「Women Tech Terrace 2023」で考える、IT企業の多様性推進を加速させるために、今必要なこと

技術・デザイン

2023年4月9日、サイバーエージェント本社オフィス「Abema Towers」にて開催された、女性エンジニアによる女性エンジニアのためのカンファレンス「Women Tech Terrace 2023」

当社は2023年1月に技術担当役員直下で「Tech DE&I プロジェクト」を始動し、IT業界および当社開発組織におけるジェンダーギャップ解消を最優先課題として、様々な取り組みを行っています。その取り組みの1つとして開催した同カンファレンスでは、「女性エンジニアが“長く自分らしく”働けることを応援する」をコンセプトに、女性エンジニアによるキャリアや技術に関するトークセッションの他、DE&Iに関するパネルディスカッションを行いました。

こちらでは、特に好評いただいたパネルディスカッション「Top DE&Iカンパニーリードと語る、IT企業の多様性推進を加速させるために」の内容をもとに、編集してお届けします。

Profile

  • 【ゲストスピーカー】
    趙 愛子氏
    株式企業メルカリ / Management Strategy Division People and Culture D&I Team
    マネージャー

    音大卒業後、テレビ局報道記者、外資系医療機器メーカーでの営業を経て、リクルートに入社。 営業、HRBP、働き方変革推進などに12年従事した後、第2子妊娠を機に退職。 約2年のジョブレス期間を経て、2021年5月にメルカリに入社。 Talent Management Team立ち上げ後、DE&I推進チームで活動中。

  • 【ゲストスピーカー】
    古田 理恵氏
    Meta日本法人 Facebook Japan / 営業部長 兼 DEIカウンシル日本リード

    Metaの日本法人であるFacebook Japanにてエンターテイメント業界の広告営業部長を務める傍ら、社内外のDiversity, Equity & Inclusionを推進するDEIカウンシルリードを兼任。Forbes Japan Women Award2017チェンジメーカー賞およびIWC賞を受賞。国内広告代理店や海外での経験を経て、2014年Facebook Japan入社。学生時代に女性学を専攻した経験を活かし、2016年にFacebook Japanにおけるダイバーシティ推進プロジェクトを立ち上げ、現在に至る。

  • 【ゲストスピーカー】
    Mike Omoto氏
    外資系IT企業 / エンジニアリングマネージャー
    NPO法人Waffle / アドバイザー

    学生時代は心理学を専攻。研究者、特別支援・小中学校教員、データ分析のキャリアを経て、28歳からプログラミングを独学で習得。シリコンバレーでY Combinatorのスタートアップに就職後、企業が成功・拡大しDirector of Engineeringに就任。シリコンバレーの女性向けブートキャンプHackbrightではメンターとプログラミング教員を務める。ユニコーン企業を求め、日本で株式会社メルカリにて初のシリコンバレー出身、英語ネイティブのマネージャーとして活躍。日本におけるエンジニアの女性率が低すぎることに衝撃を受け、メルカリでDEI in Engineeringをスタート。現在は大手外資系IT企業でEngineering Managerとして活躍。 同時にNPO法人Waffleのアドバイザーとして女性&ジェンダーマイノリティの中高生・大学生向けにCS教育を支援している。

  • 【モデレーター】
    神谷 優
    株式企業サイバーエージェント / ソフトウェアエンジニア 兼 Tech DE&I Lead

    新卒エンジニア1期生として2008年当社入社。入社3年目よりスマートフォン向けサービスをリードエンジニアとして複数立ち上げ、エンジニア育成やマネジメントにも従事。2015年以降3度の育休を挟みつつ定額制音楽配信サービス、子ども向けプログラミングサービスにてフルスタックエンジニアやPMとして開発に携わる。当社「Tech DE&Iプロジェクト」リード。業務外ではIT業界のジェンダーギャップ解消に興味があり、NPO法人WaffleやMs.Engineer株式会社に参画。 2022年Women Techmakers Ambassador任命。

1社では解決できない課題だからこそ、企業の枠を超えて議論する

氏名

神谷

まずはじめに、各社の多様性推進における変遷や現在注力している取り組みについて具体的に教えていただけますか?

サイバーエージェントでは、数年前に有志のメンバーでダイバーシティ推進プロジェクトを発足し、様々な取り組みを地道に進めてきました。その後、これらの取り組みをグループ全体でさらに加速させるため、技術担当役員直下で「Tech DE&I プロジェクト」として始動したのが2023年1月のことです。私がこれまでライフワークとして女子中高生・大学生へのIT技術・キャリア支援のプロボノに取り組んできたので、このタイミングでTech DE&I Leadとして旗振り役を担っています。

具体的な取り組みとしては、1,000名以上に及ぶグループ全体の全エンジニアに向けたIT業界ジェンダーギャップ勉強会の開催や、新卒研修でのDE&I研修を実施しました。また、今後はマネージャー職と希望者に向けて、多様性推進アクションのファーストステップとして知られる「無意識バイアスワークショップ」を開催予定です。とはいっても社内のコミュニケーションに対して新たなルールを設けるといった堅苦しいものではなく、無意識バイアスという存在をまずは意識することがゴールです。社員一人一人がそれらの知識を得ることで、自分とは異なる属性を持ったメンバーを受容する風土が醸成されることを目指しています。

メルカリさんはいかがですか?

当社で開催した、全エンジニア1,000名以上対象の「IT業界ジェンダーギャップ勉強会」にて使用したスライドの一部
当社で開催した、全エンジニア1,000名以上対象の「IT業界ジェンダーギャップ勉強会」にて使用したスライドの一部

氏名

趙氏

現在メルカリでは、日本のフリマアプリ事業国内のエンジニアリング組織の半数が外国籍社員で、その国籍は50カ国以上に及びます。DE&Iの取り組みの変遷としては、2018年頃から最初は草の根的なクラブ活動のような形でスタートしました。その後、2019年に正式に人事組織の中にDE&Iチームが立ち上がり、2023年4月からは経営戦略室の中で取り組むことになりました。人事戦略の1つでもあったDE&Iを、経営戦略の中でどう位置づけていくか、現在立て付けのアップデートを進めているところです。創業10周年を迎えた先日、新たなグループミッション「あらゆる価値を循環させ、あらゆる人の可能性を広げる」を公開しましたが、これがまさにDE&Iそのもののコンセプトに通じるでもあるということで、改めて今、DE&Iの取り組みをどのように進化させていくのか、D&I Councilメンバーと経営層で毎月話し合っています。

実際に推進している施策でいうと、採用活動~入社~退職までの一連の流れの中で起こりうる課題に対して、無意識バイアスのワークショップ等様々なプログラムを準備しています。これはジェンダーに限ったことではなく、色々な側面から不平等をデータで可視化し是正するアプローチを大切にしています。また、評価軸の1つにDE&Iの項目を導入しています。

氏名

趙氏

国内においては、特にジェンダーギャップについては非常に大きな課題で、1社だけでは解決が難しく、腰を据えて中長期的に取り組んでいかなければいけないものだと思っています。本日みなさんとお話できることを楽しみにしてまいりました。

 
氏名

古田氏

Metaの日本法人であるFacebook Japanでは、専属のDE&Iチームが存在するわけではなく、現場の社員が本職と兼務して、有志でDE&Iカウンシルに携わっています。

メルカリさんもおっしゃっていましたが、MetaのDE&Iを考えるうえでは、カンパニーミッションが非常に重要で、「コミュニティづくりを応援し、人と人がより身近になる世界を実現する」と掲げています。Metaには全世界で37.6億人の利用者がいて、国籍や人種、性別、その他バックグラウンドが非常に多岐にわたっています。そのため、プロダクトを作る企業としてもそれを反映していないと、利用者のニーズや課題をタイムリーに測って、プロダクト改善に活かすことができません。DE&I推進というと、社会的責任の側面ももちろん重要ですが、ビジネス発展においても必要不可欠な要素であり、この温度感が日本とアメリカでは大きく異なるのではと感じています。

具体的な進め方としては、”FIND” “GROW& KEEP” “INTEGRATE” という3つのステップで捉えています。

氏名

古田氏

“FIND” では、「多様性に富んだ優れた人材を見つけ、公平なプロセスを用いて雇用する」ことを掲げています。

また”Grow&Keep”では、全社員を対象にしたDE&I基礎トレーニングの実施に加え、「Metaリソースグループ」と呼んでいる社内のコミュニティ作りを重要視しています。Metaリソースグループ」は、ある属性を共通して持つ人々と、そのアライ(英語で「同盟、支援」を意味する ”ally” が語源。当事者ではないものの、各属性を理解し支援する立場のこと)のコミュニティです。日本では 「Women@」「Disability@」「Pride@」の3つがあり、それぞれ女性、障害のある方、LGBTQ性的マイノリティの当事者とそれをサポートするアライで構成されています。

 
氏名

マイク氏

現在所属する外資系IT企業では、業務時間のうち一定割合を自分の興味がある分野に使って良いという制度があるので、それを活用して女性&ジェンダーマイノリティの中高生・大学生へIT技術・キャリア支援を行うNPO法人Waffleのアドバイザーを務めています。アメリカでは、大学在学中に文理選択が可能ですが、日本では高校の時点で決めなければいけません。そのような環境でテクノロジー分野のジェンダーギャップを解消するには中高生からの支援が重要だと考え、Waffleの活動を支援しています。

DE&Iに取り組み始めたのは私自身が日系アメリカ人で、“ダイバーシティ” を体現しているからということもあるかもしれません。でも大きなきっかけは、アメリカのスタートアップで働いていた際に男性だけの開発組織の中で感じた違和感でした。多様性のない開発組織ではイノベーションが起きにくいと感じて、面接プロセスにおいて女性も採用するように改善しました。その結果女性のマネージャーも生まれ、メンバーの半数が女性で構成されるチームになりました。今このスタートアップは上場して大きな成功を収めています。

この経験から、企業を発展させるためには開発フローにおいて様々な観点が必要だと強く感じ、女性のエンジニア比率が非常に低い日本でもこれを実現していきたいと思いました。そして日本で最初に入社したメルカリでは、DE&Iプロジェクトを立ち上げて、女性向けカンファレンスの協賛や、IT業界のマイノリティを対象としたソフトウェアエンジニア育成プログラム「Build@Mercari」の前身となる女性向け教育プログラムをスタートさせるなど、様々な取り組みを行いました。

そして現在の外資系企業に転職し、自分自身の目標を「日本の教育システムを “Women in Tech” に変える」と掲げて、Waffleをはじめとしてコンピュータサイエンス教育に関わるPdMも担当しています。

 
氏名

神谷

「企業を発展させるためには開発フローにおいて様々な観点が必要だ」というのは本当におっしゃる通りだと思います。サイバーエージェントでも、専務執行役員 技術担当の長瀬から「企業のさらなる成長を後押しするための開発組織構築には多様性が欠かせないので、企業としてDE&Iについてより本格的に取り組もう」と声をかけてもらったことが契機となり、役員直下のプロジェクトとして本格始動した経緯があります。

次世代のために、いま種をまくこと、そしてその芽を絶やさないことの重要性

氏名

神谷

それでは最初のテーマ「組織や社会で女性エンジニアが多く活躍するために有効な対策は?」についてです。ICT関連職における女性比率ですが、OECD41カ国中日本は35位と現状非常に低い数値です。また世界的に見ても、作り手に女性が少ないことから、既存の科学技術には女性や性的マイノリティが考慮されていないケースが多くあることが問題になっています。これら課題を考慮し、女性エンジニアが多く活躍するための有効な対策について、みなさんの考えをお聞かせください。

氏名

古田氏

このテーマについては、女性エンジニアをどう育成するかという点と、既にエンジニアとして働いていらっしゃる方々がいかに活躍できる社会を構築するかという2つの話があると思います。後者でいうと、私自身エンジニアバックグラウンドではないので、一般的に女性が活躍するためにはどうしたらいいかという共通項でお話しますが、労働時間と最終的なビジネスのアウトカムには関連性がないと感じていますので、体力的に厳しい女性や障害がある方、子育て、介護などで時間的制限がある方々であっても、成果を重視する必要があると考えています。Metaには優秀な女性が多くいますが、それは女性だから優秀だとか、そういう女性を優先的に採用しているというわけではありません。女性も男性も優秀な人は同じ割合いると思いますが、女性がその優秀さを発揮して、活躍できる企業というのが日本にはまだまだ少ないのではと感じます。

 
氏名

趙氏

私も古田さんがおっしゃったように、女性エンジニア育成と今女性エンジニアとして働いている方々2つのアプローチがあると考えています。絶対量として女性エンジニアを増やすには、中高生くらいからアプローチしなければいけないので、メルカリでは、最近徳島にできた神山まるごと高専とパートナーシップを結んでいます。先日入学した1期生は男女半々でしたが、開校前のイベントでは男子学生の数が多かったと聞いています。それでも蓋を開けてみると合格者の半分が女子学生という結果で、やはり中学校の卒業段階で男女の能力差がないことがはっきりと分かり、早めのアプローチの重要性を大いに感じました。

一方で、エンジニアとして入社した後企業ができることも様々あると思いますが、特にエンジニアは、集中する時間を自分でマネジメントできる働き方かどうかが重要ではないでしょうか。会議が次々と入ってくるとパフォーマンスを最大化させることが難しいと思うので、大切なのが非同期で仕事を進められる環境かという点です。全てを会議で決めるような、同期的なコミュニケーションでの解決が求められる企業だと、どうしても労働時間が長くなってしまいます。そのためメルカリではドキュメント文化を重要視していて、会議したくなってもまずはドキュメントにしっかりまとめることを意識しています。すると、そのドキュメントを用いた方が、チャット上でより良いアウトプットが生まれることが割と多くあるんですよね。

また、企業において多様な意思決定層を作っていくことが非常に重要ですが、これは、女性だから登用しようとか、意思決定のポジションに興味がない女性に無理にお願いするという話ではありません。大切なのは、CTOやVPoE(Vice President of Engineeringの略。エンジニアマネジメントを統括する役職)の役職に将来就きたいと思っている女性をきちんと発掘して、できるだけ早く組織づくりに関するマネジメント経験の機会を与えることだと考えています。企業として、これらをかなり意識的に、仕組みとしてやり抜くことが重要です。

 
氏名

マイク氏

意思決定の場に立ち会っているテック企業の女性は本当に少ないと日々感じていますが、私の好きな英語のことわざで、”Blessed Are Those Who Plant Trees Under Whose Shade They Will Never Sit” というものがあります。これは直訳すると、「自分が植えた木の木陰を楽しめないものこそが祝福を受ける」という意味で「次世代のために努力しましょう」という考えです。我々が今日できることを着実に進めていけば、次世代の女性CTOやVPoEが現れるかもしれません。そして、逆に今日できる事をしないと、決して現れない。私の所属する企業の女性向けインターンシップのような取り組みも非常に効果的です。7、8年前からこの取り組みを始め、女性のソフトウェアエンジニアが少しずつ増えてきたので、シニア層の女性エンジニアも確実に増えてくるでしょう。

氏名

古田氏

次世代というとすごく先の話に思えるし、自分たちのクレジットにはならないので動き出しにくいと思う方もいるかもしれませんが、まずは始めることが非常に大事だと思います。私が9年前にMeta(当時Facebook)に入社した際には、企業としてDE&Iの取り組みに注力している状況ではありませんでした。
マイクさんがおっしゃってたように、今やれることをやるということが本当に思いのほか早く実ることもありますし、その芽を絶やさないで継続することが何よりも大切だと思います。

最終目標はDE&Iチームの解散?属人的なDE&Iから脱却するためには

氏名

神谷

最後は「グローバル企業が先行して取り組んできたDE&Iの取り組みにおいて、国内企業が推進する際のポイントは?」というテーマです。多様な国籍の社員を抱えるグローバル企業と比較すると、国内企業ではDE&Iに対する強い危機感を持ちにくいのかなと感じますが、いかがでしょうか?

 
氏名

マイク氏

何よりも大切なのは、DE&Iの知見を持っているメンバーやエンジニアリングマネージャーなど説得力のある社員が、経営層にしっかり働きかけることだと思います。多様性推進を行うことがどれだけ社会的意義の大きいことで、ビジネスインパクトに影響するのか、きちんとアプローチすることが重要です。経営層にその思いが届けば、企業のポリシーが変わり、採用フローや評価制度の改善につながるからです。

 
氏名

趙氏

自社がなぜDE&Iに取り組むのかしっかり議論した上で、その企業なりのコンテクストを決めて、皆が納得できる状態をつくることが大事だと考えています。経営メンバー含め1人ひとりが腹落ちしていないと、個々の施策を推進している途中で何のためにやっているか分からなくなることもあるからです。ただ、よく言われることではありますが、トップダウンだけではなく、ボトムアップの取り組みも欠かせません。DE&Iチームだけが旗を振って推進する状態を、いつまでも続けていてはいけないと思うのです。日々のコミュニケーションにインクルーシブな行動を積極的に取り入れることで、最終的には社員1人1人がオーナーシップを持って、DE&Iを推進できる状態を目指しています。

 
氏名

古田氏

DE&Iに対するアンテナのベースラインが日本においてはまだまだ低いので、自然発生的に何かいいことが起きるのでは、という期待を持つのはやめました。具体的には社員のマインドシェアの中でDE&Iのマインドを常に持ってもらうため、2022年は2週間に1回関連したセッションを行いました。ただ、セミナーの内容もアメリカのコンテクストのままでは理解できないので、マーケットに即したコンテクストにDE&Iを組み込むことの重要性を最近痛感しています。例えば以前無意識バイアスについて勉強会を行った際には、大学の先生をお呼びして、少女漫画・少年漫画に描かれる女性らしさ・男性らしさを解説してもらいました。

また、マーケットだけでなく、社内システムにDE&Iを組み込むことも本当に大切だと感じています。熱心な社員がいるときはその企業のDE&I推進が非常に盛り上がるものの、担当者が退職したりすると、醸成されていたエネルギーがガクッと落ちてしまうのです。属人的なDE&Iは非常に危険だと思うので、経営層のコミットメント含め、しっかり社内のシステムに組み込むところまで取り組んで初めて、サステナブルなDE&Iが日本でも推進できるのではと考えています。

 
氏名

神谷

本日は、国内ではまだまだ前例の少ない中、豊富な経験をお持ちのお三方より、日本のIT業界における多様性推進を加速させるためのたくさんのヒントをいただきました。DE&Iは業界・社会が一丸となり、かつ長期的に取り組む必要のある大きな課題だということがよくわかりました。本日のディスカッションを機に、お三方だけでなく聴講者の皆さまとも一緒に、より一層IT業界の多様性推進に取り組んでいけたらと思います。本日はご参加いただきありがとうございました。

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