【薬剤師社員が解説】健康管理がもっと便利に!家族の絆も深まる薬急便電子お薬手帳とは?

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ドラッグストアや薬局を中心とした医療機関のDXの推進を支援する(株)MG-DXでは、オンライン診療・オンライン服薬指導・処方せん事前送信ツールの「薬急便」を2020年12月より提供しています。
今回のアップデートでは厚生労働省の公表する電子版お薬手帳ガイドラインに対応し、マイナポータルと連携しました。
プレスリリースにあわせて、機能拡充した「薬急便お薬手帳」の魅力をMG-DXの薬剤師社員・廣瀬がわかりやすく解説します。

マイナポータルとの連携で広がる電子お薬手帳の可能性

氏名

編集部

廣瀬さんは、MG-DXへの入社前は薬剤師をされていたんですね。

氏名

廣瀬

はい、そうなんです!
直接患者さんと対話してきた薬のプロとしての視点を活かしてサービス開発やドラッグストア・薬局のDX推進に携わっています。

氏名

編集部

最近、電子お薬手帳アプリが色々出てきていますが、実はまだ使ったことがないんです…そもそも電子お薬手帳ってどういうものなんですか?

氏名

廣瀬

これまでの紙のお薬手帳を電子化したものです。
スマホで管理できるので必要な時に忘れる心配もなく、QRコードで簡単にお薬情報を登録することができます。
薬急便のお薬手帳では自動連携もできるので登録作業もいらないのが特徴です!

氏名

編集部

紙のお薬手帳ってなかなか持ち歩かないので、スマホですぐに確認できるのはとても便利ですね!
その薬急便お薬手帳がマイナポータルと連携したと聞いたんですが、どんなメリットがあるんですか?

氏名

廣瀬

電子お薬手帳は最近普及してきていますが、マイナポータルと連携できるお薬手帳はまだ少ないんですよ。
マイナポータルは、マイナンバーカードを使って、自分の健康・医療情報を政府のサイトで見られるサービス。薬急便お薬手帳は、そのマイナポータルからデータを取り込めるようになりました。

マイナポータルでのみ閲覧可能であった情報、例えば病院でもらった薬の情報や健康診断の結果、医療費の記録などを、スマホの中の電子お薬手帳でも見られるように。
わざわざマイナポータルにログインしなくても、お薬手帳を開けばサクッと確認できるので便利ですよね。

氏名

編集部

それは便利!
医療機関との情報共有もできると聞いたんですが、共有するメリットってあるんですか?

氏名

廣瀬

もちろんあります!
例えば、かかりつけの薬局とお薬手帳の情報を共有することで、薬の飲み合わせのチェックができるようになります。

病院を変えても、薬局が過去の薬の記録を全部見られるから、安心して薬を出してもらえるんです。
患者さんも自分の情報をしっかり管理した上で、必要な時に医療機関と共有できるので、お医者さんとのやりとりがスムーズになるんですよ

氏名

編集部

確かにそれは安心です。
ただ、健康診断結果などはセンシティブなデータなので個人情報の扱いが気になる人もいると思うんですが、その点はどうなんでしょうか?

氏名

廣瀬

当社は医療情報システムの運用指針であるガイドライン(通称:3省2ガイドライン)に準じたシステム構築・運用を行っています。

また、ISMS※1認証を取得し、社内での日常業務におけるセキュリティ対策をはじめ、専門企業による定期的な脆弱性診断など第三者視点からも対策を徹底しています。
※1 Information Security Management System:自社における情報セキュリティのリスクを管理する仕組み

氏名

編集部

なるほど!薬急便お薬手帳は安心して自分の健康と向き合える便利なツールなんですね。

氏名

廣瀬

そうなんです。
特にマイナポータルとの連携は、これまで定期的に触れる機会のなかった自分の医療・健康情報を手軽に一括管理できる秘密兵器だと思います。

家族の健康管理にも活用できる薬急便お薬手帳

氏名

編集部

薬急便お薬手帳は自分だけでなく、家族の健康管理にも使えるんですよね?

氏名

廣瀬

はい、その通りです。
薬急便お薬手帳は、家族間での情報共有ができることが大きな特徴です。
例えば、お子さんやご高齢の親御さんの救急車を呼ぶようなケガや急病の際、医療機関にお薬手帳の情報をすぐに伝えられるので、的確な処置につながるんです。

特に一人暮らしの高齢者の服薬状況を家族で見守ることで、飲み忘れや重複服用のリスクを減らせます。何かあった時のためにも、日頃から家族でお薬手帳を活用してもらえたら安心ですね。

氏名

編集部

家族みんなで健康管理に取り組む習慣が大事だということですね。

氏名

廣瀬

そうなんです。
実は、お薬手帳はPHR(パーソナルヘルスレコード)※2の一部なんです。
※2 個人が自分の健康情報を管理・活用するための仕組みのこと。お薬手帳もその1つとして位置づけられています。

PHRの活用によって自身の健康への興味関心を高めて健康寿命を延ばすことはもちろん、みんなで医療・健康情報を共有しながらコミュニケーションを取ることで、より良い医療やサービスを受けられる環境づくりを目指しているんですよ。

氏名

編集部

医療の世界でも、情報共有とチームワークが大切なんですね。

氏名

廣瀬

その通りです。薬急便お薬手帳は、利用者だけでなく家族も巻き込んだ健康管理のツールとして、PHRの推進に貢献したいと考えています。
薬急便お薬手帳が家族の絆を深めるきっかけになれば、それほど嬉しいことはありません。

そのほか便利な新機能が満載

氏名

編集部

マイナポータルとの連携以外にも、薬急便お薬手帳の推しポイントはありますか?

氏名

廣瀬

日常の服薬管理に役立つ機能がたくさんあるんですよ。
たとえば、設定した時間になると通知が届いて、お薬を飲むのを忘れないようにサポートしてくれます。
いつ・どのお薬を飲んだかを記録することもできるので、飲み忘れや飲み間違えを防げます。

氏名

編集部

確かに、毎日の服薬管理って意外と大変なんですよね。
このお薬っていつ飲めばいいんだっけ?とか、お薬の効果も気になるけどお薬の詳しい情報を調べるのが面倒で…。

氏名

廣瀬

そんな時も、薬急便お薬手帳からすぐに確認できますよ!
医療用医薬品だけでなく、ドラッグストアで買えるOTC医薬品の情報も調べられるんです。
お薬の効果や用法・用量、気をつけるべき注意点などを手軽にチェックできるので、自分に合ったお薬を選ぶのに役立ちます。

推したいポイントはたくさんあってここでは全部伝えきれないんですが…
ぜひ薬急便お薬手帳を多くの方に使っていただいて、家族みんなで健やかな生活を送るためのサポートができたら幸いです。

Profile

  • 廣瀬恭平 株式会社MG-DX 営業本部 コンサルグループ
    経歴:2020年にMG-DXへ中途入社。千葉大学医学部附属病院薬剤部や石垣島の薬局での薬剤師経験を活かし、現在は株式会社MG-DX 営業本部コンサルグループのリーダーとしてサービス開発やドラッグストア・薬局のDX推進に従事。

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