もう一度“新卒”として挑戦できる、社会人向け新卒採用制度「Re:Career(リキャリア)採用」とは

技術・クリエイティブ

2023年にクリエイターコースでもスタートした「Re:Career(リキャリア)採用」は、社会人の方が新卒として入社できる社会人新卒採用制度です。
これまでの社会人としての経験を経て「もう一度、新卒として挑戦したい」と考える人に、新たなスタートラインを用意しています。

今回は、クリエイティブ人事責任者の中島に、リキャリア採用を始めた背景や実績、そしてどんな方にこの制度に挑戦してほしいかについて話を聞きました。

※エンジニアコース希望の方はこちら

リキャリア採用とは?

各採用の違い
各採用の違い

ー「Re:Career(リキャリア)採用」について教えてください。

中島:
リキャリア採用は、社会人の方が新卒として入社できる制度です。2022年にエンジニアコースで始まり、クリエイターコースは2023年からスタートしました。毎年数名がこの枠から入社しています。

クリエイター職の場合、学生時代に卒業制作などの創作活動に打ち込むあまり、就職活動のタイミングを逃してしまう方も少なくありません。卒業後はフリーランスやアルバイトをするという人も多く、「新卒で挑戦したかった」という声をこれまで多く聞いてきました。

もともとサイバーエージェントでは既卒の方を新卒として受け入れるケースがありましたが、より明確に道をつくるためにスタートしたのがリキャリア採用です。


ークリエイターコースで始めたきっかけは何だったのでしょうか?

中島:
きっかけになったのは、ある一人の社員でした。

その社員は、美大卒業後新卒で他社にビジネス職として入社し、3年ほど働いたのちにクリエイターとして当社へ中途入社しました。入社後はカルチャーにもすぐに馴染み、まるで新卒のように吸収しながら成長していく姿を見ていました。

本人と話している中で、「同期が欲しかった。もし新卒枠があったら受けていたかもしれない」と言われたことが印象的で、「こうした人が新卒として入社できる仕組みがあってもいい」と感じたんです。
その言葉をきっかけに、社会人がもう一度“新卒として挑戦できる”選択肢を用意しようと考えました。
 

  中島 さや香     /  クリエイティブ人事 / CyberAgent Creative Center クリエイティブマネジメント室 室長  
2007年に新卒で入社。以降、新卒採用、人事労務、オフィス企画など、多岐にわたるバックオフィス業務を経験。その後、2011年よりメディア事業管轄の人事組織を立ち上げ、HRBPとして約50のプロダクトに携わる。現在は、IP領域のHRBPを務めるほか、CyberAgent Creative Center内のクリエイティブマネジメント室 室長として、クリエイティブ組織や人材の観点から戦略的な人事施策や広報活動を推進している。
中島 さや香 / クリエイティブ人事 / CyberAgent Creative Center クリエイティブマネジメント室 室長
2007年に新卒で入社。以降、新卒採用、人事労務、オフィス企画など、多岐にわたるバックオフィス業務を経験。その後、2011年よりメディア事業管轄の人事組織を立ち上げ、HRBPとして約50のプロダクトに携わる。現在は、IP領域のHRBPを務めるほか、CyberAgent Creative Center内のクリエイティブマネジメント室 室長として、クリエイティブ組織や人材の観点から戦略的な人事施策や広報活動を推進している。

ーリキャリア採用のメリットを教えてください。

中島:
一番のメリットは、同期ができることだと思います。
実際にリキャリア採用で入社した社員に聞くと、全員が口を揃えて一番のメリットとして挙げます。中途入社でも同期はできますが、新卒の同期はやはり特別なものです。互いに刺激を受けながら、切磋琢磨できる環境があるのはリキャリア採用ならではの魅力です。

また、新卒と同じ研修・育成環境でスタートできることもメリットです。
クリエイターコースでは、1年間の育成プログラムを実施しています。内容は、入社後すぐに実施する約1ヶ月間の研修、1年間のトレーナー制度など多岐にわたります。
社会人経験を経て入社する方にとっても、自分のスキルや考え方を整理し、改めて成長の土台をつくる期間になります。


ー応募するにあたって、注意しておくべき点はありますか?

中島:
新卒入社ですので、待遇は新卒と同じ水準からのスタートになります(42万円~/月、年俸制504万円~)。
また、配属は本人の希望を考慮しつつも、最終的には会社全体で判断する仕組みです。希望する部署が確約されるわけではない点は、理解いただきたい部分です。

そして、周囲は新卒社員が中心の環境になるため、“社会人としての自分”を引きずりすぎず、もう一度新卒として学び直すようなマインドが大切だと思います。そうした前向きな姿勢がある人ほど、早く馴染み、成長していく印象です。
 

新卒のチャンスは一度きりではない

ー実際に入社された方はどのように活躍されていますか?

中島:
入社直後から安定したスタンスで仕事に取り組める方が多いです。
社会人経験を経ている分、自分の課題を客観的に見て行動できる人が多く、仕事への向き合い方がすでにできている印象です。

新卒として入社するという意識を持ちながらも、これまでの経験から得た視点を活かしてチームに貢献してくれています。


ーどんな人に応募してほしいですか?

中島:
年次や経験よりも、クリエイターとして生きていく覚悟があるかを重視しています。

最低限の造形力や審美眼といったスキルは必要ですが、クリエイターとしての就業経験は必須ではありません。学生時代でも社会人になってからでも構いませんが、何かしらクリエイティブに関わった経験がある方であればご応募可能です。

社会人になってから初めて知ることや広がる世界もあります。「もっと新しい世界を見てみたい」「新しい環境で挑戦したい」と考えている方に、ぜひ挑戦してほしいです。


ー最後に、応募を考えている方へメッセージをお願いします。

中島:
新卒のチャンスが一度きりしかないのは、もったいないと思っています。
リキャリア採用は、もう一度自分の意志で“新卒として挑戦する”ための制度です。

クリエイターとしての覚悟を持ち、もう一度新しいスタートを切りたい方に、ぜひ挑戦してほしいと思います。


参考リンク:クリエイターコースRe:Career採用ページ
 

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オンラインにて、リキャリア採用の会社説明会を開催いたします。
こちらのイベントに参加した方は、特別選考フローでご案内します。また、Re:Career採用で新卒入社したクリエイター社員が皆さんの質問にお答えします。(匿名可能)

少しでもご興味のある方は、ぜひお気軽にご参加ください!

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