案する機会が全社員に平等にあり、その上でそれを実行させてもらえる可能性があるというのが会社の強みです。
せっかくチャンスがあるのに、若いからという理由で「自分がこんなことを提案して良いのか?」と遠慮するのは、事業の勝率を上げるチャンスだけでなく、本人の成長機会も逃してしまいます。
年齢を気にせずに、どんどん挑戦し続けてほしいです。
20代の社員から手を挙げて次々と形にしていくことで、年齢は関係ないことを体現し続けるYMCAでありたいです。
「チャレンジして良いんだ!」と思える空気感を、自分たちでつくっていきたいです。
YMCAは「30歳を超えたら卒業」。知識も経験も多い先輩がいると気兼ねなく発言ができなくなってしまうこともありますが、20代のみで構成されているYMCAではいろいろな意見を言いやすい環境ですよね。
YMCA版あした会議では、若手メンバーだけでディスカッションして、社長の藤田に提案できる機会をつくっています。
運営メンバーに入っていなければYMCA版あした会議のチームに参加したり、チームに入らなくても案を伝えてプレゼン候補に入れてもらったり、機会を大いに利用してほしいですね。
ありがとうございます。サイバーエージェントのカルチャーを伝えていく、6期からはじまる新しい取り組みも数多く打ち出していく予定ですので、楽しみにしていてください!
会社の未来を創るYMCAとなっていけるように、運営12人全員で率先していきます。運営メンバー以外の20代社員もぜひ手を挙げて、20代社員みんなで未来のサイバーエージェントを一緒に創っていきましょう!
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