内定者向けスタートダッシュ応援プログラム
「スタゼミ」とは
自ら成長機会を創出するカルチャー

サイバーエージェント新卒採用ビジネスコースでは、2024年卒の内定者向けに、新卒1年目からスタートダッシュを切ることを応援するプログラム「DASH」の取り組みを開始いたしました。
今回は、プログラムの一環で実施している「スタゼミ」をご紹介します。
スタゼミの仕組みと特徴
「スタゼミ」とは、「スタートダッシュゼミ」の略称で入社5年目から10年目の活躍社員と内定者によるコミュニティです。 入社後活躍するための心構えやスキルを伸ばしてもらうため、活躍社員がゼミを設計する「教授」となり、目標設計の仕方や会社理解、社員理解、などスタートダッシュに最も必要だと思うテーマをオリジナルで設定します。
スタゼミの仕組みは、
・ビジネスコース早期承諾者(※12月末までに内定承諾をした方)を対象に、希望者のみが参加
・一つのゼミあたり15名前後の少人数グループ
活動期間は半年間で、最後は卒業発表で各ゼミの集大成となる活動報告や学びを発表しました。
スタゼミを通して各事業部幹部社員との関わりを深め、内定者同士の繋がりを構築することができました。
24卒内定者のスタゼミ活動テーマ例
- ・活躍社員インタビュー
- ・役員によるキャリア講義と交流
- ・チームワークを構築する宿泊研修
- ・採用イベントの開催
各ゼミ目的とテーマを設定して活動

「切磋琢磨する仲間を作る」
「CAらしさを知る」
スタゼミがスタートダッシュに繋がる理由
「スタゼミ」は、2019年度新卒の内定者期間にも育成プログラムとして実施しており、19年度、24年度の2世代の「スタゼミ」を別の立場で参加した社員に魅力を聞きました。

2019年度新卒入社 スタゼミ生
24年度 助教授
── 内定者期間にスタゼミで学んだ事が実際に入社後スタートダッシュに役立ったことはありましたか?
私が所属していたゼミでは、役員参加のサイバーエージェントの文化や経営層の価値観に触れるコンテンツの実施や、ゼミ生同士で事業案を考え、社内の新規事業コンテストに応募しました。その中の1チームは子会社化まで至りました。
また、その傍ら、教授・助教授役の社員を交えてクリスマスパーティーなどの懇親会も実施。同期と内定者のうちから一緒に何かを創り上げる経験を通して、切磋琢磨できる関係性を築けたことが、入社後にスタートダッシュを切れた1つの要因になったと思っています。
その後、互いの仕事の領域も広がっていますが、当時のメンバーとの繋がりが、仕事を頑張るモチベーションになっています。

2015年入社
19年度スタゼミ 助教授
24年度スタゼミ教授
── 自身が考えるゼミ活動の良さと教授としての思いを聞かせて下さい。
スタゼミは、これから入社してくる内定者たちに「サイバーエージェントらしさを知ってもらう」非常に良い機会になっていると思います。
各ゼミ15名前後の少人数であり、教授/助教授の社員のカラーに合わせたメンバーを人事が選定していることもあり、内定者同士や社員の距離が近く、座学とは違った学びがあると思います。
各ゼミでやることは特に決まっておらず、入社後良いスタートダッシュを切るという目標から逆算し、自分達で企画を考え、社員を巻き込み実行していきます。その中で主体性を持って動くことや一緒に働く仲間の大切さ、宣言と実行の重要さなどサイバーエージェントで働く上で重要な要素を、先輩社員の姿から学んだり、時には自分たちで気づいたりします。
個人的には、希望に満ち溢れたまっすぐな内定者たちと一緒に半年間過ごすことで、「自分もまだまだ頑張らなきゃ」と毎度身が引き締まりますし、ゼミ出身の子たちが入社後に活躍をする姿を見て、うれしい気持ちになります。2019年のゼミ生だったメンバーが、今回は助教授として数名参加してくれたように、今回ゼミに参加してくれたメンバーとまた一緒に仕事が出来たら素敵だなと思います。
元スタゼミ教授の執行役員河合典子が語る
執行役員の河合典子も2019年度、スタゼミの教授を経験した1人です。
24卒内定者 キャリア宣言発表会の感想と、スタゼミへの想いを聞きました

サイバーエージェント執行役員
2011年入社
19年度 スタゼミ教授
インターネット広告事業本部大阪支社を経て2014年東京へ異動。営業の新部署立ち上げに参画。2016年インターネット広告事業本部 統括および執行役員に就任。2019年産休・育休取得。2022年サイバーエージェント執行役員就任。
今回の発表を受けて、各ゼミが目的をしっかり設定して活動できている事が素晴らしいと感じました。
“自分で機会を作る”ことはサイバーエージェントで働くうえで重要なことです。その中で、今回のゼミでスタートダッシュを切るために必要な要素を自分たちで考え、テーマを決めて議論し、言葉の開発や宣言をしたアウトプットの経験は皆さんの原点として、今後必ず活きると思います。
自分たちの思っていることや、考えている事を後輩たちに伝えていく事はすごく大事で内定者がそこに着目できるのは素晴らしいことであるし、いい機会だなと思いました。
私自身サイバーエージェントに入社して感じることとして、「生涯を通して心から信頼できる仲間」と出会えたと感じており、同期との関係性は人生の財産だと思っています。
そんな同期・仲間との関係が内定者の時期から構築できる場があることは貴重であるし、“自分で機会を作る”その第一歩が「スタゼミ」になっていると思います。
(※24卒キャリア宣言発表会コメントより)

【前編】女性活躍推進組織「CAramel」、有志メンバーで6年間続いている理由

女性活躍推進組織「CAramel(カラメル)」は、2017年に発足した社内の有志メンバーで構成される横軸組織*です。
*所属部署やミッションの垣根を超えた社員で構成される、全社横断組織
サイバーエージェントで働く女性社員の課題に向き合い、これまでの6年間で数多くの施策を実施し、社内実績を積み上げてきました。
本記事では「CAramel」がどのように組織づくりを行い、満足度の高い施策を実施し続けられるのか、前編・後編にわたってご紹介します。【後編はコチラ】
これらの情報が、各企業の女性活躍支援・ダイバーシティ推進プロジェクトのご担当者や、有志メンバーによる組織運営の一助となれば幸いです。