新卒が届ける、研修のリアル
~307名の同期と過ごす4日間~

採用

創業当時から「採用・育成・活性化・適材適所」に力を入れ、人材への投資を積極的におこなってきたサイバーエージェント。
今年はビジネス・エンジニア・クリエイターの各コース合わせて、307名(単体)の新入社員が入社しました。
この記事では、全コース合同で行った2023年度新卒研修の様子を、実際に研修に参加し、採用人事に配属となった23新卒の藁品の目線からお届けします!

Profile

  • 藁品 友月
    2023年入社
    新卒採用人事
    新卒で2023年にサイバーエージェントに入社。内定者時代はインターネット広告事業本部スタッフ管轄ABEMA局にて、長期アルバイトを経験。入社後は新卒採用人事に配属となり、現在は広報を担当している。

研修の概要

今年度の新卒研修のキーワードは、「応援される新卒になる」「継続的な関係性を築く」の2つです。

右も左も分からない新入社員の私たちにとって、先輩社員から「応援される新卒」になることは欠かせないポイント。

また、研修を通して同期との関係性を築き上げることで、各部署に配属された後でも、「23卒」という1つのチームとして互いに支え合うことができます。

「サイバーエージェント社員としての基盤を固め、職種や事業部を超えた同期との、継続的な関係性を創ること」をゴールとした研修でした。

以下が4日間の研修のラインナップ。
今回はその一部を体験談としてお届けしていきます!

4日間の研修の流れ
4日間の研修の流れ

各研修レポート

1日目:入社セレモニー

入社セレモニーのテーマは「ミライにワクワクする入社式」。
会場に着くと、入り口には歴代の先輩社員が全社表彰で受賞しているシーンの写真や、実際のトロフィーが飾られていました。

『来年は新人賞を獲ってこのトロフィーを持ってみたい... 』
『いつか自分もあのステージに...』

未来の自分を想像し、夢が広がった瞬間でした。
社長の藤田からの祝辞もあり、ワクワクが止まらない入社セレモニーでした!

会場エントランスの装飾
会場エントランスの装飾
23年入社の新卒307名
23年入社の新卒307名

同期の声
・新しい環境で少し不安でしたが、一日を終えて不安がワクワクに変わりました!
・多くの同期を直接目にして、より一層入社後の仕事のモチベーションが上がりました!
・遂に、始まった!と思いました。学生から社会人にスイッチを切り替えられました。
・社長の言葉をはじめ、入社の意欲が高まるコンテンツで溢れていたので、仕事へのモチベーションが上がりました。

2日目:カルチャー研修

カルチャーとは、その企業が大切にしてきた独自の価値観や行動規範のこと。
私たちもサイバーエージェントのカルチャーをいち早く自分のものとし、周りから「一緒に働きたい!」と思われるような新卒になることを目指してこの研修に取り組みました。

研修は6人1組のチームに分かれて進みます。
お題は「サイバーエージェントのミッションステートメント(行動規範)を自分たちの言葉で言語化し、カルチャーブックを作ること」。

ミッションステートメント
サイバーエージェントのビジョン「21世紀を代表する会社を創る」を達成する過程の基本ルール(行動規範)となるもの
 

カルチャーブックの制作説明
カルチャーブックの制作説明

まずは、オウンドメディアや社内限定コンテンツを読み、会社の「過去」を学んでいきます。
社員がこれまで大切にしてきた価値観や考え方を知り、1つひとつのミッションステートメントに込められた意味を紐解いていく作業です。

そしてチームで話し合い、自分たちが考えるミッションステートメントの定義を1つにまとめます。異なる解釈を持ったチームメンバーたちと価値観を擦り合わせながらまとめる作業は、難しいと感じるとともに気づきが多く、楽しい時間となりました。

次に、これらのミッションステートメントの中から、「自分の強みと重なるもの / 弱みを補うために必要なもの」を抜き出し、個人の行動指針へと落としていきます。

会社のミッションステートメントを今後の自分の行動に落とし込むことで、今回の研修のゴールである「一緒に働きたいと思ってもらえる新卒になる」ための、ネクストアクションを明確にすることができました。

そして最後に、チームメンバーへのプレゼンテーションと、お互いへのフィードバックを行います。
自分が先輩社員の目線に立って、メンバーに対するフィードバックを考えることにより、「一緒に働きたいと思われる新卒」にさらに近づくことができたような気がします。

同期の声
・ミッションステートメントを解釈して、自分の言葉で言語化するというのが思っていた以上に難しかったですが、ためになりました。またカルチャーへの理解も深まりました。
・チームのメンバーと議論しながらワークを進めるのが楽しかったし、それを通してCAのカルチャーの理解が深まった!
・就活生の時に一人でHPなどの情報から見ていたカルチャーへのイメージと、今回の研修で同期と話しながら作っていくカルチャーのイメージでは解像度の上がり方がかなり違って、参加できて本当に良かったなと思います!
・カルチャーを知りながら、自分の強みや弱みをどう伸ばしたり克服していくかを知れた点がよかったです!

4日目:チームワーク研修

4日目に行われたのはチームワーク研修。
コンセプトは「歩み寄り→越境」です。

得意なことや持っている価値観など、全く異なるバックグラウンドを持った同期たちがお互いに歩み寄り、職種を超えて「仲間」となることがこの研修の目的でした。

お題は「“23卒版”のミッションステートメントを、自由な形式で発表せよ」。
2日目のカルチャー研修で言語化した会社のミッションステートメントを元に、
自分達の代オリジナルのミッションステートメントを創るという内容です。

チームをブロックごとに分け、各ブロックの上位チームを選抜し、最終プレゼンに参加するチームを決定。最終プレゼンでは役員が審査員として参加し、役員・同期の投票を元に、各役員賞と総合優勝チームを決定しました。
 

プレゼントのクッション(左)とクッキー(右)
プレゼントのクッション(左)とクッキー(右)

アウトプットの形式も自由だったことにより、各チームのオリジナリティが溢れた発表となりました。

専務執行役員の石田からは、「今日決めた23のミッションステートメントは、みなさんにとっての立ち戻る場所。仕事で辛いことがあっても、一度思い出して頑張ってほしい。」とのコメントをもらいました。

私のチームは、ビジネスコース3名、エンジニアコース2名、デザインコース1名の計6名で構成されていました。お互いの得意とする分野や持っている価値観が違うことで意見が分かれ、最初はつまずくことも多々ありました。しかし研修を共にする中で、意見の違いは「多様性」と捉えることでプラスに変え、各メンバーの強みを生かし、弱みを補い合う関係へと成長することができました。

配属後のこれからの業務においても、「職種を超えて連携すること」、「異なる価値観を持つメンバーと1つのプロジェクトを遂行すること」が求められる機会は多いかと思います。
また、与えられた時間をうまく配分し、アウトプットの質にこだわる力は、プロダクト作りなど今後の業務に直結します。

この研修では、23新卒の行動指針を創ることができただけではなく、今後に繋がる多くの力を得ることができました。
職種を超えた同期の絆は、これからも大切にしていきたいです。

同期の声
・職種を超えて一緒に成果物を作る過程で、お互いの仕事の進め方、考え方の違いを知れたのでとても勉強になりました。
・優勝できなかったことはめちゃくちゃ悔しかったですが、チーム全員でミッションステートメントを考え、まとめたことで理解やビジョンの質を上げることができました!
・改めて職種を超えて協力して、ミッションステートメントを考えたことでサイバーエージェントで働くことが楽しみになりました。また、何かあった時の精神的支柱として今後立ち返るふるさとのようなミッションステートメントができてよかったです。
・本当に多彩なチームメンバーで自分のキャリアとしっかりと向き合いつつ、最高のクリエイティブが生み出せた、贅沢な時間を過ごさせて頂きました!!本当にメンバーを尊敬してますし、23卒ってすごい!!と改めて思いました!!
・ビジネス職とエンジニア職それぞれの価値観を共有してミッションステートメントを作成することができてとても楽しかったです。より仲が深まって、この先も仲良くできたらいいなと思いました。

会社からのプレゼント

入社を記念して、人事からオリジナルのクッキーと、クッションのプレゼントがありました。

クッションは「CA Creative Center(CCC)」主催で行われた、クリエイティブコンペ「CyberAgent Creative Cup」の優勝案だそうです。

CAの形をしたかわいいクッションは、リモートワークの味方です...!
私たちのことをすごく考えて作ってくれたということが伝わってきて、「本当に入社してよかったな」と改めて感じました。

最後に

人事の皆さんの想いが詰まった4日間の研修を終え、今年度の研修テーマであった「応援される新卒になる」「継続的な関係性を築く」を無事に達成することができました。
23新卒はこの研修で学んだことを生かし、配属後も支え合いながら各部署で輝いていきます!

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2022年に新卒入社し、グループIT推進本部 CIUでエンジニアを務める渋谷は、Go領域のNext Expertsも担当しています。サイバーエージェントグループの事業を支えるプライベートクラウドを開発する渋谷に、クラウドネイティブに求められる技術や、Goのプロダクト導入のノウハウを聞きました。

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