挑戦の先の「成長」を掴み取れ!
内定者が語る「サキドリ選考」を受けるメリット

採用

サイバーエージェントでは、エンジニア新卒採用の早期選考として「サキドリ選考」を実施しています。本選考では、学生の皆さんの成長を願って、人事や現場エンジニアが面接へのフィードバックを行っています。今回は、昨年の「サキドリ選考」を受けた内定者2人に、選考を受けようと思った理由やどのようなメリットがあったのかなどを聞きました。

■サキドリ選考とは
サイバーエージェントの新卒エンジニア採用の早期選考です。職種別にある募集条件を満たしていれば、どなたでも選考を受けていただけます。「サキドリ選考」では、面接を受けた皆様に現場エンジニアから技術力に関してアドバイスをさせていただくほか、2次面接を通過された方を対象に、人事から就職活動におけるサポートをさせていただきます。

当社が規定する基準を満たしている方は、一部選考フロー免除の特典が適応される場合がございます。また、「サキドリ選考」でお見送りになった方も、本選考にて再チャレンジしていただくことが可能です。

エントリーページ

<エントリー期間>
2021年8月10日(火)~9月30日(木) 

Profile

  • 干飯啓太さん
    2022年4月に、データサイエンティストとして入社予定の内定者。

  • 鍛冶維吹さん
    2022年4月に、Webフロントエンジニアとして入社予定の内定者。

就職活動にいかせるフィードバックと早期内定が魅力

──「サキドリ選考」を受けようと思った理由を教えてください。
 

氏名

干飯さん

面接へのフィードバックをもらえるのが1番の理由です。就職活動において面接内容をブラッシュアップするためには、自分で仮説を立て改善していくことになると思います。「サキドリ選考」では、面接官から直接、改善ポイントを教えてもらえる。客観的な意見を次にいかすことができるので受けてみようと思いました。

また内定が出れば、本来春先まで続くはずの就職活動を早期に終えることができ、研究や勉強などに時間を費やせることも大きなメリットだと感じていました。

氏名

鍛冶さん

私もフィードバックをもらえることが理由でした。就職活動が本格化する前に、自分にとっての道標になるように受けておこうと考えていたんです。今の実力がどれくらい評価してもらえるのか知りたいという気持ちもありました。

──選考を受けるにあたって、事前に準備しておいて良かったことはありますか?
 
氏名

干飯さん

就職活動で必ず聞かれる志望理由や研究などのまとめのほか、サイバーエージェントのことをしっかり調べることです。ホームページに掲載されているプレスリリースやTwitterから流れてくる技術資料などは細かくチェックしていました。どのようなプロダクトを提供しているのか、どういった技術を扱っているのかなどを把握し、そこから疑問に感じたことを面接時に質問することで、会社理解を深めることができました。

氏名

鍛冶さん

私は、入社後のビジョンを強くアピールできるように準備していたことです。今まで自分が取り組んできたことを振り返った結果、黙々と技術を追求し続けるよりも、チームで開発に取り組み、サービスをグロースさせることに貢献していく方がやりがいを感じると思いました。もちろん、エンジニアとして一人前になるのが必須条件だと考えていますが、ビジネスサイドの視点も持てるようになっていきたいとアピールしました。

──「サキドリ選考」を受けたとき、どれくらいの開発経験があったでしょうか?
 
氏名

鍛冶さん

もともと大学の授業や研究でプログラミングには触れていたのですが、Webフロントの技術を触り始めてからはまだ半年ほどでした。面接を受けていた当時は、サービスづくりをようやくはじめたくらいだったので、正直「サキドリ選考」で受かる自信はありませんでした。

氏名

干飯さん

私もプログラミングは、大学の授業や研究で触れている程度。「サキドリ選考」を受けていた時期に、企業のインターンシップに参加し初めてチーム開発の経験をしていたくらいなので、即戦力と言えるようなレベルではなかったと思います。

──内定を獲得できた要因は、なんだったと思いますか?
 
氏名

干飯さん

これまで努力してきたことを根拠として、今後も、挑戦していきたいと自信を持って話せたことが大きかったと思います。面接では、子供の頃からサッカー部の主将としてチームを牽引し、目標に向かって頑張ってきた経験のほか、大学・大学院に進学してからも目指していた学会に向けて研究に励んできたことを話しました。これまで地道に努力し続けてきた姿勢から、入社後も活躍できそうだという評価をいただけたのではないかと考えています。

氏名

鍛冶さん

高い目標を掲げて精進してきた経験があり、入社後も同じように頑張れそうだとポテンシャルを感じていただけたのではないかと思っています。大学ではラクロス部に入部し、部活動に打ち込んできました。そこでは、最終的なゴールを達成するために、小さな目標をクリアしながらチームで前進していく力を培いました。面接では、入社後もその力を発揮していきますとアピールしました。

目指すべきキャリアパスが明確に

──面接官から、どのようなアドバイスがあったのでしょうか?
 

氏名

干飯さん

技術面に関しては、開発効率や運用のしやすさを意識することが大切だと教えてもらいました。研究と違い、仕事をしていると1つの業務だけに多大な時間を割くことが難しい。例えば、Pythonにはfor文をはじめとして、NumpyやPandasにも遅い処理方法・速い処理方法があり、開発におけるボトルネックになる箇所がいくつかある。そういった課題への対策としてcProfilerやline_profilerを用いた解析のほか、メモ化や並列処理(multiprocessing)などについて勉強しておくともっと成長できるとアドバイスをいただきました。

技術面以外の面接対策においては、より明確に話せるようにしておいた方がいいポイントをいくつか教えてもらいました。特にキャリアパスに関しては、人事の方が面接とは別に時間を設けて、そもそもどの職種を目指したいのか、サイバーエージェントで何を成し遂げたいのかなど、一緒に考えを深めてくれたことが有難かったです。

氏名

鍛冶さん

技術面では、まずは圧倒的に不足している開発経験を積むと良いとアドバイスしていただきました。また、コードを書けるようになることに執着しているが故に視野が狭くなってしまっていることを指摘されました。単に「動く」だけでなく、より視座を高く持ち、テストのしやすさ、拡張性、可読性などに配慮しコードに落とし込んでいくことが重要なのだと学びました。

就職活動については、私ももう少し先を見越したたキャリアパスを考えておいた方がいいとアドバイスをもらいました。サイバーエージェントには「エンジニア」と一言で言っても、担当領域のエキスパートとして技術を研鑽する人、マネジメントに進む人、テックリードとしてプロダクトを牽引する人など、さまざまなキャリアのロールモデルがあることを教えていただき、自分が持っている野望と照らし合わせて目指すべき方向を考えることができました。

──現場エンジニアと話して、どのようなことを感じましたか?
 
氏名

干飯さん

面接時、どのような業務に携わっているのか質問したところ、現場エンジニアの皆さんが楽しそうに話されていたのがともて印象的でした。面接官の1人で、MLOPsの開発に携わっている方がいたのですが、自ら手を上げてやってみたいと申し出たところ任せてもらえてプロジェクトが進行中だと目を輝かせて語っていたんです。実際に働いている方の話を聞くと、若いうちからエンジニアとして挑戦し、成長していけるんだと感じましたね。

氏名

鍛冶さん

面接官の方が、「このサービスは、まだこういう改善点があるんだ」と、技術が主語になるのではなく、サービス自体を主語にしてより良くしていこうと考えていたことがとても印象に残っています。技術を極めていく人もいれば、技術の力でサービスをグロースさせることで貢献する人もいて、サイバーエージェントには様々なキャリアパスを歩んでいる人がいると感じました。

スキルを伸ばす、研究に専念するなど時間を有効に使える

──早期に内定を獲得して、良かったことはありますか?
 

氏名

鍛冶さん

早くから内定者アルバイトをできたことは、非常に良い経験になっています。現在、株式会社CAMで内定者アルバイトとして「Fensiプラットフォーム」という基盤の開発に携わっていて、拡張性を意識したコーディングを学ぶ上でとても勉強になっています。実際に働いて、実務で求められる技術レベルがやっとわかりました。想定していたことの何倍も高いレベルが求められていることに気づきましたね…!まだまだ実力が足りないことがわかり絶望しましたが、逆境に燃えるタイプなので頑張ろうと思っています!

氏名

干飯さん

そうですよね。私も早くから内定者アルバイトに取り組めたことで、サイバーエージェントで働くイメージをより明確にできました。私の面接官の1人が、AI事業本部のDynalystというプロダクトの開発チームに所属している方で、話を聞いているうちに興味を持ち、現在は同プロジェクトで内定者アルバイトをしています。そこで自分に足りないと感じた部分の勉強をどんどん進められていることに加えて、研究にも心置きなく取り組めていることも良かったと思っています。

──サイバーエージェントへの入社の決め手を教えてください。
 
氏名

干飯さん

若いうちから裁量を持って働ける文化があるからです。裁量を持って働くからこそ力がつくと思っています。長期のキャリアを考えると、若いうちに技術力を身につけておくことで先々の選択肢が広がるはず。また、「サキドリ選考」と並行して、コンサル、SIer、Web系企業の面接を受けていたのですが、サイバーエージェントは選考を進める過程で、私が目指すキャリアパスを実現できそうだと最も感じた企業だったので入社を決めました。

氏名

鍛冶さん

私も技術力を高められる環境に身を置きたかったからです。「エンジニアとして力がつく」ことを大切にして企業選びをしていました。就職活動では干飯くんと同じように幅広い業界を受けていたのですが、将来的にどの道に進むにしても、まずは開発現場で経験を積むことが大事だと思っていたんです。経験から裏打ちされる自信を持つことによって、冒頭でもお話したキャリアパスに繋がるのではないかと考えました。

──学生へのメッセージをお願いします。
 
氏名

鍛冶さん

受けて損はないんじゃないかなと思います。選考を受けるための準備に時間がかかるかもしれませんが、実際に面接官から直接フィードバックをもらえるのは、とても大きなメリット。就職活動の軸がまだ定まってない人も、面接を受ける過程で思考が深まり、進みたい方向性が見えることもあると思います。

氏名

干飯さん

もし「サキドリ選考」でお見送りになったとしても、本選考には影響がありませんし、面接官からのフィードバックはその後の就職活動にいかすことができます。ですので、少しでも興味があれば気負わず受けてみるのがいいと思いますね。

エンジニア採用人事からのメッセージ

「サキドリ選考」では、インターンシップや個人開発、研究など、これまで皆様が取り組んできたことを全力でぶつけてください。社員一同、皆様の成長を願って、現場目線で率直にフィードバックさせていただきます。

就職活動において、大事にしてほしいのは「エンジニアとして力がつく会社」を選ぶこと。ビジネスの世界において、やりたいことが常にできるなんてありえない。だからこそ、「自分のキャリアを自分で選択できる」ようになっていただきたいと思っています。

そのために重要なのは、若いうちから「成長」できる環境に身を置くこと。私たちは、「裁量」を持って「挑戦」していくからこそ、その先に「成長」があると考えています。サイバーエージェントは「失敗を恐れずとにかく挑戦してみること」を大切にしています。エンジニアとして成長し続けたい、挑戦し続けたいと考えている方は、ぜひ「サキドリ選考」にチャレンジしてみてください!
 

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