プロダンサーCyberAgent Legitの特別授業「ダンスの探求」がもたらす3つの教育効果

サイバーエージェントのプロダンスチームCyberAgent Legitのメンバー(ena、BBOY SHOSEI、KAI→、1ch、AYUNA、KANATO)が渋谷区立上原中学校に訪問し、特別授業「ダンスの探求」を実施しました。
本記事では、取り組みの背景や効果、上原中学校 保健体育科の吉田先生のインタビュー、当日の様子をCyberAgent Legit広報担当がお届けします。
プロダンサーの指導がもたらす3つの効果
CyberAgent Legitのメンバーが渋谷区立上原中学校で行った特別授業「ダンスの探求」。中学1年生と2年生を対象に2日間で実施し、総勢150名を超える生徒とダンスレッスンを通じて交流を図りました。
本取り組みでは3つの教育効果があり、豊かな学びの機会となったと感じています。
1つ目は、本格的なダンス技術や表現力を学べること。
今回は学校の保健体育の授業で習うダンスステップと、チームタイトル曲の振り付けをレクチャーしました。
ダンスの楽しさや、体を使って表現することの素晴らしさを体感することで、生徒たちの自己表現力や創造性も伸びていきます。
2つ目は、協調性やコミュニケーション能力が自然と身についていくこと。
ダンスの練習を通じて、チームワークや互いに助け合う精神が養われます。実際に生徒同士で披露しあう場面では、少し恥ずかしがりながらも学んだことをしっかりと表現しようと協力し合う姿が印象深かったです。
そして3つ目は、プロダンサーとの交流を通じて、将来のキャリアについて新しい視点を得られることです。生徒たちはダンスを職業として考えるきっかけになり、もしかしたら、未来のプロダンサーがこの中から生まれるかもしれません。
教育効果に加えて、ダンスがただの運動ではなく、立派な芸術であることに気づくことで、地域全体でのダンス文化の発展が期待されます。
国際的な大会での日本人選手の活躍によって、国内外でダンス競技が盛り上がりを見せていますが、CyberAgent Legitは渋谷区で活動するプロダンスチーム。ダンスを通して渋谷区をさらに盛り上げていくとともに、多くの人にダンスの魅力が伝わることを願っています。

教育現場からの声「価値観や自己表現の多様化に期待」

上原中学校 保健体育科の吉田先生にインタビューしました。
─ 今回なぜ学校としてLegitのダンス指導を受けようと思いましたか。
まず学校として様々な企業の方と連携し、色々な仕事をしている大人と触れ合う機会を
作るということを進めております。
そのうえで、保健体育の教員としては一昨年から体育祭の種目で曲選びから振り付け、フォーメーションまでを全部生徒が行い完成させ、全校生徒で踊る「全校ダンス」を実施していることから、ダンスそのものに学校として注力し始めたタイミングで、プロのダンサーの方に教えていただける機会は生徒に良い影響を与えるのではないかと思ったからです。
─ 実際に授業を経て、いかがでしたか。
ダンスが好きな子がいる一方でシャイな男の子が混在していましたが、みんなが楽しそうに授業を受けていたことが印象的でした。ダンスに対するイメージがもっと身近になり、
男子も「恥ずかしい」よりも「踊れたらかっこいい」という考えに変わってる子がたくさんいたと思います。今後保健体育のダンスの授業では、取り組み方が変わるだろうと確信しております。
この渋谷では多様性や個性を尊重するような 流れがあり、上原中学校でも重視している点ですが、ダンスという一つの方法で自己表現ができたらいいなと思います。
今は生徒みんな同じダンスをしてますが、その中で表現が違ったり、ダンスそのものを自分で踊りたいという自己表現の一つの手段としてダンスをするような授業を目指したいと思いましたし、生徒にもそんな価値観を持ってもらえたら良いなと思います。
授業の終盤ではメンバーがチームテーマ曲に合わせたソロ回しを披露し大いに盛り上がりを見せました。
その後、生徒からCyberAgent Legitのメンバーへ質問の時間を設けました。
質問.ダンスが上手になるにはどうしたらいいですか?
ena:私は人の真似をすることだと思います。上手な人のモノマネでいいので、その人をとことん研究して自分のものにしていくことが大切です。
AYUNA:まずは1つのことを追求することを大切にしています。ダンスのレッスンでは様々なことを教わると思いますが、全部を一気にやろうとしても中途半端になってしまうので、1つのことをまずはとことん追求する。出来なくても、諦めずにやり続けることが大事だと思います。
KAI→:僕はずっと好きでい続けることかなと思います。
時にいやになってしまう場面もあるかもしれないけど、「好きでいる」という想いが必ず身も心も動かす原動力になっていると思います。
KANATO:僕は当たり前のことを当たり前にやることですね。
ダンスの練習をするのは当然だけど、それ以前に挨拶をするだったり、時間を守るだったり、人として当たり前のことが当たり前に出来ていることが大事だと思います。
BBOY SHOSEI:僕は憧れの人を作ることだと思います。憧れの人の真似や研究を沢山していつか絶対超えてやるぞ!と思いながらとにかく練習することを意識していました。
「人の真似をする・研究をする・好きでい続ける・当たり前のことを当たり前にやる・憧れの存在を作る」ということはどんな目標達成や探究活動にも共通して必要なことであり、生徒の心に届いたことと思います。
また授業終了時には生徒から「今日をとても楽しみにしていました!」、「初めてLOCKダンスをやってみて凄く楽しかったです。尊敬しています!」など喜びの声が寄せられました。

CyberAgent Legitが出場するD.LEAGUE 24-25 SEASONは10月13日(日)より開幕しました。
今シーズンも更なる高みを目指し、沢山の方々にインパクトやワクワクを与えられるように努めてまいります。今後とも応援のほどよろしくお願いいたします。
■CyberAgent Legitについて
『21世紀を代表するダンスチームになる』 「CyberAgent Legit」は、世界のダンスコンテスト・バトルで活躍するメンバーが集結。ストリートダンスのHIPHOP・POP・LOCK・BREAKING・CHOREOGRAPHYなど様々なジャンルを得意とし、チーム名「CyberAgent Legit」は「Legit=質の高い本物」のダンスを届けるという想いから命名。
リーグ屈指のチームワークで魅せるスキルフルなダンスは多くのファンの支持をあつめ、「D.LEAGUE 22-23 SEASON 」、「D.LEAGUE 23-24 SEASON 」2年続いて「REGULAR SEASON 優勝」、「CHAMPIONSHIP 準優勝」の実績をもつ。
また、2024年1月に英国のオーディション番組「BRITAIN'S GOT TALENT SERIES 17」に出演し、ゴールデンブザーを獲得。日本国内にとどまらず、海外にも挑戦の幅を広げている。
■D.LEAGUE公式サイト
https://home.dleague.co.jp/
■CyberAgent Legit公式Instagram
https://www.instagram.com/cyberagentlegit/
■CyberAgent Legit公式X
https://twitter.com/legit_cyber
■CyberAgent Legit公式TikTok
https://www.tiktok.com/@cyberagent_legit
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