満足度100%施策が続出!
~女性横断組織「CAramel」5期活動レポート~

女性のキャリア

「十人十色の働き方を応援する」を掲げる女性横断組織「CAramel」は、2017年の発足以来、多岐にわたる取り組みを推進しています。2022年度にあたる5期の活動内容と、次年度の活動方針についてご紹介します。

満足度100%の施策多数。
3つの軸で活動した1年

── 5期はどんなテーマで活動したのでしょうか。
 

氏名

CAramel
代表
鈴村

CAramelは「十人十色の働き方を応援する」をテーマに掲げて活動していますが、最近はコロナ禍によって新しい働き方が進む一方、“繋がりの希薄化”を課題に感じていました。

そのような中今期は、私たちがいま必要だと思う機会づくりを推進し、「キャリア支援チーム」「活躍支援&光当てチーム」「ロイヤリティ向上チーム」の3つの軸でチームごとに活動しました。

運営メンバーはサイバーエージェントで長く働き続けられる環境作りや、女性活躍推進に強い想いを持ち、各部署で活躍している女性社員に声をかけました。目指すものを意思統一した上で活動できたと思います。

── 5期の活動を振り返ってみて、いかがでしたか。
 
氏名

CAramel
代表
鈴村

“繋がりの希薄化”に対しての施策を、数多く実施出来たのが良かったです。

参加者からは「刺激を多くもらえた」「仕事の活力が湧いた」といった前向きな声が多く寄せられ、事後アンケートで満足度100%のものが続出しました。全体を通じて、業務外の横やナナメの繋がり作りが好評で、今後も継続して欲しいとの声が多かったですね。

これからも女性社員の関心や満足度が高い施策を実施していきたいと思います。

各チームの活動内容について、チームリーダーからお話しします。

「安心して働く環境づくり」
キャリア支援チーム

── キャリア支援チームは、どんな活動をしてきましたか?
 

氏名

CAramel
幹部
永友

サイバーエージェントの女性社員が、安心して健やかに働けるよう「卵子凍結補助」の導入に向け活動してきました。2022年7月に「卵子凍結補助」制度化が決定し、キャリア支援チームでは「プレコンセプションケア」の正しい知識をお伝えするイベントと少人数でのランチ会を実施しました。

(左)「キャリカイ」(右)「CAraMeets」
(左)「キャリカイ」(右)「CAraMeets」

── 活動による手応えと反響はいかがでしたか。
 

氏名

CAramel
幹部
永友

「プレコンセプションケアイベント」は多くの女性社員が参加し、満足度も100%に到達するなど、関心の高さを感じることができました。また、イベント参加者の半分は後日のランチ会にも参加。イベントだけでは伝えられなかった細かな相談や、女性ならではの悩みへの寄り添いも実現でき、満足度の高いイベントになったと感じています。

今後も社員や働く女性が持つ、キャリアとの両立で悩む身体の不調や将来への漠然とした不安に寄り添い、正しい知識をお伝えする機会をつくっていきたいです。

「役員との接点づくりを推進」
活躍支援&光当てチーム

── 活躍支援&光当てチームは、どんな活動をしてきましたか?
 

氏名

CAramel
副代表
白土

サイバーエージェントグループの中で活躍する女性社員に光を当てることと、活躍社員が長く働き続けられる土台を整えることを目的として、2つの施策を実施しました。1つは事業部から推薦された女性社員と役員との接点を創出する「CAraめるBAR」。管轄は近いものの直接接点が少ないナナメの役員と組み合わせることにこだわって人選を行いました。もう1つは、多様な働き方で活躍する女性社員とつながる機会を創出する「カラめし」です。今月にかけて実施予定ですが、すでに多くの応募があり、良い機会にできるのではないかと思っています。

── 活動による手応えと反響はいかがでしたか。
 

氏名

CAramel
副代表
白土

「CAraめるBAR」はとにかく参加者の満足度が高く、各役員と話しをすることで「事業部の今と未来への理解が深まった」「目線が上がった」「CAで長く働き続けたいと思った」などポジティブな声が寄せられました。役員からも、今後もこういった機会を持ちたいと声をもらったので、更にスケールアップさせた形で各事業部にまだまだいる活躍社員の発掘・引き上げ機会を作っていければと考えています。

「若手社員のキャリアを支援」
ロイヤリティ向上チーム

── ロイヤリティ向上チームは、どんな活動をしてきましたか?
 

氏名

チーム
リーダー
中村

入社5年目以下の社員を対象に、組織へのロイヤリティ向上を目的にして活動しました。実施したイベントは2つで、1つはコーチングの資格を持つ講師を招いた自己理解イベント「キャリカイ」、もう1つは同世代の繋がりをつくる懇親会「CAraMeets」です。活動内容を決める前に、入社5年目以下の社員にインタビューを行ったところ、「将来のキャリアに漠然とした悩みを抱えている」「同世代と繋がったり、情報交換がしたい」という声が多くあがり、それを少しでも解決出来るようなイベントにしようと企画しました。

── 活動による手応えと反響はいかがでしたか。
 
氏名

チーム
リーダー
中村

「キャリカイ」では、これまで気づいていなかった自分の強みや欲求を可視化するワークを行いました。「今の仕事で自分の強みを発揮できてるか」「今の仕事が将来のなりたい姿につながってるか」を見つめる機会になったと思います。

「CAraMeets」では、現場で活躍している若手社員を招いたクローズド懇親会を実施しました。同期入社でも初めて会ったという人がたくさんいて、コロナ禍による繋がりの希薄化は想像以上でしたね。それぞれが抱えてる悩みと乗り越え方などを赤裸々に話して、時に涙するシーンもあり、エモーショナルな会になりました(笑)参加者からは「刺激をもらえた!」「自分も同世代に負けずに頑張ろうとエネルギーがわいた」といった声がたくさん寄せられて、活躍者同士の同世代での繋がりから得られるものは大きいと私達自身も感じました。

「CAramel」6期の活動方針について

氏名

CAramel
代表
鈴村

今月から始動する6期は「女性の十人十色の働き方を応援して、広めていく」がテーマです。「キャリア支援」「活躍支援&光当て」「広報」の3チームでの活動予定です。広報チームを新たに追加した理由には、女性活躍支援の新しい取り組みとして、社外の方からお問い合わせをいただく機会が増えたためです。サイバーエージェント・CAramel発信で、働く女性をエンパワーメントしていけるよう取り組んでいきます!

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【前編】女性活躍推進組織「CAramel」、有志メンバーで6年間続いている理由

女性のキャリア

女性活躍推進組織「CAramel(カラメル)」は、2017年に発足した社内の有志メンバーで構成される横軸組織*です。
*所属部署やミッションの垣根を超えた社員で構成される、全社横断組織

サイバーエージェントで働く女性社員の課題に向き合い、これまでの6年間で数多くの施策を実施し、社内実績を積み上げてきました。

本記事では「CAramel」がどのように組織づくりを行い、満足度の高い施策を実施し続けられるのか、前編・後編にわたってご紹介します。【後編はコチラ】

これらの情報が、各企業の女性活躍支援・ダイバーシティ推進プロジェクトのご担当者や、有志メンバーによる組織運営の一助となれば幸いです。

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